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2016年05月31日

篠田麻里子、険しすぎた「快眠」奪還の道のり 20代の「生き急いでいた自分」を変えた理由




『篠田麻里子、険しすぎた「快眠」奪還の道のり 20代の「生き急いでいた自分」を変えた理由』

現在、モデルだけでなく女優としても活躍、4月公開の映画『テラフォーマーズ』にも出演している篠田麻里子さん。趣味・特技は睡眠、短時間睡眠で大丈夫なショートスリーパーとしても知られる彼女ですが、実はAKB48卒業後に不眠に悩んだ時期があり、睡眠習慣の改善に取り組んだといいます。

篠田さんは不眠をどのように克服し、今はどのような睡眠生活を送っているのでしょうか?

AKB48時代は毎日3時間睡眠

当記事はFuminnersの提供記事です

AKB48時代は毎日3時間睡眠。でも、いつでもどこでも寝すぎ!?

「1日24時間じゃ足りないですね、やりたいことが多すぎて。寝ている時間がもったいないと思っちゃうんです。だから、子どもの頃から睡眠時間は少なくても平気。でも、朝は起きられないから、中高生の頃はしょっちゅう遅刻して、授業中にはいつも居眠りをしていました(笑)」


3、4時間しか眠る時間がありませんでした

そう語る篠田さんが芸能界に入ったのは19歳のとき。AKB48のメンバーとしてデビューしてあっと言う間に売れっ子となった彼女は、多忙なスケジュールの中で毎日3、4時間しか眠る時間がなかったといいます。時には、一睡もせずに仕事に行くこともあったそう。

「あの頃は、常にアドレナリンが出て興奮状態という感じだったので、眠らなくても全然平気だったんです。その代わり、ロケバスの中でもソファの上でもすぐに寝られました。“どこでも寝られるのは才能だね”って言われるぐらい(笑)」

ただ、「一度寝たら何をされても起きない(笑)」と篠田さん。かつて、知人の結婚披露宴に出席したときには、列席者みんなが感動しているシーンで1人だけ居眠りをしてしまったことも。

「好きなアーティストのライブなのに、バラードで気持ちよくなって居眠りしちゃうこともありました。それから自分では覚えてないんですけど、寝ているのに『タワシどこー?』って言いながら起き上がってウロウロしたり、寝言で人と会話したりすることもよくあったみたいです」

そんな篠田さんの居眠りぐせや寝言は、実は睡眠問題を示すサインだったのかもしれません。というのも、AKB48時代の3時間睡眠生活は、彼女の心身にある異変をもたらしていたのです。

幽体離脱にじんましん…時間はあるが眠れないジレンマ


3時間睡眠が当たり前だった時期は、体に力が入らないフワフワとした状態だったそうです

「3時間睡眠が当たり前だった時期は、体に力が入らないフワフワとした状態で、『今なら何でもできる!』というハイな気分が続いていました。でも一方で、寝てしまったらこの状態がリセットされてしまう、と思って、逆に寝るのが怖くなってたんですね。

この時期は幽体離脱のような体験もあって、上から俯瞰して自分が寝ている姿を見るなんてことも。今思えば、それがその後の不眠につながったのかな」

異変は身体にも現れ、背中にはじんましんが発生してしまう事態に。それをきっかけに少し仕事をセーブしたものの、「AKB48はグループで動いていたので、自分だけスケジュールを変更することができず、つらくて大変でした」と篠田さん。結局、彼女がゆっくり眠れる時間を手に入れられたのは約1年後、AKB48を卒業してからでした。

「でも私、燃え尽き症候群になっちゃったんです。やっと好きなだけ眠れると思ったのに、何もやる気が起きなくて、逆に眠れなくなってしまったんです」

もともと寝る間も惜しんで活動するショートスリーパー志向だった篠田さんですが、夜になっていざ寝ようと思っても眠れないつらい日々が続いたそう。

「みんなが寝ている間に自分だけ眠れないというのがつらいんですよね。自分だけ取り残されたような孤独感に襲われました。それに、昔から部活などで運動をしていたので、日中身体を動かさないと、夜は本当に眠れない。だから、AKB48時代のように、眠れないぐらい忙しくしていたほうがいいのかなと思って、スケジュールをパンパンに詰めてもらいました。

でも、それもまた身体がつらくなってしまって……。当時は自分の生活のペースが全然つかめずにいましたね」

こうした不眠状態が続くこと、およそ2年。「なぜ眠れないんだろう?」と、その原因を探るうちに、篠田さんはついにある答えにたどり着いたそうです。

8時間寝ても、実質30分しか眠れていなかった!

8時間寝ていても実質30分しかちゃんと眠れていなかったのです

当時、篠田さんはインターネットなどで自分なりに睡眠について勉強。そうしてわかったのが、睡眠は自律神経のはたらきと深い関係にあるということでした。

「腕につける睡眠計測器で自分の睡眠状態を測定してみたら、8時間寝ていても実質30分しかちゃんと眠れていなかったんです。そうなる原因を調べていったら、自律神経が乱れているせいではないかと気づいたんですね。身体は寝ていても脳が起きている状態が続いていたんです」

自律神経の乱れとは、日中に脳や身体を動かすために緊張をもたらす交感神経と、睡眠中に脳や身体を休めるためにリラックスさせる副交感神経、その2つのはたらきのバランスが崩れている状態。そうなると人は不眠になってしまうそう。寝言が多かったのも、幽体離脱体験も、自律神経の乱れが原因だったと突きとめた篠田さんは、そこから日常的に自律神経を整えることを意識しはじめたそうです。

「自律神経を整えることを目的に、ジムに週3日通ってトレーニングをしています。家でもランニングマシーンを使っていて、早朝4時集合の仕事のときでも、3時ぐらいには起きて走り、本番中がベストコンディションの状態になるようにしています。自分の心拍数を測って、無理のない範囲を守って運動すれば、自律神経が乱れなくなるんですよ」
そんな努力を続けた結果、いつしか1日8時間ぐっすり眠れるようになったという篠田さん。今では仕事で一時的に生活のリズムが不規則になっても、すぐに睡眠のリズムを取り戻せるとのこと。

「正直言うと、3時間睡眠の生活は今でもやろうと思えばできると思うんです。徹夜も全然平気ですし。でも、3時間睡眠を続けていたら長生きできそうにないですよね(笑)。8時間睡眠にしてからは睡眠のリズムが整い、身体も心も落ち着いてきた気がします。

やっぱり心身ともに健康に暮らすには、 快適に過ごせる“自分の波”を知り、生活のバランスを取ることが必要なんですね」

30代を楽しむ! 篠田さん流の “快眠のコツ”とは?

