この時点では、海軍水道は大きな余裕を持つこととなり、横須賀市に半原系統の分水及び走水系統の全面貸与を行った
その後も水需要は増加をたどり、昭和6年以降送水能力をあげるために ・沼間ポンプ場新設・半原水源地内ポンプ所新設、などを行ったが、それでも足りずに昭和12年には横須賀市への分水を打ち切るとともに、新たな水源を相模川本流に求め、昭和14年から有馬系統の工事に着手した
有馬系統の工事は、突貫工事で行われ、昭和16年に一部通水したが、完成は終戦後の昭和20年11月であった。
半原系統は戦後永らく横須賀市民の水道として親しまれてきたが、宮ケ瀬ダムによる水質の悪化のため、平成19年4月より取水を停止し、平成27年2月廃止となった
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