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国連安保理で閣僚級会合　上川外相　核なき世界へ「ヒロシマ・アクションプラン」実行を呼びかけ
3/19(火) 18:32配信


テレビ新広島

広島ニュースTSS

国連の安全保障理事会で「核軍縮・不拡散」をテーマにした閣僚級の会合が開催されました。

アメリカ・ニューヨークの国連本部で１８日に開かれた国連安保理の会合は今月、安保理の議長国を務める日本が核軍縮への機運を高めようと主催したものです。

【グテーレス事務総長】
「広島と長崎の原爆投下から８０年近くがたった今もなお核兵器は世界の平和と安全にとって明らかな脅威である」

演説した国連のグテーレス事務総長は広島と長崎の被爆者を「権力に対して真実を語る偉大な生き証人」とたたえたうえで、核保有国に対しては核軍縮への対話に応じていないと批判しました。

日本からは上川外務大臣が出席し、核なき世界の実現に向けた行動計画「ヒロシマ・アクションプラン」の実行を国際社会に呼びかけました。

【上川 陽子 外相】
「『核兵器のない世界』の実現に向けて現実的かつ実践的な取り組みを着実に進めていくことが重要です」

一方、アメリカと中国・ロシアは核軍縮をめぐり互いに非難しあうなど会合では核保有国の間の溝が改めて浮き彫りになりました。

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