2015年11月09日
お役立ち情報 S (生活)
安くなる??
毎日使う電気、ガス、自由化後にどうなっていくのでしょうか?
参考までに。
光熱費が安くなるかもって本当?
電気に続き、ガスの小売り自由化が始まる。現在は住所によって供給会社が自動決定するため「言い値」に従うほかないが、スマホや携帯のように「乗り換え」できるのは、消費者にとってありがたい話である。
2016年から始まる自由化で、光熱費は安くなるのか? 低価格戦略はもちろんのこと、電話や携帯などとの「セット割引」もOKなので、今より安いプランは見つかるだろう。ただしガスの自由化は1年遅れの2017年で、来年は前哨(ぜんしょう)戦に過ぎない。1年間は様子を見ていたほうが良さそうだ。
■自由化後も存在する「料金規制」
現在、電気や都市ガスの供給会社は「住所」によって決まり、個人には使う/使わないの選択肢しかない。これは電気事業法、ガス事業法によって運輸大臣の許可を受けたものしか供給できないと定められているからで、安定した供給ができるか?勝手に値段をつり上げたりしないか?をチェックするのが目的だった。来年から始まる自由化ではこの規制が緩和され、新規参入が可能になる。いくら法律の定めとはいえ、独占状態であれば価格を下げようとする努力は薄れてしまうので、それを解消するのも自由化の目的のひとつだ。
自由化が始まったら、かえって値上がりしないのか? これもあり得る話で、原料が高騰すれば、各社とも値上げするだろう。ただしこれは現行制度でも同じで、とんでもない値段になれば市民は生活もままならない。そこで誕生したのが「料金規制」で、生活できないような金額になるのを防ぐ仕組みがある。自由化後も4〜6年は料金規制が続けられ、「もう大丈夫」となってから廃止される予定なので高騰する心配はない。
■ガス+電気は最強コンビ?
供給会社を乗り換えると、どんなメリットがあるのか? 今までの半額になることはないだろうが、「その他」の特典が受けられる可能性は高い。ほかの分野との「セット販売」が許されているからだ。
電気の小売りにはすでに多くの企業が名乗りをあげ、
・携帯電話会社 … 電気 + 携帯の通信料
・ガソリン会社 … 電気 + ガソリン
のセット販売が検討されている。電気代を大幅に下げられなくても、トータルで「お得」なプランが選べるようになるのだ。
なかでもユニークなのが「保険」との組み合わせで、保険は年齢や等級による「割引制度」はOKだが、状況に応じて値段を変える「値引」はできない。「今だけ10%Off!」的なCMがないのもこれが理由で、その代わりにガスや電気代を安くする作戦、と考えられる。値引きできないタバコを1カートン買うと、「おまけ」にライターがもらえるのと同じ発想だ。将来的に規制されないとは言い切れないが、保険は値引き不可能な商品だけに、消費者にとって魅力である。
すぐに乗り換えるべきか? 安くなるならもちろん「あり」だが、再来年のガス自由化が始まってからでも遅くはないだろう。
暖房、調理器具、給湯器など大きなエネルギーが必要な機器は、ガスか電気が一般的なので、供給する側はこの二つをセット販売したいのが本音。オール電化もガス派のひともおさえられるので、どちらが増えても売り上げが減る心配がないからだ。ガスも自由化される2017年こそが正念場になりそうなので、来年は「ようす見」を決め込むのもありだろう。
■まとめ
・電気は2016年、ガスは2017年から小売り自由化が始まる
・現在は選択肢がないガス/電気会社を、消費者が選べるようになる
・携帯の通信料金やガソリンなどとの「セット販売」も検討されている
・真打ちは電気とガスのセット販売。2017年が山場になりそう…
マイナビスチューデント 11月4日 19時13分 より
規制緩和が進んで、自由化の波が訪れていますが、私たちも正しい情報をつかみ、学んでいくことも必要になってきますね。
セット販売によるセット割って、少しややこしく感じるのは私だけでしょうか?
しかも何年契約とか縛られるのかな...
どこの会社も顧客を掴むのに大変なのでしょうね。
消費者の目も厳しいですから...
