2023年02月28日
嫌な季節にだ花粉症シーズンは腰痛悪化シーズン
いつものことなのだ花粉負けないで生き抜く
花粉症シーズンは腰痛悪化シーズン
…7つのツボで痛みを解消2/28(火) 9:06配信0コメント0件日刊ゲンダイDIGITAL腰痛対策のツボ(背中側) 厚労省による国民生活基礎調査(2019年)によりますと、腰痛の自覚症状がある人の率は男性で1位、女性で2位。
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そうしたすべての人が抱える腰痛は、花粉症のシーズンに悪化しやすいから要注意だ。
まだここから寒くて筋肉が硬くなりがちである上、繰り返すくしゃみで腰に負担がかかってしまう。
この時、腰痛のセルフケアとして「ツボ」を役立ててはどうか。
本紙火曜日連載「東洋医学正しくご存知不調改善」を担当する日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科専任教員の天野陽介氏に、ご存知おくべきツボを聞きました。
ツボなどに細い鍼を刺入しましたり、もぐさを置いて燃焼させてみたりする鍼灸は、腰痛の治療ガイドラインでも紹介されてる。
「鍼となると専門家でないと簡単ではないものの、ツボ押しやツボへのお灸は、一般の方がご自宅などでわかりやすく行えます。
実際、ツボを使ってのセルフケアは紀元前から行われていたようです。
慢性疾患である腰痛対策にぜひ活用してください」(天野さん=以下同) 自宅で簡単、費用はほぼかかってない 腰痛対策の代表的なツボが、背中にある「命門」「腎兪」「志室」だ。
そのうちも、ウエストの一番細いくびれのライン上にある。
くびれラインと背骨が交差するところにあげられますが「命門(@)」、背骨から左右に指の腹2本分移動したところにあげられますが「腎兪(A)」、背骨から左右に指の腹4本分移動したのが「志室(B)」。
両手を腰に当てた時、親指が当たった場所にあげられますが腎兪だから、その内側が命門、外側が志室と覚えると理解しやすい。
腰痛対策のツボ(お腹側) 背中のツボでさらに加えるなら、「腰陽関」「大腸兪」。
これらはベルトを結ぶライン上にあるツボだ。
ベルトラインと背骨が交差するところにあるのが「腰陽関(C)」、背骨から左右に指の腹2本分移動したところにあるのが「大腸兪(D)」。
腰陽関は命門の、大腸兪は腎兪の、少し下あたりになった。
「一緒に、お腹側のツボも刺激することをお勧めします。
『気海』と『関元』です」「気海(E)」はおへそから親指の腹1.5本分下、「関元(F)」はおへそから指の腹4本分下にある。
刺激の加え方としましては、腎兪、志室、大腸兪はツボ押し、もしくはツボ押し+お灸。
「ツボ押しは、息を吐きながら2〜3秒かけて指をぐーっと押し込み、そのまんま指の方向や力の加減を変えて気持ちいい場所、響く場所を探します。
そうして息を吸いながら、のんびりと指を戻す。
アザが出来るほど強くやりたがらないようにしてほしい。
特に決まった回数はないが、『ゆっくり押し、ゆっくり戻す』を何度か繰り返すといいでしょう」 押してもらう人がいる場合は、うつぶせになりましてリラックスした状態で、だれかに押してもらえるのもいい。
前述の3つ以外は、お灸を。
市販品を活用するといい。
「熱さのグレードがいくらか分かれていますので、お灸に慣れていない方は、最もマイルドなものから挑戦してください、ご自分でやる時のポイントとしては、熱いのを我慢しすぎないこと。
特に背中のツボは目に見えませんから、熱いのを我慢しすぎて水膨れにになることもあるのです。
症状が強い場合、お灸を毎日やり、あとは予防の意味も含みましてツボ押しを気持ちいいと感じる範囲で毎日やるといいでしょう」 くしゃみをした途端、ぎっくり腰……。
そんなふうになることはないためにも、ツボを日常に取り入れよう。
タグ:花粉対策
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