今では睡眠時間をしっかり確保しています

今年30歳を迎えた篠田さんは、「30代は女性としてさらに大人らしくなって、結婚・出産もできたら」といいます。かつては「寝ている時間がもったいない!」と生き急いでいたものの、今では睡眠時間をしっかり確保し、睡眠環境を工夫したり、快眠グッズをそろえたりするのにも積極的なのだとか。ここで、彼女が実践している快眠方法を紹介してみましょう。

─寝室のカーテンは白に。寝るときはカーテンを開ける

「かつてはピンクのカーテンを使っていたのですが、当時は気性が荒いのがネックだったんです。そんな中、白に変えたら不思議と心が落ち着いたんです(笑)。寝起きが悪かったのも、カーテンを開けて寝るようになってから、陽の光で自然に目覚められるようになりました」

─枕だけでなくマットレスも身体に合ったものにする

「自分の長い首に合う枕を探して寝具売り場でいろいろと試していたところ、寝心地の良し悪しの9割はマットレスで決まると店員さんにアドバイスを受けたんです。私に最適だったのは、フィット感がばっちりのエアマット。血流が良くなって朝むくまなくなり、肩こりも治って、びっくりするほど快眠です」

─寝る前に呼吸を整える

「寝る前は、息を鼻から吸って口から吐くように心がけています。自然とリラックスできるんですよ。あと、布団に入ったら身体をまっすぐ仰向けにした状態で、腹式呼吸もします。吐くのが10としたら吸うのは2ぐらい。そうすると、あくびがでて3分ぐらいで眠れます」

休みの日にもぐっすり眠るためには

─休みの日こそスケジュール管理をする

「休みの日こそダラダラしちゃいがちじゃないですか。だから、休みの日の1日の予定は前もって全部組んでおいて、行きたいところは予約までして、分刻みで動きます。朝6時には起きて、朝から開いているレストランに行ったり、ジムで運動をしたり、ヨガをしたり、朝活からはじめるんです。そうやって1日を有意義に過ごすと、夜はぐっすり眠れます」

寝る間もない多忙すぎるアイドル生活を経て睡眠の重要性に気づき、不眠を乗り越え、ようやくたどり着いた自分にとっての最高の眠り。不眠のつらさを実感したからこそ生まれた篠田さん流の快眠術をヒントにして、自分らしい快眠を手に入れたいですね。

【眠りの黄金法則】

―日中はなるべく身体を動かし、自律神経が乱れないように生活をする

―寝る前は、鼻から吸って口から吐く腹式呼吸ですうっと入眠

―休日こそ事前に1日のスケジュールを立てて、朝6時には起床して活動

【ウィークデーの平均睡眠時間】

―8時間

【睡眠タイプ】

―ショートスリーパー、不眠の経験を経て自律神経コントロールに目覚めたタイプ

篠田麻里子さんのフミナー度は『35%』、いま一歩よい眠りがとれていないようです。
篠田麻里子さん2013年までAKB48の中心メンバーとして活躍。AKB48活動中から、映画、ドラマ等に出演。現在『ペットの王国 ワンだランド』(毎週日曜9:30〜ABC・テレビ朝日系)レギュラー出演中。映画『テラフォーマーズ』が2016年4月29日(金)公開の他、舞台『真田十勇士』が2016年9月11日(日)〜東京・新国立劇場他にて公演予定。
http://toyokeizai.net/articles/-/117693

<コメント>
自分にあった生活習慣とバランスで快眠生活をしましょう。


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米国の遺伝子組み換え市場に異変




『米国の遺伝子組み換え市場に異変』

遺伝子組み換え大国・米国に異変が起きている。遺伝子組み換え食品の開発や販売を積極的に進めてきた大手食品メーカーが、相次いで「脱・遺伝子組み換え」を表明。7月には、全米初となる遺伝子組み換え食品の義務表示が、バーモント州で始まる。背景にあるのは、食に対する消費者の安全・安心志向の高まりだ。米国から多くの遺伝子組み換え食品を輸入している日本にも影響しそうだ。

ハーシー、ネスレ、ダノン…
米国最大のチョコレートメーカー、ハーシーは5月2日、チョコシロップの新製品「Hershey’s Simply 5 Syrup」の発売を発表した。アイスクリームやデザートなどにかけるチョコシロップは、甘い物好きの米国では人気商品。ハーシーが同社の従来のチョコシロップと違う点として強調したのは、非遺伝子組み換え原料のみを使用していることだ。具体的には、主要原料の砂糖を、サトウキビ由来の砂糖に全面的に切り替える。砂糖には、主にサトウキビ由来の砂糖とビート(甜菜)由来の砂糖の2種類があるが、米国で栽培されているビートは、大半が遺伝子組み換え品種。サトウキビ由来の砂糖だけを使うことで、遺伝子組み換え原料を使っていいないことをアピールする。食品世界大手ネスレも、4月20日、ハーゲンダッツなど同グループが米国内で販売するアイスクリームの原料を大幅に見直すと発表。人工着色料や人工香料などの不使用に加え、遺伝子組み換え原料を今後使わない方針を明らかにした。同じく食品世界大手ダノンの米国法人も、4月27日、ヨーグルトなど同社の主要乳製品に関し、非遺伝子組み換え飼料で育てた牛の乳のみを原料にすると発表した。米国は世界最大の遺伝子組み換え大国。家畜飼料や様々な食品の原料となるトウモロコシや大豆は、生産量の90%以上が遺伝子組み換え品種に切り替わっている。食品業界の推定では、流通している食品の約80%には、何らかの形で遺伝子組み換え原料が使われている。米国は同時に、遺伝子組み換え業界にとって天国でもある。日本やEU(欧州連合)などと違い、遺伝子組み換え原料を使っていても、メーカーはそうであることを消費者に知らせる法的義務がないためだ。表示義務化を求める消費者の声は根強いものの、義務化に反対する食品業界のロビー活動で、法制化の動きはこれまで、ことごとく葬り去られてきた。

バーモント州が全米初の表示規制
ところが、この遺伝子組み換え大国・天国に今、大きな地殻変動が起きている。ハーシーやネスレなど大手食品メーカーの脱・遺伝子組み換えの動きに加え、7月1日には、米国では初めてとなる遺伝子組み換え食品の表示を義務付ける法律が、東部バーモント州で施行になる。 同法は、州内で販売されるすべての食品に適用。加工食品は原則、全重量に占める遺伝子組み換え原料の割合が0.9%を上回る場合、「遺伝子組み換え技術を使って製造されています」「一部、遺伝子組み換え技術を使って製造されています」などとパッケージに表示しなければならない。どちらの表示にするかは、遺伝子組み換え原料の含有比率による。違反業者には、1ブランドにつき1日当たり最高1000ドルの罰金が科せられる。バーモント州の新法施行が迫る中、これまで表示に消極的だった大手食品メーカーは、手のひらを返すように表示に積極姿勢に転じている。 ゼネラル・ミルズは、施行日を待たずに、同社が米国内で販売するすべての商品に遺伝子組み換え原料使用の有無を明記し始めた。同社のホームページ上でもすでに同様の情報を掲載。キャンベルスープやケロッグ、マーズなど他の大手食品メーカーも、遺伝子組み換え原料使用の有無を表示する方針を相次いで明らかにしている。大手メーカーには、いずれ同様の法律が他州でも施行になるから、早めに手を打っておいた方が他社との競争上も有利との読みがある。実際、報道によると、全米50州中、30以上の州が現在、同様の法律の制定を検討。11月の大統領選挙と同時に行われる住民投票で、遺伝子組み換え表示の可否を問う州もある。遺伝子組み換えをめぐる地殻変動の原因は、「安全な食べ物を食べたい」「自分が口にする食品が、どこでどうやって作られているのか知りたい」と願う消費者が、かつてなく増えていることだ。

