約１年ぶりの湯場めぐりです。毎回温泉シーズンが終わる頃に再開する温泉紹介動画ですが、今回は 愛媛県に出張で連泊することになり、夜の1人の時間を有効に使うべく、温泉やら食事やらを撮り溜めした動画の一本です（笑）
久しぶりの湯場めぐりですが、愛媛県今治市高橋にある『竹庭 清正乃湯』に行ってきました。こちらの温泉は、竹林に囲まれマイナスイオンたっぷりの知る人ぞ知る、隠れた大人の名湯です。
『清正乃湯』命名の由来は、皆様御存知の『加藤清正』は、『清正公』として神格化され、子どもの守り神となって庶民に崇拝されていました。
明治に、この地の祖先が熊本より御神体を持ち帰り、現在の場所に祠(ほこら)を建立しました。
ある日、『加藤清正』が夢枕に立ち、
「雨に濡れておったのをお前が建て直してくれたので褒美をやろう！」「褒美とは？」とお尋ねしたら、笑っておられました。目が覚めてよく考えてみると、
この地に湯乃窪という地名があり、ひょっとして温泉が出るのではないかと思い、掘ってみると、このような良質の温泉が湧き出ました。
成分には虚弱児童の体質改善と、子どもの皮膚病などに効能があり、子どもの守り神である『清正公』らしい褒美だと思い、命名したそうです。冬は湯冷めしにくく、夏は汗をかきにくいさっぱり爽快、不思議な温泉です。
今回は800坪の竹林に趣の異なる5棟の温泉付き貸別荘(家族風呂)の一棟で、竹林に囲まれ、幻の銘木、桑や百日紅を使った匠の数寄屋造りで、ガラス張りの露天風呂感覚を味わえる木の香り漂う浴室の別荘『京都』に贅沢にも、お一人様で貸し切り入浴させていただきました。本音を言えば（撮影しやすかったので）
温泉地が多い愛媛県、まだまだ色んな湯場がありそうで、老後は楽しませてくれそうな予感がします。出来る限り湯場めぐりは続けていくので、今後とも湯人の参考動画になればと思います。宜しくお願いします。
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