毎日使う電気、ガス、自由化後にどうなっていくのでしょうか?
参考までに。
光熱費が安くなるかもって本当?
電気に続き、ガスの小売り自由化が始まる。現在は住所によって供給会社が自動決定するため「言い値」に従うほかないが、スマホや携帯のように「乗り換え」できるのは、消費者にとってありがたい話である。
2016年から始まる自由化で、光熱費は安くなるのか? 低価格戦略はもちろんのこと、電話や携帯などとの「セット割引」もOKなので、今より安いプランは見つかるだろう。ただしガスの自由化は1年遅れの2017年で、来年は前哨(ぜんしょう)戦に過ぎない。1年間は様子を見ていたほうが良さそうだ。
■自由化後も存在する「料金規制」
現在、電気や都市ガスの供給会社は「住所」によって決まり、個人には使う/使わないの選択肢しかない。これは電気事業法、ガス事業法によって運輸大臣の許可を受けたものしか供給できないと定められているからで、安定した供給ができるか?勝手に値段をつり上げたりしないか?をチェックするのが目的だった。来年から始まる自由化ではこの規制が緩和され、新規参入が可能になる。いくら法律の定めとはいえ、独占状態であれば価格を下げようとする努力は薄れてしまうので、それを解消するのも自由化の目的のひとつだ。
自由化が始まったら、かえって値上がりしないのか? これもあり得る話で、原料が高騰すれば、各社とも値上げするだろう。ただしこれは現行制度でも同じで、とんでもない値段になれば市民は生活もままならない。そこで誕生したのが「料金規制」で、生活できないような金額になるのを防ぐ仕組みがある。自由化後も4〜6年は料金規制が続けられ、「もう大丈夫」となってから廃止される予定なので高騰する心配はない。
■ガス+電気は最強コンビ?
供給会社を乗り換えると、どんなメリットがあるのか? 今までの半額になることはないだろうが、「その他」の特典が受けられる可能性は高い。ほかの分野との「セット販売」が許されているからだ。
電気の小売りにはすでに多くの企業が名乗りをあげ、
・携帯電話会社 … 電気 + 携帯の通信料
・ガソリン会社 … 電気 + ガソリン
のセット販売が検討されている。電気代を大幅に下げられなくても、トータルで「お得」なプランが選べるようになるのだ。
なかでもユニークなのが「保険」との組み合わせで、保険は年齢や等級による「割引制度」はOKだが、状況に応じて値段を変える「値引」はできない。「今だけ10%Off!」的なCMがないのもこれが理由で、その代わりにガスや電気代を安くする作戦、と考えられる。値引きできないタバコを1カートン買うと、「おまけ」にライターがもらえるのと同じ発想だ。将来的に規制されないとは言い切れないが、保険は値引き不可能な商品だけに、消費者にとって魅力である。
すぐに乗り換えるべきか? 安くなるならもちろん「あり」だが、再来年のガス自由化が始まってからでも遅くはないだろう。
暖房、調理器具、給湯器など大きなエネルギーが必要な機器は、ガスか電気が一般的なので、供給する側はこの二つをセット販売したいのが本音。オール電化もガス派のひともおさえられるので、どちらが増えても売り上げが減る心配がないからだ。ガスも自由化される2017年こそが正念場になりそうなので、来年は「ようす見」を決め込むのもありだろう。
■まとめ
・電気は2016年、ガスは2017年から小売り自由化が始まる
・現在は選択肢がないガス/電気会社を、消費者が選べるようになる
・携帯の通信料金やガソリンなどとの「セット販売」も検討されている
・真打ちは電気とガスのセット販売。2017年が山場になりそう…
マイナビスチューデント 11月4日 19時13分 より
規制緩和が進んで、自由化の波が訪れていますが、私たちも正しい情報をつかみ、学んでいくことも必要になってきますね。
セット販売によるセット割って、少しややこしく感じるのは私だけでしょうか?
しかも何年契約とか縛られるのかな...
どこの会社も顧客を掴むのに大変なのでしょうね。
消費者の目も厳しいですから...
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