消費者の4人に3人が支持
米世論調査会社ハリスポールが5月25日に発表した最新の世論調査によると、米国の成人の75%が、遺伝子組み換え食品の表示義務化を支持。また、調査会社ニールセンによると、「遺伝子組み換え原料不使用」と自主表示した食品の売上高は、4月30日までの1年間で212億ドルに達し、この4年間で64%も増えた。遺伝子組み換え原料の使用が認められていない有機食品の売上高も、2015年は前年比で11%伸び、過去最高の397億ドルに達した。遺伝子組み換え食品の安全性に対する消費者の懸念を払しょくするかのように、権威ある米国科学アカデミーは5月17日、遺伝子組み換え作物は人や動物が食べても安全だとする内容の報告書を発表した。政府の食品医薬品局(FDA)も、遺伝子組み換え食品の安全性に問題はないと言い続けている。しかし、米国では、専門家や政府の見解を鵜のみにする消費者は多くない。ハリスポールの調査で、消費者の58%が「遺伝子組み換え食品は、長期にわたる研究がないため、人体への影響は未知数」と考えるなど、消費者の間では専門家も予想できない“想定外”の影響に対する懸念が根強い。遺伝子組み換え食品がかりに安全だとしても、「自分が食べる食品がどんな原料でどうやって作られているのか知りたいから、表示義務は必要」と考える消費者も多い。バーモント州の法律制定を後押しした市民運動が「Right to Know」(知る権利)を合言葉にしたのは、象徴的だ。非遺伝子組み換え食品に対する需要があまりにも急速に伸びているため、原料が不足する事態も起きている。菓子メーカーは遺伝子組み換え原料を使わない製品を作ろうにも、サトウキビ由来の砂糖が不足しているため、政府に対し砂糖の輸入量拡大を要請しているという。

日本の表示「ガラパゴス化」へ
遺伝子組み換え大国・米国の異変は、多くの遺伝子組み換え穀物や食品を米国から輸入している日本にも影響を及ぼしそうだ。 現在、日本で表示義務の対象となっているのは、原則、遺伝子組み換え原料の含有比率が5%以上の場合に限られている。しかも抜け穴が多い。これに対しバーモント州のルールは、0.9%以上と、日本と大きな開きがある。バーモント州のルールは他州のモデルになるとみられており、表示を義務付ける法律が各州で施行になった場合、「0.9%以上」が基準になる可能性が高い。EUも「0.9%以上」だ。このままだと、「5%以上」という日本の表示ルールは、世界の中で「ガラパゴス化」する恐れがある。 今後は、これまでパッケージに遺伝子組み換えの情報が何も記載されていなかった米国からの輸入食品が、いきなり「遺伝子組み換え食品」に変わる可能性もある。輸入業者はどう対応するのだろうか。また、消費者は何を感じ、どう行動するだろうか。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/inosehijiri/20160531-00058290/

<コメント>
現在、日本で表示義務の対象となっているのは、原則、遺伝子組み換え原料の含有比率が5%以上の場合に限られている。しかも抜け穴が多いそうです。混ぜて薄めれば安全という考えは改められないようです。


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2016年05月30日

「病に苦しむ人たちに支援を」 小泉氏、会見の主な発言




『「病に苦しむ人たちに支援を」 小泉氏、会見の主な発言』

 訪米中の小泉純一郎元首相が17日(日本時間18日)、トモダチ作戦の参加者ら同席で開いた記者会見での主な発言は次の通り。

小泉氏が涙 トモダチ作戦の健康被害「見過ごせない」

     ◇

【冒頭発言】

 私は先月、日本で、トモダチ作戦に参加された兵士たちが病に苦しんでおられる状況を知人から聞きました。トモダチ作戦は、日本側から米国側に要請して、米国は迅速に、しかも多くの兵士に参加していただきまして、全力を尽くして、救援活動に従事していただいた。

 そのトモダチ作戦に参加していた兵士の中で、放射能に汚染された(被曝〈ひばく〉した)と思われる兵士が、かなり多く出てきている。原発事故から5年経過したが、ますます症状も悪くなっている。このような善意によって、日本の被害に対して救援活動を行ってくれた兵士がいま、重い症状に苦しまされている。これがなぜ、日本国民にも知らされていないのか、不思議に思いました。

 そういう中で知人から、小泉が米国に行って、現実に病に苦しんでいる兵士たちから話を聴いてくれれば、もっとこういう状況が日本国民にも米国民にも知られるのではないか、というお話をうかがいました。

 そして、15日にここサンディエゴにうかがい、日本で救援活動をしていただいた10人の兵士の方から3日間、現在の病状や、日本でのトモダチ作戦の状況について、じかにお話をうかがうことができた。その10人の兵士の方が現在、重い病気で苦しみ、これからどうしようかと困っている話を聞いて、ぜひ多くの日本国民にも米国民にも知ってもらわなければいけないと痛感した。

 私は、総理の時代は原発を推進していた立場でした。しかし、5年前の福島原発のメルトダウン事故を経験して、日本の原発はゼロにしなければいけない、という活動をしている。私は元々、原子力技術や原発の問題、科学的な知識に乏しかったので、日本の原発は必要だという専門家や原子力関係者から話を聞いて、原発は安全で、コストは一番安く、永遠のクリーンエネルギーだ、という三つの大きな主張を信じていた。

 しかし、総理をやめて、こういう事故が5年前に福島で起こり、私なりに原発に関する様々な書物を読み、今まで原発に反対してきた方から意見も聴いてみて、分かりました。原発は安全、一番コストが安い、クリーン……。これが全部うそだということがです。

 そして10人の兵士からじかに話をきいて、ひどい状況だな、と。今なお、放射能の影響と思われる病気になった人が増え、病気になった人の症状が重くなっているということを知りました。4月に日本で知人からこの話を聞いた時には、(訴訟の原告が)200人を超えているということだったが、5月に入ると300人を超えていると。今ここに着いたら、400人という話を聞きました。

 特に、東北沖でトモダチ作戦の主要的な役割を果たしてくれた空母レーガン。これは韓国に行く予定だったのが、途中で東北地方での救援活動に参加しろという指令を受けて行ってくれたわけです。そこで、東北沖に停泊しながら何回もヘリコプターで救援活動をしていた兵士が、重い病気にかかっている。それが5年たっても、日本国民にも米国民にも実情が知られていないことを、ますます不思議に思っています。

