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オリコン
紅しょうが(左から)熊元プロレス、稲田美紀 (C)ORICON NewS inc.
女性芸人の中から一番面白い“笑いの女王”を決定する、日本テレビ系『女芸人No.1決定戦 THE W2023』が9日に生放送(後7:00〜後9:54)。紅しょうがが7代目王者に輝き、優勝賞金の1000万円と「日テレ人気番組出演権」「冠特番」を獲得した。今大会は史上最多となる863組がエントリーしたが、注目の高まりを象徴するように、多様なネタによるレベルの高い戦いが繰り広げられた。
【写真】パンツ丸見え!紅しょうがの決勝ネタの様子
MCは、体調不良で欠席となった後藤輝基の代役で山里亮太が急きょ担当し、水卜麻美アナとタッグを結成。審査員は、川島明(麒麟)、田中卓志(アンガールズ)、塚地武雅(ドランクドラゴン)、哲夫(笑い飯)、友近、野田クリスタル(マヂカルラブリー)が務めた。
急きょ“賞レース”の代役MCを務めることになった山里だが、この日は朝イチから大阪で生放送を行い、その後東京へと戻り、NHKで収録をするというハードスケジュール。それゆえ、自身のX(旧ツイッター)では、本番まで1時間を切ったタイミングであっても「ただいま向かわせていただいております!とんでもない代打、素晴らしい大会になるよう、微力ながらお手伝いさせていただきます!」と記すなど、ギリギリのタイミングでスタジオに入ったことをうかがわせた。
ところが、本番が始まると、そんなことを感じさせない見事な司会っぷりで、水卜アナとの“タッグ”で大会を盛り上げ、後藤の体調面についても触れるなど、山里の“すごみ”を感じさせることとなった。
MCの変更に加えて、最終決戦ではスパイクのネタ中に音声トラブルが発生。大会としての対応が求められる中、公平を期すために“国民投票”を取りやめることを決断し、審査員6人の投票へと変更し、それでも決まらない場合は観客の投票で決定するという仕組みをすばやく発表した。念願だった最終決戦へと進み、優勝が見えてきたスパイクにとって、音声トラブルは痛手となったが、それによるマイナスをカバーするため、国民投票を中止したことは、出場者のことを考えた大会側の誠意を感じさせるものとなった。
当初予定していたMCの欠席、音声トラブルなど、大会の真価が問われる場面に見舞われた『THE W』だったが、ファイナリストたちになるべく支障をきたさないよう、対策を講じながら運営していたように考えられる。審査員たちのコメントを聞いていても、各ブロックでハイレベルな戦いが繰り広げられた今大会をきっかけに『THE W』が来年以降も盛り上がっていきそうだ。
2017年にスタートした同大会は「WOMAN(女性)」と「WARAI(笑い)」の頭文字“W”を取って命名。女性という参加条件を満たせば、プロアマ、芸歴、人数、年齢を問わず、自由度の高い“女芸人の祭典”。漫才、コント、一人芝居、モノマネ、パフォーマンスなどジャンルは何でもアリの異種格闘技戦を展開する。
決勝戦の対戦方式は、12組のファイナリストたちが4組ずつABCブロックに分かれて、1本目のネタを披露。審査員6人と視聴者のデータ投票「国民投票枠」の合計7票で、暫定1位と挑戦者のどちらが面白かったかを決める勝ち残りノックアウト方式を採用する。3つのブロックを勝ち抜いた3組で最終決戦を行い、同じく審査員6人と国民投票枠の合計7票で優勝者を決定する。
これまで、第1回(2017年)ゆりやんレトリィバァ、第2回(2018年)阿佐ヶ谷姉妹、第3回(2019年)3時のヒロイン、第4回(2020年)吉住、第5回(2021年)オダウエダ、第6回(2022年)天才ピアニストが優勝に輝いた。
■各ブロック結果
■Aブロック
まいあんつ:3 はるかぜに告ぐ:4
はるかぜに告ぐ:0 スパイク:7
スパイク:7 やす子:0
■Bブロック
ハイツ友の会:0 紅しょうが:7
紅しょうが:7 変ホ長調:0
紅しょうが:7 梵天:0
■Cブロック
ゆりやんレトリィバァ:2 あぁ〜しらき:5
あぁ〜しらき:3 ぼる塾:4
ぼる塾:0 エルフ:7
■最終決戦
スパイク:0
タグ:お笑い