2016年03月24日
ベビー誕生のお話・・・1
おはようございます!弥栄【YASAKA】です。
今日は、ちょっと(いや、かなり?)前の話になりますが、
ベビーたちの生まれたときの話を書きたいと思います。
我が家で生まれた最初のベビーは「メリー」です。
れん坊とローラの子供なのでパピヨンです。
妊娠がわかったのはその年の6月ごろだったと思います。
合体をしたことは知っていたのですが、本で見たら「妊娠可能時期」とは違ったので
妊娠しないと思っていました。
なので、ちょっと様子が変?と思ったとき「まさかね〜」「たぶん偽妊娠だろうな」くらいにしか思いませんでした。
病院に連れていき、念のためエコーの検査をしたら「おめでとうございます」って言われちゃったのを記憶しています。
その場で、2匹入っていることがわかり
その日からローラは妊婦さん扱いされることになりました。
神経質になりすぎでもダメなんでしょうけど、さすがに気にしますよね(笑)
でも、ローラはこちらの心配を他所にいつもと変わらず飛んだり跳ねたり・・・
れん坊やむぃみんとくんずほぐれつ暴れまくったりも!!
そして、ずいぶんとお腹も大きくなった8月の10日ごろに
最終的な頭数確認の為にレントゲンを撮り「2匹」ということが確定しました。
出産予定日も、8月20日前後とのこと。
それでもローラは元気に階段を上り下りしていました。
そろそろ出産準備をしなくちゃ!と思い、8月18日が土曜日だったので翌週丸々夏休みを取り、
備えました。
ただ・・・
当時勤めていた会社でオーケストラ同好会に参加していて、8月18日に演奏会があったんです!
それだけはどうしても休めず参加することに・・・
ところが、その8月18日演奏会当日
朝、出かける前にローラの体温を測ったら下がっていて、
出産の兆候のような動きもしています。
「え〜〜〜〜〜〜〜!!!!」まぢか??
よりによって今日だなんて!
同じく夏休みをとっていた主人に留守番を頼み(本当は演奏会を聴きに来る予定だった)
私は演奏会へ・・・
リハーサルの時も気になって気になって集中できない
休憩に入るたびに自宅に電話して様子を聞いていました(笑)。
おかげで本番はいつも以上にひどかった・・・
ソロ落としちゃったし( ノД`)シクシク…
(できることなら、もう一度この時の本番をやり直したいくらいです)
演奏会が終わって速攻でタクシーでホールの近くまで行き、電車で帰りましたよ。
帰宅して30分経つか経たないかくらいの17時半を過ぎた頃でしょうか
段ボールで作ったお産室に出たり入ったり・・・
ぐるぐると回ったり落ち着きがなくなってきました。
そして18時10分ごろからいきみ出しました。
「えっ?」「えっ?」「えっ?」どうすればいいの??
何度かいきんだところで何やら膜のような物が出てきました。
よく見てみると、頭が出てくるはずなのにどう見ても頭とは違う物体が見える・・・
「逆子ぉぉぉぉぉぉ?」
やっぱり出づらいのか、ちょっと出たかと思うといきむのをやめると引っ込んでしまう。
確実に足としっぽを確認し、逆子だと確信してから病院に電話しました。
私「あの、今いきんでいるんですけど、逆子みたいでいきんでもいきんでも引っ込んでしまうのですが・・・」
先生「どのくらいの時間いきんでいますか?」
私「今、20分くらいです。」
先生「30分くらいたっても自分で出せなかったら、出てきたときに捕まえて引っ張り出してください。この時に力を入れすぎると死んでしまうので気を付けてくださいね」
>「え?え〜〜〜〜?引っ張り出す?どうやって?!?!力入れすぎないように?どの程度までなら大丈夫なのよ!」
心の中で叫びましたよ(笑)
私「わ…わかりました。やってみます。」
先生「出てきたらすぐにへその緒を結んで切ってあげてくださいね」
私「は・・・・はい・・・・」
電話をしている最中にまたいきみ出したらしく、
電話を切ってそばに行くとローラはいきんでいました。
でも、やっぱり引っ込んでしまいました。
「よし、次は引っ張ってみよう・・・」
そしてその時は来ました。
なんどがいきんで呼吸を整えた後、ローラは今までで一番いきみました。
すると、身体の半分くらいまで赤ちゃんが出てきました。
やっぱり逆子でした。
あともうちょっと!というところで、ローラがいきむのをやめかけたので
すかさず赤ちゃんの体を捕まえました。
そして、もう一度ローラがいきんだところでそーっと引っ張ると
生まれました
感動する間もなく羊膜を破り、用意していたタコ糸でへその緒を結び切り離しました。