 日本国民はトモダチ作戦に対して、敬意と感謝をもって、彼らの運動を称賛しているんです。しかし、実際に話を聞いてみて、これは放射能の影響による病気だということが分かりますよ。原子炉が爆発してメルトダウンして、そこで放射能が放出されたんです。

 そして、症状の重い兵士たちが東電に対して、おかしいんじゃないかと裁判を起こしたということを聞きました。東電は、これらの兵士の病気や健康被害は福島の事故と関係ない、と否定しているそうですよ。米国でも、病気になった人が米国のお医者さんにみてもらっても、「これは放射能の被害による病気じゃない」「分からない」という説明をしているそうです。

 私も、原発は安全でコストが安くてクリーンだという専門家の意見を聞いていたが、これは全部うそだということが分かった。お医者さんは専門家ですよ。素人の私でも、病に苦しんでいる10人の話をきいて、病気になっている原因は放射能だという感じがする。あの事故後、東京電力も隠している情報がいくつかあったということが今、分かっている。重い病を抱えている10人からじかに当時の状況を聞いて、米海軍も何か隠していることがあるんじゃないかと感じた。私の訪問と、病に苦しんでいる兵士からじかに聞いた行動が、より多くの日本人や米国民に伝わり、報道されて、ことの重大さに気づいていただく一助になればと思って、今回私は訪問した。どうも日本のメディアでも、放射能に関して隠していることがあるんじゃないか。伝えたくない状況にあるんじゃないか。そう感じています。

 ただ、日本の重大な事故に対して、トモダチ作戦を展開して、救援活動を全力でしてくれたことには、心から感謝しています。しかし私はこうして被害にあって病気に苦しんでいる兵士たちの話をきいて、気の毒だなと思うだけではすまない。見過ごすわけにはいかないと思っています。日本国民として、米国の兵士たちに敬意と感謝をもっているわけですが、気持ちだけじゃなく、病に苦しんでいる人たちに何か支援をすべきだと強く思っています。
http://www.asahi.com/articles/ASJ5L5FQFJ5LPTIL02F.html


『トモダチ作戦での被爆を訴える元米兵と面会した小泉純一郎元首相「素人の私でも病気の原因は放射能だと感じる…」』

小泉純一郎元首相(74)が5月中旬、米カリフォルニア州サンディエゴ近郊を訪れた。東日本大震災の「トモダチ作戦」の活動中に東京電力福島第1原発事故で被ばくしたとして、東電などを相手取り、損害賠償訴訟を起こした原告の元米兵らと面会するのが目的だった。元米兵らはいずれも体調不良を訴えている。面会後の記者会見で小泉氏が語った内容は…。

 小泉氏は今月15日から17日までの3日間に、元米兵ら10人から話を聞き、会見に臨んだ。サンディエゴ中心部から北方に約50キロのカールスバッドのビーチ沿いのリゾートホテル。小泉氏は面会した元米兵らとともに会見場に姿を見せた。小泉氏は、トモダチ作戦後に体調を崩し苦しんでいる元兵士たちの話を先月、日本で知人から聞いたという。

 「トモダチ作戦に参加し、放射能に汚染されたと思われる兵士が、かなり多く出てきている。病状も悪化している。日本の被害に対して救援活動を行ってくれた兵士が今、重い症状に苦しんでいる。このことがなぜ、日本国民にも知らされていないのか、不思議に思いました」
静かに語り始めた小泉氏だったが、次第に熱を帯びる。

 「直接話を聞いて、これは放射能の影響による病気だということがわかりますよ。原子炉が爆発して、メルトダウンして、放射能が放出されたのです」

 「東電は兵士の病気や健康被害は福島の事故とは関係ないと否定しているようですよ。アメリカでも病気になった兵士が医者にみてもらっても『これは放射能の被害によるものではない』とか、『分からない』という説明をしているそうです」

 原告らは、東電などは事故で放出された放射能の危険性など、適切な情報提供を行わなかったとして、2012年に年に提訴。原告側関係者によると、原告は約400人にふくらんでいるという。

 「素人の私でも、病に苦しんでいる10人の話を聞いて、病気になっている原因は放射能だという感じがする。事故後、東京電力も隠している情報がいくつかあったということが今、分かっている。兵士から当時の状況を聞いて、米海軍も何か隠していることがあるんじゃないかと感じた。日本のメディアでも、放射能に関して隠していることがあるんじゃないか、伝えたくない状況にあるんじゃないか、そう感じています」
首相在任当時をほうふつさせる口調で語った小泉だったが、訴訟で最も重要なのは、被ばくと健康状態の悪化の因果関係の立証ということになる。元兵士から話を聞いた小泉氏によると、医者は因果関係が「ない」「わからない」という見方を示している。米国防総省が14年に公表した報告書でも、被ばくは「極めて低線量」とし、健康被害との因果関係には否定的な見解を示している。科学的なデータや根拠が気になるところだ。

 会見中に元兵士たちをおもんぱかって涙をみせた小泉氏だが、原告への支援の方法を質問されると、「これから何ができるか考えていきたい」と語った。帰国後の今月26日、小泉氏は元兵士らを支援する基金を立ち上げたい意向を示した。

 一方、「脱原発」の持論の展開は忘れなかった。

 「総理の時代は原発を推進していた立場でした。原発は必要だという専門家や原子力関係者から話を聞いて、安全で、コストは一番安く、永遠のクリーンエネルギーだという3つの大きな主張を信じていた。総理をやめて、こういう事故が福島で起こり、私なりに原発に関する書物を読み、今まで原発に反対してきた方から意見も聴いてみて、分かりました。原発は『安全、一番コストが安い、クリーン』。全部嘘だということです」

 会見はゆうに1時間を超えていた。
http://www.sankei.com/premium/news/160528/prm1605280009-n1.html


<コメント>
公害や社旗問題は無関心が最大の悪です。
社会に関心を持ち、自分で調べて勉強して、選択し行動しましょう。
勝手に気付いて、勝手に悟り、勝手に救われましょう。


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お風呂やサウナでの汗はデトックスになるか?プロが教える毒素排出の方法





『 お風呂やサウナでの汗はデトックスになるか?プロが教える毒素排出の方法 』

体内毒の元
環境中の有害物質を「毒素」と呼び、日常生活で少しずつ蓄積され、健康被害を招いていると言われています。
中でも、カドミウム・水銀・鉛・ヒ素・アルミニウム・ベリリウムの6種類の有害金属が、体内のビタミン・ミネラル・酵素・ホルモンの働きを低下させていると考えられます。それらの原因になっている物質は、タバコ・排気ガス・食品に含まれる残量農薬・魚介類・水道水・産業廃棄物・大気汚染などが挙げられます。

体内毒素排出のメカニズムでは、毒素を排出する機能について、解説させていただきます。ほとんどのものが肝臓で分解され、その後、便・尿・汗・髪・爪から排出される仕組みになっています。そして、ここが重要ポイントになりますが、器官によって毒素を排出する割合が、大きく異なっています。

•便…75%
•尿…20%
•汗…3%
•髪…1%
•爪…1%

このような科学的な根拠があります。圧倒的に、便の占める割合が多いのが分かりますね。2日以上便が出ない状態を、一般的に便秘と呼びます。つまり、毎日の快便が、デトックスに相当するといえるでしょう。

快便(便秘解消)にオススメの生活習慣
毎日の快便=デトックスということに、ご納得いただけたと思います。では、便秘にならないためには、どのような生活習慣を心掛ける必要があるのでしょうか?

