高橋)私がバーナンキさんと知り合ったのは、プリンストン大学に行ってからです
高橋)事務手続きに行くと、経済学の話をするのです。
そんなことを書いたのは、財務省のなかで私1人だけだったのです
飯田)バーナンキさんが研究していたテーマが「恐慌に対する銀行システム」の話であり、金本位制へ復帰せずにきちんとお金を積んで、流動性を確保した国の方がよかったという。
だから私はその話を日本でやりたかったのだけれど、リーマンショックのときには日銀に白川方明さんという、まったく真逆の人がいたのです
飯田)米連邦準備制度理事会がベン・バーナンキさんで、日本が白川さん
アメリカは大胆に金融緩和したが、日本はしなかった 〜日本は円高になり、雇用率も低下
高橋)そのときに安倍晋三さんと話をして、「こういうやり方があるのですよ」と言ったら、興味を持たれたのです
高橋)そして安倍政権になったとき、リーマンショックでベン・バーナンキさんが言ったような話ができたのです。
飯田)アベノミクスからのコロナ対応などのルーツには、ベン・バーナンキ氏がいるのです
https://news.yahoo.co.jp/articles/957dcddceec4ccb30c3560c4b3d5c2a5e105066e