そしてタオルで体をこすり、泣いたことを確認してからローラのおっぱいへと子供を誘導、
無事に初乳を飲ませることができました。
少し様子を見て、ちゃんとおっぱいを吸っていることを確認してから病院へ報告。
私「生まれました!女の子でした。今はおっぱいを飲んでいます」
先生「良かったです!おめでとうございます。元気ですか?ローラちゃんも様子が変わったり、出血とかはないですか?」
私「はいありません」
>先生「次の子は、3時間程度してから生まれると思うので、さっきと同じような動きを始めたら今の赤ちゃんを踏みつけないように保護してください。体が冷えないように気を付けてくださいね」
私「はい。保護しているときは、タオルか何かにくるんで抱っこしておけばいいですか?」
先生「そうですね。時間がかかるようなら陣痛の間にお母さんのそばに置いておいてください。あまり離しておくと母性が薄れますから。」
私「わかりました」
そして、二時間くらい経ってからでしょうか、ローラがまたうろうろ始めました。
主人と「来たね・・・」と話し(さすがに二匹目はちょっと余裕ができた(笑))
生まれたばかりのメリーを保護、タオルにくるんでローラが落ち着くのを待ちました。
ちょっと落ち着いたところで、メリーをローラに返す。
この動きを2〜3度したところで、ローラが本格的にいきみ始めました。
今度は羊膜の中の顔が確認できたので、正常のようです。
10分ほど感覚を開けて、息を整えて二度目のいきみの時に「ぽこ!」と出てきました。
あまりのあっけなさに私も主人も「あ然」
あ、へその緒切らなくちゃ・・・くらいでしたよ(笑)
二番目の子は男の子でした。
この子も羊膜を破り、へその緒を切ってからタオルでさすってからローラの元へ。
元気におっぱいを飲んでいました。
その横にそっとメリーを戻し、二匹でローラのおっぱいを吸っていました。
その様子を確認してから、病院へ連絡すると先生は「もう?!早かったですね(笑)」と驚いた感じでした。
もし、ローラやベビーたちの様子がおかしくなるようなことがあったら、すぐに連絡をしてください。とおっしゃってくださいました。
ローラも落ち着くと、すやすやと寝息を立て始めたので、部屋を暗くして
モーツアルトを静かにかけて寝かせました。
一晩、そばでほぼ寝ずに様子を見ていましたが、
大体2時間おきくらいにローラが子供をなめて排泄を促し、
その後子供たちがおっぱいを飲むという流れでした。
すごいですね。
教えてもいないのに本能でちゃんとお世話をするんです。
驚きとともに、感動しました。
おっぱいを飲んだ後は、体重を測定して確認。。。
(2週間くらいこの生活が続きました・・・)
翌朝、病院の先生の方からお電話くださって
先生「一晩、様子はどうでしたか?」
私「2時間おきくらいにローラがなめて排出させて、おっぱいを飲ませていました」
先生「それは良かった、来られたら今日か明日くらいに一度、赤ちゃんを見せてください」
私「わかりました」
その日の夕方にローラとベビたちを連れて病院へ行きました。
先生から「うん。健康そのものですね(笑)。あとは踏まれたりしないようにだけ気を付けてください」
と言われました。
その後、友人が「男の子が欲しい」と言ってくれ、あとから生まれた長男クンはもらわれることに・・・
メリーは我が家に残すことにしました。
生まれてすぐには里子に出せないので、3カ月程度我が家で育てることとなりました。
そのお話は、また今度に続きます。
今日は、ちょっと(いや、かなり?)前の話になりますが、
ベビーたちの生まれたときの話を書きたいと思います。
我が家で生まれた最初のベビーは「メリー」です。
れん坊とローラの子供なのでパピヨンです。
妊娠がわかったのはその年の6月ごろだったと思います。
合体をしたことは知っていたのですが、本で見たら「妊娠可能時期」とは違ったので
妊娠しないと思っていました。
なので、ちょっと様子が変?と思ったとき「まさかね〜」「たぶん偽妊娠だろうな」くらいにしか思いませんでした。
病院に連れていき、念のためエコーの検査をしたら「おめでとうございます」って言われちゃったのを記憶しています。
その場で、2匹入っていることがわかり
その日からローラは妊婦さん扱いされることになりました。
神経質になりすぎでもダメなんでしょうけど、さすがに気にしますよね(笑)
でも、ローラはこちらの心配を他所にいつもと変わらず飛んだり跳ねたり・・・
れん坊やむぃみんとくんずほぐれつ暴れまくったりも!!