食物繊維の豊富な食品を毎日摂り入れる
ごぼう・こんにゃく・昆布・わかめ・ひじき・アボガド・大豆・枝豆・レンコン・納豆など。また、白米に少量の玄米や雑穀を混ぜて炊くのも良いでしょう。

食物酵素の豊富な食品を毎日摂り入れる
バナナ・パパイヤ・キウイ・マンゴーなどの果物。
レタス・キャベツ・にんじん・セロリなどの野菜。

動物性食品を摂り過ぎない
肉・魚介類・卵なども体には必要な食品ですが、過剰摂取は当然良くありません。

適度な運動を行う
部分的な腸周辺のマッサージも良いですが、全身運動によって血流を促し、体全体の機能を活発にすることが大切です。ウォーキング・ストレッチなどを、1日15分〜20分行いましょう。

ストレスを溜めない
ストレスと便秘の因果関係は、はっきりと分かっていないようですが、精神と身体のバランスの重要性は昔から囁かれています。休日には、好きな音楽を聴いたりして趣味を楽しみましょう。

肝臓の解毒作用サポート
快便以外に注目したいデトックス法は、排出の前に機能する、毒素を分解する肝臓自体の働きを助けることです。キレート作用があると言われている、タマネギ・ブロッコリー・アスパラガス・オクラ・トマト・海藻・寒天・リンゴ・大豆食品などを、積極的に補いましょう。他には、ネギ・ニンニク・ニラ・キャベツ・カリフラワー・大根も良いです。

大量の排尿はデトックス効果が高い?
続いて、毒素排出の20%を占める、尿についてお話させていただきます。「1日2ℓの水を飲むと良い」という美容法が以前から人気がありますが、これには首を傾げたくなります。水を大量に飲めば、当然排尿の頻度も多くなります。

ポイントは尿の色です。
頻繁に排尿すると、色が薄いはずです。つまり、たくさん排尿しても、毒素がたくさん排出されることは、まず考えられません。なぜなら、毒素の排出量は一定だからです。逆に、あまりにも大量の水を摂取し過ぎると、冷えやむくみ、血流悪化などの原因になるため、美容面から考えても良くありません。適量以上の水分補給は必要ない。
水は、夏場の熱中症対策以外では、必要以上に摂り過ぎず、喉が渇いた時に飲むことが優良な摂取の仕方です。
さらに、水分を摂らないと便秘になると言われていますが、水は体内で必要な分しか使われず、余った分は尿や汗などで排出されます。水は、日常生活で摂取する適量で、十分満たされるというわけです。便秘に悩む人は、水分のことは捨てて、食生活などの別の要因を探るほうが賢明です。人間を含む動物は、尿を催したら出す習性があるため、水を大量に飲んで多く排尿することを、特に意識する必要はありません。自然に任せて排尿すれば、その際に不必要なものはデトックスされますので、心配要りません。

岩盤浴や半身浴での発汗はデトックス効果が高い?
近年、発汗作用による健康向上が謳われています。冒頭でも申し上げましたように、汗による毒素の排出作用の割合は、全体の3%です。そして、尿のところでも申し上げましたが、毒素の排出量は一定のため、発汗によるデトックス効果は、残念ながら僅かだと言わざるを得ません。加えて、汗の成分は、約99%が水、残りの1%は、塩類・タンパク質・尿素・尿酸・乳酸などで、毒素と呼ばれるもの自体も不明瞭です。確かに、発汗した後は気持ちが良く、不要なものが体から出たような感じになります。しかし、感覚的な部分が大きく左右しているため、その効果は曖昧です。

発汗による毒素排出効果はない
身体は、1日の間に出る自然な汗量で、十分機能します。逆に、発汗を過剰に繰り返すと、汗腺が鍛えられ、汗かきになります。夏場はアセモを誘発する原因になるため、ほどほどにしましょう。汗に掛ける時間があるならば、その分を運動や睡眠に回した方が、よほど健康的かもしれません。汗をかかないと毒素が溜まるという都市伝説は、拭い去った良さそうですね。

おわりに
今回のコラムが全てとは言い切れませんが、デトックスそのものが、イメージ的な大衆性が先行して、根拠のない状態で宙に浮いているのは確かです。ただ、現時点であえて言えることは、快便(便秘解消)=デトックスだと、肝に銘じていただければ幸いです。裏を返せば、「便秘は万病の元」と言われていますが、これは正しい理論でしょう。重要なのは、エビデンス(科学的根拠)です。美しく歳を重ねたいと思われる人は、是非今後もこのコラムをご覧下さい。
https://latte.la/column/24541328

<コメント>
私たちの世界は毒物やウイルス、バクテリアなど身体に害のあるもので溢れています。
デトックスをして毒素を排出しやすい環境を整えましょう。
すべてはバランスです。何でも程々、適量・適度な対応が大切です。


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2016年05月29日

ダイエット食は低脂肪である必要なし:英国肥満フォーラムの最新レポート




『ダイエット食は低脂肪である必要なし:英国肥満フォーラムの最新レポート』

「脂肪は肥満の敵」という考えは、いまや常識になっている。ところが、これに真正面から異議を唱える医学レポートが最近発表された。このレポートは、公の機関が推奨する脂肪摂取量は一般的に少な過ぎると指摘している。

英国肥満フォーラムのレポート
ヨーロッパの中で2番目に肥満人口の多いイギリスは、最近、国を挙げて国民の肥満防止に取り組んでいる。その一環として、肥満の研究組織「英国肥満フォーラム」調査を依頼したが、その結果が今回発表されたレポートだ。

低脂肪でなくてもダイエットできる
このレポートは、現代の主流になっている低脂肪ダイエットに反対する立場をとっている。
その大きな理由として挙げられているのが、過去53の研究を再調査した結果だ。合計68,128人を対象としたそれらの研究からわかったのは、ダイエットに大事なのは脂肪を減らすことより炭水化物を減らすこと。低脂肪の食事をさせたグループと、高脂肪かつ低炭水化物の食事をさせたグループを比べると、高脂肪かつ低炭水化物の食事をさせたグループに顕著な減量効果が見られたという。つまり、脂肪の摂取量は減量にあまり影響しないことになる。
低脂肪のトレンドは現代最大の間違い?

