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2022年01月25日

昨日10代からの友人を見送った。寂しい出来事をブログに書くことに悩みましたが、彼を忘れない為にも ブログに書き残すことにしました。

彼と僕は同い年 、10代の頃知り合い 共に夜の世界に飛び込んで、お互いに いろんな若気の至りってやつをしていた。2人で朝まで飲んで、気づいたら雑居ビルの下で寝てて、通行人に起こされた事もあった。

でも結局僕は、昼の世界の住人になり、彼は夜の世界の住人となって、時と共に なかなか会うことも、連絡しあうことも少なくなっていきました。

僕は彼の弱い姿を一度も見たことがない。いつ会っても前向きで、自分の生き方に自信を持っていた。自己中と言われれば それまでやけど、彼ほど自己中な人間は出会ったことがない。良い意味で、男前な生き方をしていた。そんな彼に僕は憧れていたし、嫉妬もしていた。

大病を患い入院した時も、僕が見舞いに行ったら、ニコニコしながらノンアル飲んでるし、とにかく 人前で弱音も はかないし、弱い姿を絶対見せない男やった。

けど、そんな彼が昨日は眠ってた。
白髪混じりの長い髪の毛。
剃らずに伸びた無精髭。
瞼が閉じ切ってない目。

名前を呼んでみた。眠ってる。
いつものニコニコしながら、おう!って返事も返ってこない。涙が溢れ出た

人は死ぬ時、走馬灯のように 今までの自分の人生の 映像を見ると言われているけど、彼の走馬灯の断片に 僕は現れたのだろうか。一度きりの人生の中で、友達は沢山出来るだろうけど、親友ってなんだろ。

僕は彼を忘れない。2022年1月24日を忘れない。人の人生って短命だったから 可哀想な人生だったとか、長生きだったから 幸せな人生だった とかじゃないと僕は思う。今となっては、彼の本心は わからない。けど、僕から見て彼は、自分の人生を 生き切ったと思っている。最後の最後まで男前に、カッコよく 彼らしい人生の終止符だったと思う。

今もどこかで、『何、俺のことブログネタにしゆうがなやー」って笑いながらビール飲みゆうがやろうね
そのうち僕もそっちに行くき、あの頃みたいに意味のない話をしながら、記憶がなくなるまで酒飲もうや。それまで一回ぐらいは、夢枕に出て来いよ。ビール片手にニコニコしながら…
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次回からのファンブログは、いつものファンブログに戻ります。ご清聴ありがとうございました。




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