そして、ずいぶんとお腹も大きくなった8月の10日ごろに
最終的な頭数確認の為にレントゲンを撮り「2匹」ということが確定しました。
出産予定日も、8月20日前後とのこと。
それでもローラは元気に階段を上り下りしていました。
そろそろ出産準備をしなくちゃ!と思い、8月18日が土曜日だったので翌週丸々夏休みを取り、
備えました。
ただ・・・
当時勤めていた会社でオーケストラ同好会に参加していて、8月18日に演奏会があったんです!
それだけはどうしても休めず参加することに・・・
ところが、その8月18日演奏会当日
朝、出かける前にローラの体温を測ったら下がっていて、
出産の兆候のような動きもしています。
「え〜〜〜〜〜〜〜!!!!」まぢか??
よりによって今日だなんて!
同じく夏休みをとっていた主人に留守番を頼み(本当は演奏会を聴きに来る予定だった)
私は演奏会へ・・・
リハーサルの時も気になって気になって集中できない
休憩に入るたびに自宅に電話して様子を聞いていました(笑)。
おかげで本番はいつも以上にひどかった・・・
ソロ落としちゃったし( ノД`)シクシク…
(できることなら、もう一度この時の本番をやり直したいくらいです)
演奏会が終わって速攻でタクシーでホールの近くまで行き、電車で帰りましたよ。
帰宅して30分経つか経たないかくらいの17時半を過ぎた頃でしょうか
段ボールで作ったお産室に出たり入ったり・・・
ぐるぐると回ったり落ち着きがなくなってきました。
そして18時10分ごろからいきみ出しました。
「えっ?」「えっ?」「えっ?」どうすればいいの??
何度かいきんだところで何やら膜のような物が出てきました。
よく見てみると、頭が出てくるはずなのにどう見ても頭とは違う物体が見える・・・
「逆子ぉぉぉぉぉぉ?」
やっぱり出づらいのか、ちょっと出たかと思うといきむのをやめると引っ込んでしまう。
確実に足としっぽを確認し、逆子だと確信してから病院に電話しました。
私「あの、今いきんでいるんですけど、逆子みたいでいきんでもいきんでも引っ込んでしまうのですが・・・」
先生「どのくらいの時間いきんでいますか?」
私「今、20分くらいです。」
先生「30分くらいたっても自分で出せなかったら、出てきたときに捕まえて引っ張り出してください。この時に力を入れすぎると死んでしまうので気を付けてくださいね」
>「え?え〜〜〜〜?引っ張り出す?どうやって?!?!力入れすぎないように?どの程度までなら大丈夫なのよ!」
心の中で叫びましたよ(笑)
私「わ…わかりました。やってみます。」
先生「出てきたらすぐにへその緒を結んで切ってあげてくださいね」
私「は・・・・はい・・・・」
電話をしている最中にまたいきみ出したらしく、
電話を切ってそばに行くとローラはいきんでいました。
でも、やっぱり引っ込んでしまいました。
「よし、次は引っ張ってみよう・・・」
そしてその時は来ました。
なんどがいきんで呼吸を整えた後、ローラは今までで一番いきみました。
すると、身体の半分くらいまで赤ちゃんが出てきました。
やっぱり逆子でした。
あともうちょっと!というところで、ローラがいきむのをやめかけたので
すかさず赤ちゃんの体を捕まえました。
そして、もう一度ローラがいきんだところでそーっと引っ張ると
生まれました
感動する間もなく羊膜を破り、用意していたタコ糸でへその緒を結び切り離しました。
そしてタオルで体をこすり、泣いたことを確認してからローラのおっぱいへと子供を誘導、