今回の調査に関わった研究者は次のように言う。

「低脂肪が良い、という考えは、近代医学の最大の間違いだ。このままだと、多くの人の健康に破滅的な被害をもたらすだろう」

「低脂肪であることにとらわれると、人間に必要な食のバランスが崩れてしまい、健康によくない」

脂肪も重要な栄養素の1つ。エネルギー源となるだけでなく、ビタミンA、D、Eなどを体内に取り込むのに必要なものだ。英国肥満フォーラムは、成人女子には1日30g以上、成人男子には40g以上の脂肪(植物油も含む)を、上限なしに摂取することを勧めている。炭水化物を減らせばそれでも充分に減量できる、とレポートには書かれている。
http://irorio.jp/sophokles/20160523/322288/

<コメント>
炭水化物を減らせば充分に減量できるそうです。


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「片足立ちエクササイズ」で骨盤ゆがみ解消・体のゆがみチェック法




『「片足立ちエクササイズ」で骨盤ゆがみ解消・ヒップアップ・O脚予防!体のゆがみチェック法』

こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。今回は、自分の体のどこがどの程度ゆがんでいるかのチェックと、それを解消しヒップアップまでできる、片足立ちエクササイズをご案内いたします。

自分の体はどこがどの程度ゆがんでいる?

普段、片方の脚に体重をかけて立ったり、片方のお尻に体重をかけて座ったり、片側の肩や腕に荷物を持って歩いたりする習慣はありませんか?その場合、どうしても得意な方・やりやすい方に偏りがちなので、体はどんどんゆがんでいきます。
わき腹や腰の筋肉がゆるんでいるのか確認
ゆがむということは、怠けてゆるんでいる筋肉と、使われ過ぎて硬くなって凝っている筋肉ができて、筋肉も偏りゆがんているということです。それが、骨盤周りや背骨のゆがみだけでなく、肩こりや腰痛、お腹がポッコリ、お尻が垂れる、О脚につながってしまいます。

自分の体のどこがどの程度ゆがんでいるのかをチェックし、それを解消してヒップアップにもつながる、片足立ちエクササイズをおこなってみましょう!

【チェック1】腰とウエストの筋肉を触ってみよう

いすに座っても、立っていてもできます。両手の親指をわき腹に、人差し指から小指までの4本を腰の背骨の両サイドに当てて、少し押しておきます。指で押した時の弾力で、わき腹や腰の筋肉がゆるんでいるのか、どの程度緊張しているのかが分かります。
腰とウエストの筋肉を触ってみる
いすに座っている場合は、そのまま体重を右のお尻に掛けたり、左のお尻に掛けたりしてみてください。右のお尻にかけると左のわき腹と腰が、左にかけると右のわき腹と腰の筋肉が硬くなって緊張するはずです。

立っている場合は、その場で足踏みをしてみましょう。右脚に体重をかけると左のわき腹と腰が、左足に体重をかけると右のわき腹と腰の筋肉が硬くなって緊張するはずです。

つまり、体重をかけた側に体が倒れてしまわないように、反対側の筋肉が緊張して真ん中に引き戻そうとしているのです。

ですから、普段から片側に体重をかけるクセがあったり、片側で荷物を持っていたり足を同じように組んでいたりすると、いつも緊張する筋肉と、そうでない筋肉が偏って固定化してしまうため、体がゆがんでしまう(特に骨盤周り)のです。

【チェック2】片足立ちをした時の骨盤チェック

両足を腰幅程度に開いて立ちます。両手を腰骨に当て、左右の腰骨の高さをチェックします。まず、右膝を曲げて右足を浮かせます。その時に、右の骨盤(腰骨)の高さがどのように変わったか(変わらなかったか)チェックしましょう。

片足立ちをした時の骨盤チェック
・右の骨盤が上がる場合…右のウエストや腰の筋肉の緊張が強い
・右の骨盤が下がる場合…左のお尻の筋肉の力が弱い
・骨盤の高さは変わらない…骨盤や股関節周りの筋肉のバランスが取れている

左側でも同じように行ってみましょう。左右で筋肉のバランスがどうなっているのかが、ある程度分かります。筋肉が硬いとコリにつながり、冷えや痛みにつながります。筋肉の力が弱い場合、ゆるみやたるみにつながります。

片足立ちバランスエクササイズの取り入れ方

片足立ちチェックはいかがだったでしょうか。片足を浮かせた側の骨盤の高さが変わらずに維持できる筋肉のバランスをつくることで、ヒップアップやО脚、ゆがみの予防をしていきましょう。
骨盤のバランスのイメージ
例えば、電車やエレベーターを待っている時、または料理や歯磨きをしている時など、仁王立ちをしているタイミングを思い浮かべてみましょう。その時間を利用して、内ももを閉じて立ち、内ももがずれないように気をつけながら、片膝を曲げて片足立ちをしてみましょう。

最初はぐらぐらしてしまうかもしれないので、壁につかまったり杖をついたりしても構いません。バランスよく立とうとすることで、お腹に力が入ることが分かると思います。

おわりに

いかがでしたか?私たちはいかに安定した座面に座ったり、物に寄りかかって立つなど、楽ができる生活をしているかが分かります。

あえて不安定な片足立ちをすることで、普段怠けていた筋肉も使われるようになり、使い過ぎで疲れていた筋肉の負担が減ってバランスが取れ、血流が良くなって引き締め、引き上げ効果が生まれます。ほんのちょっとした意識ですが、ぜひ時々チェックをしてみてくださいね。
http://news.livedoor.com/article/detail/11576705/

<コメント>
腰は身体の要です。骨盤のゆがみを解消しましょう。


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2016年05月28日

人は一度でも人をだますとその味をしめてしまう。自分に都合の悪いことは忘れる「非倫理的健忘症」とは?




『人は一度でも人をだますとその味をしめてしまう。自分に都合の悪いことは忘れる「非倫理的健忘症」とは?』

人は良き人間であろうとする。だが人間はちょっぴりずるい生き物で、魔が刺すとモラルに反したことをしてしまうこともある。そしてそれがバレなかった時、更に過ちを犯すこととなるのも人の常だ。人は自分が過去に悪い行いをしたことを忘れてしまうだけでなく、都合の悪い事実ををすべて忘れることによって、また悪さを繰り返す傾向にあるという。これは「非倫理的健忘症」と呼ばれるものだ。

 聖人君子など存在しないが聖人君子であろうとする。自分を律することで人は良き人間であろうと努める。だが、ちょっとでも隙があれば、些細なことで人をだましたり、ずるをすることはままある。例えば、小学校での書き取りのテストのとき、カンニングしたり、友だちの宿題を丸写しするといったことだ。あるいは、パートナーへの裏切りという場合もある。どこまでがだましやごまかしになると認識しているかはさておいて、大切なのは人をだました、ずるをした後であなたがそれをどう感じたかということだ。その罪を認めてすべて白状する? それとも、少しは罪の意識を感じながらもそのまま普通に人生を送る?あるいは、そんなことはまあ忘れてしまって、また次の悪事へと踏み出す?こうしたことに心当たりがあっても、自分はずるいことなんかしていないと思うあなた、それは悪い行いはみんな忘れてしまっているせいだ。これには科学的理由があるようだ。

