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こんにちは。
もうすぐボーナス時期なので、住宅ローンの繰上返済を考えている人も多いと思いますが、今日は繰上返済のタイミングとデメリットについてお話したいと思います。


【住宅ローン繰上返済のタイミング】

基本的に、早く返すことです。


ただし、住宅ローン控除が使える人はちょっと待ってください。
年末に、ローン残高の１％相当分の税金が戻ってきます。

たとえば１００万円繰上返済をすると、１００万円分ローン残高が減りますので、その１％の１万円が控除額から減ってしまいます。

金利１％以上で借りている人は早く返した方がいいですが、１％未満で借りている人は、かえって損をするかもしれません。

金利0.8%で借りている人が、１００万円の繰上返済をした場合…

１年間で利子８０００円の支払いがなくなると同時に、１万円の控除がもらえなくなります。
差引、２０００円の損ですよね。


単純計算するとこうなります。


実際は変動金利であったり、各々の契約によって異なりますので、ぜひご自身の住宅ローンのシミュレーションをしてみてください。

上記のことをふまえて…
もし住宅ローン控除を受けている人が、１２月にボーナスをもらって繰上返済をするなら、控除を受けてから、翌年１月に繰上返済することをお勧めします。



【住宅ローン繰上返済のデメリット】

１．上記のように、住宅ローン控除の適用期間中で、低金利のローンを借りている人

２．返済を繰り返し、残りの返済期間が10年を切ってしまいと、住宅ローン控除が使えなくなる

3．無理な返済をして、預貯金に余裕がなくなってしまう人がいる
特にお子さんがいる人は、教育費にお金がかかるので、手元にもある程度お金を置いておいた方が良いです


このように、繰上げ返済はデメリットもありますので、良く考えた上で決まるのが良いと思います。


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