無事に初乳を飲ませることができました。
少し様子を見て、ちゃんとおっぱいを吸っていることを確認してから病院へ報告。
私「生まれました!女の子でした。今はおっぱいを飲んでいます」
先生「良かったです!おめでとうございます。元気ですか?ローラちゃんも様子が変わったり、出血とかはないですか?」
私「はいありません」
>先生「次の子は、3時間程度してから生まれると思うので、さっきと同じような動きを始めたら今の赤ちゃんを踏みつけないように保護してください。体が冷えないように気を付けてくださいね」
私「はい。保護しているときは、タオルか何かにくるんで抱っこしておけばいいですか?」
先生「そうですね。時間がかかるようなら陣痛の間にお母さんのそばに置いておいてください。あまり離しておくと母性が薄れますから。」
私「わかりました」
そして、二時間くらい経ってからでしょうか、ローラがまたうろうろ始めました。
主人と「来たね・・・」と話し(さすがに二匹目はちょっと余裕ができた(笑))
生まれたばかりのメリーを保護、タオルにくるんでローラが落ち着くのを待ちました。
ちょっと落ち着いたところで、メリーをローラに返す。
この動きを2〜3度したところで、ローラが本格的にいきみ始めました。
今度は羊膜の中の顔が確認できたので、正常のようです。
10分ほど感覚を開けて、息を整えて二度目のいきみの時に「ぽこ!」と出てきました。
あまりのあっけなさに私も主人も「あ然」
あ、へその緒切らなくちゃ・・・くらいでしたよ(笑)
二番目の子は男の子でした。
この子も羊膜を破り、へその緒を切ってからタオルでさすってからローラの元へ。
元気におっぱいを飲んでいました。
その横にそっとメリーを戻し、二匹でローラのおっぱいを吸っていました。
その様子を確認してから、病院へ連絡すると先生は「もう?!早かったですね(笑)」と驚いた感じでした。
もし、ローラやベビーたちの様子がおかしくなるようなことがあったら、すぐに連絡をしてください。とおっしゃってくださいました。
ローラも落ち着くと、すやすやと寝息を立て始めたので、部屋を暗くして
モーツアルトを静かにかけて寝かせました。
一晩、そばでほぼ寝ずに様子を見ていましたが、
大体2時間おきくらいにローラが子供をなめて排泄を促し、
その後子供たちがおっぱいを飲むという流れでした。
すごいですね。
教えてもいないのに本能でちゃんとお世話をするんです。
驚きとともに、感動しました。
おっぱいを飲んだ後は、体重を測定して確認。。。
(2週間くらいこの生活が続きました・・・)
翌朝、病院の先生の方からお電話くださって
先生「一晩、様子はどうでしたか?」
私「2時間おきくらいにローラがなめて排出させて、おっぱいを飲ませていました」
先生「それは良かった、来られたら今日か明日くらいに一度、赤ちゃんを見せてください」
私「わかりました」
その日の夕方にローラとベビたちを連れて病院へ行きました。
先生から「うん。健康そのものですね(笑)。あとは踏まれたりしないようにだけ気を付けてください」
と言われました。
その後、友人が「男の子が欲しい」と言ってくれ、あとから生まれた長男クンはもらわれることに・・・
メリーは我が家に残すことにしました。
生まれてすぐには里子に出せないので、3カ月程度我が家で育てることとなりました。
そのお話は、また今度に続きます。
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