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2023年10月26日

東京大学: 教員使用のパソコンから4341件の個人情報が流出の可能性東大、マルウェアで個人情報が漏洩した事件のまとめ

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東京大学は、2023年10月24日に大学院総合文化研究科・教養学部の教員が使用していたパソコンがマルウェアに感染し、約4,341件の個人情報が流出した可能性があると発表しました。

流出の経緯

2022年7月

在宅勤務中の教員が、正規の組織を装って送られてきた標的型攻撃メールを受け取りました。このメールに記載されていた講演依頼のURLをクリックすることで、マルウェアに感染。教員は後に「講演が中止」との連絡を受け取るも、この時点ではパソコンの感染にまだ気づいていませんでした。

2023年1月

外部の専門機関の指摘を受け、この事態が発覚。東京大学は直ちに警視庁に被害届を提出しました。

流出が疑われる情報の詳細

学内情報

教職員、学生、卒業生の氏名、学生証番号、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス等の2409件の情報。さらに、過去の学生の成績や試験問題24件、さらには教員の評価に関する30件の情報が含まれています。

学外情報

この教員が所属する学会の会員やイベントの参加者情報1082件、また、非常勤講師として他の大学で教える学生の情報796件が含まれています。

対策

漏洩してしまった個人情報は二度と取り戻せません。格安でマルウェア対策できるツールSiteLock
を導入していれば防げる事件でした。








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