一度だますと、味をしめる?
 選択記憶の概念は、よく知られているが、繰り返して人をだます行為の裏には、まさにこの選択記憶というものが隠れているのかもしれない。専門用語では、これは「非倫理的健忘症」として知られている。ノースウェスタン大学のマラヤン・コーチャックと、ハーバード大学のフランチェスカ・ジーノによると、この現象によって、時間の経過とともに過去の自分の悪い行いからなるべく遠ざかるようにしているのだという。おもしろいことに自分自身の悪事は忘れてしまうのに、他人の悪事は鮮明に覚えているものだという。

ゲーム
 コーチャックとジーノは、自分の過去の行動を人がどれくらい覚えているかについて9つの実験を行った。まず、343人に自分の過去の倫理的、非倫理的な行動をいろいろ書き出してもらい、その後アンケートに答えてもらう。また別の実験では、70人の学生にコイントスゲームをしてもらうが、そこでは比較的簡単に相手をだましてお金を得ることができる。2週間後、参加者にゲームのこととその夜に食べた食事について、質問事項に答えてもらう。すると、半数近く(43%)の人が、だます行為を行ったことを報告したが、食事の内容ほどは鮮明に覚えていなかったそうだ。

なぜ人は何度でも人をだましたり、ずるを繰り返すのだろうか?
 これを調べるために、再び悪事を繰り返すか、思いとどまるかを見る別の実験を行った。230人の学生に別のサイコロゲームをしてもらう。3日後に、同じ被験者たちに、簡単に相手をだましてお金を得ることのできる言葉集めのゲームをしてもらう。すると、最初のゲームで自分がずるをしたことをよく覚えていなかった人たちは、このゲームでも再び同じ行動を繰り返す傾向があることがわかった。

善良な人ですら他人の悪事に敏感で自分の悪事に鈍感である
 非倫理的な行為をした者の悪事の記憶が曖昧なのは、肯定的な自己像を維持するための行動なのだ。やはり、悪い行いのせいで心理的な苦痛や居心地の悪さを感じているからなのかもしれない。都合の悪いことは遠ざけよう、忘れようとして、さらなる不誠実が続く。しかし、これがこと他人のこととなると、まったく逆で、自分の悪事は棚に上げて、他人の違反には極端に敏感になる。これはごく普通の善良な人にも、同じことが起こりえる。この発見は、道徳的な自己概念について重要な役割を示している。いいことをしようが、悪いことをしようが、自分のいいイメージを損なわないようにするために、さまざまな経験を構築しては再構築し直しているためだ。私は常々、どんな善良な人間の心にも魔は宿っていると思っている。それを抑制できるのは己の罪悪感でだけである。だが善良な人間ですら、罪悪感はそれがバレないと生まれない。例えば買い物をするともらえる駐車場の無料チケット。それをもらうには駐車場に入場したときのカードが必要となるわけだが、たまたま車に置き忘れたといってもらったとしよう。実際に車で来ていないので、そのチケットをもらえば、別の買い物をするときに利用できる。置き忘れたという理由が通じることがわかると何度か繰り返すが、車で来ていないことが偶然バレてしまい、無料チケットはお出しできませんと言われ始めて我に返る。そうなって初めて罪悪感に見舞われるわけだ。そうなると二度とその店で買い物ができなくなる。自分のイメージが完全に損なわれたのだ。「あいつはズルいやつ」と思われたに違いないのだ。たかだか数百円で「ずるい」、「せこい」の烙印を押されるのなら最初からそんなことをしなければいいのに、人の心に宿る「魔」はいつでも顔をだしてくる。それが「非倫理的健忘症」というやつならば納得がいく。一度バレても、また隙あらば、ズルを繰り返していくことになるのだろう。人間はそういう風にできているという事実がわかれば、頭ごなしに他人を批判することはできなくなるはずだ。どんな人間でも隙があればズルいことをする。この事実だけは頭に刻んでおくことで避けられるトラブルがあるはずだ。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52218536.html

<コメント>
善良な人ですら他人の悪事に敏感で自分の悪事に鈍感です。
どんな人間でも隙があればズルいことをするそうです。


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オバマ米大統領が広島で演説(全文)




『オバマ米大統領が広島で演説(全文)』

歴史的訪問
 バラク・オバマ米大統領は2016年5月27日夕、現職米大統領として初めて被爆地・広島を訪問した。オバマ氏は平和記念公園で「原爆投下の瞬間を想像せずにはいられない。歴史を直視して、何をしなければならないかを自問する共通の責任がある」と演説し、「核兵器なき世界」を追求する重要性を訴えた。1945年8月6日朝の惨劇の記憶を薄れさせてはならないとも語った。その後、参列した被爆者と言葉を交わし、抱き寄せた。オバマ氏は2009年1月の大統領就任時から被爆地訪問を模索、7年越しの実現となった。一方、米大統領に原爆投下の事実と向き合うよう求めてきた被爆者にとっては、長年の願いがかなう歴史的訪問となった。

 オバマ氏が広島市平和記念公園で行った演説全文は次の通り。

 71年前の雲一つない晴れた朝、空から死が降ってきて、世界は一変した。閃光(せんこう)と火の壁が街を破壊した。そして人類が自らを滅ぼす手段を持ったことを明示した。なぜわれわれはこの地、広島にやって来るのか。そう遠くない過去に放たれた恐ろしい力について思案するために来るのだ。10万人以上の日本人の男性、女性、子どもたち、数千人の朝鮮人、十数人の米国人捕虜を含む死者を悼むために来るのだ。彼らの魂は私たちに話し掛ける。そして彼らは私たちに内面を見つめるように求め、私たちは何者なのか、何者になるかもしれないのかを見定めるよう求めるのだ。広島を際立たせているのは戦争の事実ではない。暴力的な紛争は原始人にも見られることが遺物から分かる。石英から刃物を作り、木からやりを作ることを学んだわれわれの祖先は、こうした道具を狩りだけでなく、同じ人類に対して使った。全ての大陸で、文明の歴史は戦争で満ちている。穀物の不足であれ金(ゴールド)への渇望であれ、国粋主義の熱狂的な扇動や宗教的な熱意であれ、帝国は興亡し、人々は支配されたり、解放されたりしてきた。節目節目で、罪のない人々が苦しみ、無数の死者を出し、彼らの名前は時間とともに忘れられた。

