2023年11月07日
西日本工業大、サイバー攻撃により2700件のスパムメール送信被害に - 個人情報流出の兆し無し
2023年10月19日、西日本工業大学は、学内で利用されているMicrosoft Office365のアカウントがサイバー攻撃の標的となり、約2700件のスパムメールが不正に送信されたことを発表しました。これは先月、2023年9月22日深夜に行われた一連の不正アクセスによるものです。幸い、現在のところ、個人情報が外部に流出した形跡は確認されておらず、直接的な被害報告はありません。
システムで何が起きたか
不正アクセスは2023年9月22日午前0時30分頃から1時頃にかけて発生しました。攻撃者は未知の方法でOffice365アカウントを乗っ取り、短時間で大量の迷惑メールを発信することに成功しました。
原因
詳細な侵入方法については明らかにされていませんが、一般にこの種の攻撃は、フィッシング詐欺やセキュリティの脆弱性を突いて行われることが多いです。
被害状況
被害は物理的なものではなく、電子メールを介した不快な迷惑メールの拡散にとどまっています。大学は迷惑メールを受信した全ての当事者に対し謝罪を行い、迅速な対応を進めています。
対応
西日本工業大学では、この事態を真摯に受け止め、メールアカウントのセキュリティ管理を強化しています。また、教職員および学生への情報セキュリティに関する意識啓発活動を積極的に行い、再発防止策を講じています。
この事件は、個人情報の保護とデジタルセキュリティの強化が如何に重要かを改めて浮き彫りにしました。西日本工業大学は、この一件を教訓とし、より安全な学術環境の確保に向けて努力を重ねていることを強調しています。
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