エンゼルス・大谷翔平が5勝目権利目前の5回に元同僚に逆転2ラン被弾…右手中指を気にするしぐさも
◆米大リーグ エンゼルス―アストロズ(9日・アナハイム=エンゼルスタジアム)
エンゼルス・大谷翔平投手(28)が9日(日本時間10日)、本拠地・アストロズ戦に「3番・投手」でスタメン出場。5勝目の権利目前だった1点リードの5回に元同僚・マルドナドに逆転2ランを浴びるなど3点を失った。右手中指を気にするしぐさも見せた。
初回は先頭のデュボンに対して、98・0マイル(約157・7キロ)直球で空振り三振。メジャー通算501奪三振でベーブ・ルースに並んだ。2死から四球を与えたが、4番のアブレイユを三ゴロ。イニング終了後には、水原通訳とネビン監督を交えて球審と話す場面もあった。2回は1死から振り逃げも含めて3者連続三振。メジャー通算504Kとなり、ベーブ・ルースを一気に抜き去った。
3回は、2死からブレグマンにこの試合初安打となる左前安打を許したが、続くアルバレスを初球のカットボールで二ゴロに打ち取った。3回裏に新人のネトがメジャー初アーチとなるソロを右翼席に運んでエンゼルスが、1点を先取。1点リードの4回は捕手の打撃妨害で1死一塁と走者を背負ったが、2死一塁でペーニャの二盗を捕手のオーキーが刺した。
1点リードの5回に突如崩れた。1死一塁で9番打者の元同僚・マルドナドに逆転2ランを被弾。さらに連打で1死一、二塁のピンチを迎えると、アルバレスに左前適時打を浴びた。それでも1死一、二塁でアブレイユを三ゴロ、タッカーを一ゴロに打ち取って追加点は防いだ。
前回登板の3日(同4日)の敵地・カージナルス戦では、5回で自己最多に並ぶ13三振を奪いながら、今季最多の被安打5で4失点。打線の援護があって今季初黒星こそ免れたが、5勝目をつかむことは出来なかった。試合後には「6、7回どうしても投げたかったですけど、5回までしか投げられないというところで、奪三振よりかはそのことの方が悔しさが残るかなと思います」と反省しきりだった。
この日はこの日昇格したばかりのC・オーキー捕手がスタメンマスク。直近3登板連続でバッテリーを組んでいたウォラクが首痛で7日間の負傷者リスト(IL)入りしたことで、今季3人目の女房役となった。メジャー経験は昨季レッズでの7試合しかなく、“急造バッテリー”となった。
試合前の時点で7登板で4勝(リーグ5位タイ)無敗、防御率2・54(同7位)、59奪三振(同1位)、被打率1割2分5厘(同1位)。投手としてはメジャー6年目で自己最高のスタートを切った。
大谷翔平、”ルース超え”のメジャー通算507奪三振を記録も今季初黒星 7回3失点と試合作るも元相棒に逆転弾浴びる
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ABEMA TIMES
初黒星を喫した大谷翔平
【MLB】エンゼルス1−3アストロズ(5月9日・日本時間10日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」の二刀流でスタメン出場。ベーブ・ルースのメジャー通算501奪三振を超える507奪三振を記録するも、5回に指を痛めるアクシデントがあったようで2ランを浴びるなど逆転を許し、今季初黒星を喫した。
【映像】大谷翔平、”ルース超え”の502奪三振の瞬間
打者としての大谷は、第1打席はセカンドゴロ、第2打席はセンターライナー。第3打席は今季4度目となる打撃妨害での出塁。第4打席は空振り三振と、この日は3打数無安打と快音は聞かれなかった。
投手としての大谷は2回にこの日2つ目の奪三振でルース超えとなるメジャー通算502奪三振を記録。一方、オホッピー、ウォラックと相次ぐエンゼルス捕手の負傷離脱でこの日初めてバッテリーを組むことになった捕手のオーキーは、捕球ミスで振り逃げを許すなど連携に不安定な部分も多かった。そして5回、指を気にする仕草が目立った大谷は、元相棒のマルドナドに逆転の2ランを許すと、さらにタイムリーを許しこの回3失点。結局7回を投げ7奪三振と力投するも、昨季17勝を挙げたアストロズ先発バルデスの前に2点のビハインドは重く、開幕からの大谷の連勝は4でストップした。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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