きのこ雲が想起させる矛盾
 広島と長崎に残酷な結末をもたらした世界大戦は、最も豊かで最も強力な国々の間の戦いだった。彼らの文明は、世界の偉大な都市や素晴らしい芸術を生んだ。その思想家たちは正義と調和と真実についての考えを進展させた。しかし、最も単純な部族間紛争の原因となった支配や征服への同じ基本的な本能によって戦争へと発展した。古いパターンが新しい能力によって、新たな制約もなく増幅した。数年の間に、およそ6000万人が亡くなった。われわれと何ら違いのない男性、女性、子供たちが、撃たれ、たたかれ、行進させられ、爆撃され、収容され、飢えさせられ、ガスで殺された。世界中に、この戦争を記録する多くの場所がある。勇気と英雄の物語を示す記念碑、言葉では言い表せない悪行がこだまする墓地や空になった収容所がある。しかし、この空に立ち上ったきのこ雲の姿は、人間性の中心にある矛盾を最も鮮明に想起させる。われわれを種として特徴づけるひらめき、思想、創意、言語、道具を作ること、自然界から人類を区別し、自然をわれわれの意志に従わせる能力。これらがいかに、不相応な破壊力もわれわれに与えるかということを。物質的な進歩や社会革新が、どれほどこの真実からわれわれの目をそらさせるのだろうか。われわれは、より高度な理由のため、暴力を正当化することをいかに簡単に学んでしまうのだろうか。全ての偉大な宗教は愛と平和と正義への道を約束するが、いかなる宗教にも信教を理由に人を殺すことができると主張した信者がいた。各国は犠牲と協調の元に国民を結束させる話を説きながら台頭し、偉業が成し遂げられるが、同時にこうした話は自分たちとは異なる人々を虐げ、人間性を奪う口実に利用されてきた。

薄れさせてはいけない記憶
 科学のおかげで私たちは海を越えて交流し、雲の上を飛び、病気を治し、宇宙を理解するが、こうした科学的発見はより性能のいい殺りく兵器にも変わり得る。近代の戦争は私たちにこの真実を教えてくれる。広島がこの真実を教えてくれる。技術は、人間社会の進歩を伴わなければわれわれに破滅をもたらす。原子の分裂へと導いた科学的革命は、モラルの革命も必要とする。 だから私たちはこの場所に来る。私たちはここ、この街の真ん中に立ち、原爆投下の瞬間を想像せずにはいられない。目の当たりにしたことに混乱した子供たちの恐怖を感じずにはいられない。われわれは声なき叫びに耳を傾ける。あのひどい戦争、これまで起きた戦争、そしてこれから起きる戦争で命を落とす全ての罪のない人々のことを忘れない。単なる言葉だけでこれらの苦しみを表すことはできない。しかし、私たちには歴史を直視し、こうした苦しみを食い止めるために何をしなければならないかを自問する共通の責任がある。いつの日か、ヒバクシャの証言の声は聞けなくなるだろう。しかし、1945年8月6日の朝の記憶は決して薄れさせてはならない。その記憶のおかげで、私たちは自己満足と戦うことができる。その記憶が私たちの道義的な想像力をたくましくしてくれる。その記憶が私たちに変化を促してくれる。そしてあの運命の日以来、私たちは希望を持てる選択をしてきた。米国と日本は同盟を構築しただけでなく、戦争を通して得られたものよりもはるかに多くのものを私たちにもたらした友情も築き上げた。一つの人類の仲間として欧州の国々は、戦場を商業と民主主義の結束に変えた連合を構築した。抑圧された人々と国は自由を勝ち取った。国際的な共同体は、戦争を回避し、核兵器の存在を制限、縮小し、究極的には廃絶を目指すための制度と条約をつくった。それでもなお、われわれが目にする国家間のあらゆる侵略行為、世界中でのあらゆるテロ、汚職、残虐行為、抑圧は、われわれの仕事が決して終わっていないことを示している。悪事を働く人間の能力をなくすことはできないかもしれない。そのため、国家、そしてわれわれが締結している同盟は、自身を守る手段を持つ必要がある。しかし、私の国のように核兵器の備蓄がある国は、恐怖の論理から抜け出す勇気を持ち、核兵器なき世界を追求しなければならない。私が生きているうちに、この目標を実現できないかもしれない。しかし、粘り強い努力によって破滅の可能性を低くできる。こうした備蓄の破棄につながる計画を立てることはできるし、他国への拡散や致死性の物質が狂信者の手に渡るのも阻止できる。しかし、それではまだ十分ではない。今日の世界を見渡すと、最も粗末なライフルやたる爆弾でさえ、恐ろしい規模の暴力をもたらすことができる。われわれは外交を通じて紛争を防ぎ、起きてしまった紛争を終わらすため、戦争自体に関する考え方を変えなければならない。われわれの相互依存の拡大を暴力的な対立ではなく、平和協調への理念と見なそう。破壊の力ではなく、つくり上げるもので国を定義しよう。そして、恐らく何にもまして、われわれは一つの人類の仲間として、お互いのつながりを改めて思い起こさなければならない。これも、われわれ人類を類ない存在としている。われわれは遺伝子情報によって、過去の過ちを繰り返すよう規定されてはいない。われわれは学ぶことができる。選ぶことができる。われわれは子供たちに別の物語を話すことができる。共通の人間性を描いたり、戦争の可能性を減らし、残虐さをそれほど簡単には受け入れたりしない物語だ。われわれはヒバクシャのこうした話を知っている。原爆を落とした爆撃機のパイロットを許した女性がいる。本当に憎んでいたのが戦争それ自体だったと分かったためだ。この地で死亡した米国人の家族を捜し出した男性がいる。彼らと自分自身の損失は同じと信じていたからだ。私自身の国の物語も、簡単な言葉から始まった。「全ての人間は生まれながらにして平等であり、その創造主によって、生命、自由および幸福の追求を含む不可侵の権利を与えられている」(米独立宣言)。この理想の実現は決して容易ではなかった。わが国内や国民の間でさえそうだった。しかし、この話に忠実であろうと努力する価値はある。それは、真剣な努力に値する理想であり、大陸そして海を越えて広がる理想だ。全ての人間の絶対的な価値を示し、全て生命は大切であるという揺るぎない主張だ。われわれは皆一つの人類という家族の一員であるとの根源的で必然的な考え方だ。これこそ、われわれ皆が伝えなければならない物語だ。これが広島を訪れる理由だ。愛する人、自分の子供たちの朝一番の笑顔、台所の食卓越しの夫や妻との優しい触れ合い、心安らぐ親の抱擁といったことに思いをはせるためだ。こうしたことに思いを寄せると、71年前にここで同じように大切なひとときがあったということが分かる。亡くなった人々は、われわれのような人たちだ。普通の人には分かることだと思う。皆、戦争はたくさんだと思っている。科学の驚異は暮らしの向上に焦点を当てるべきで、命を奪うものであってはならないと考えている。国々やその指導者が決断を行うときにこの単純な知恵が反映されれば、広島の教訓は生かされたことになる。世界はここで永遠に変わってしまった。しかしきょう、この街の子供たちは平和に一日を過ごすだろう。それは何と貴重なことか。それは守るに値することであり、全ての子供がそうあるべきだ。これこそわれわれが選択できる未来だ。広島と長崎が核戦争の夜明けとしてではなく、私たち自身の道義的な目覚めの始まりとして知られる未来だ。(時事)
http://www.jiji.com/jc/v4?id=obama-hiroshima0001

<コメント>
全ての人間は生まれながらにして平等であり、その創造主によって、生命、自由および幸福の追求を含む不可侵の権利を与えられている。この理想が叶います様に。。。


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