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2017年08月13日

『風が強く吹いている』3 〜 箱根駅伝往路 〜


どーも!
あつしです!

今回も
風が強く吹いている
を紹介したいと思います。

三浦しをん先生の作品で
箱根駅伝に10人で出場する小説です。






箱根駅伝当日までを書きましたが
書ききれなかった人間模様がまだまだ書かれておりますので
ぜひ読んでみてください。

しかも
小説と漫画で受ける印象が違います!!

そんなところも楽しんでいただけると
面白いかもしれません


お名前.com



箱根駅伝―――

1区 大手町〜 鶴見 21.3キロ 王子

スタートの号砲が鳴り王子が走り出しました。

1区は牽制しあってペースが上がらない場合があり王子でもついていけるかもしれない。
との、清瀬の読みどおりゆっくりしたペースで進みます。
 (王子は漫画好きで寛政大学で一番遅いタイムです)

移動している清瀬に監督車に乗る大家から
「もう少ししたら10キロなんだが、俺は王子になんと声をかければいい?」
と電話が入ります。
清瀬「なにも言わなくていいでしょう」と伝えますが
大家「黙って車に乗っているばかりの監督としてどうだろう」と退屈しています。
清瀬「どっしり構えて、つらそうになったら励まして」と伝え
「伝言を頼みます。『きみに伝えたいことがある。だから、這ってでも鶴見まで来い』と」

王子がその伝言を聞いたのは、15キロ地点でした。
伝えたいこと?聞いてやろうじゃないか。と
気持ちを再び奮い立たせました。

1区は集団で進んで行き
六郷橋で決まる!と全員が暗黙の了解で考えています。
 (六郷橋は多摩川にかかる、全長446.3メートルの大きな橋で
  橋に差しかかるための上り坂とその後の下り坂があります)

集団は六郷橋を上り始め
選手はスパートをかけばらけました。

王子はついていく事ができずに見送りますが
想定の範囲内!六郷橋まで来たらタイム差はそんなに出ない。自分のペースで走りきる。
王子は諦めず辛抱強く走ります。


2区 鶴見 〜 戸塚 23キロ ムサ

鶴見中継所でムサ王子を待ちます。

箱根駅伝の2区は
【花の2区】とよばれ
各大学のエース級が出場します。

そんな中でもムサは特殊で
国費留学生として大学に留学していたので
陸上経験がありません。


次々と襷リレーをし
鶴見中継所を飛び出していきます。
トップの六道大学が襷リレーをしてから30秒・・・
「王子さんです!」
ムサは中継ラインに立ちます。

ムサ王子に向かい手を上げます。
中継ラインを越えた王子は、走りはじめたムサの手に
握りしめていた襷を渡しました。

寛政大学は最下位で通過しました。

王子は立ち止まり、倒れこみそうになったところを
清瀬に抱きとめられ
「ここまで一緒に来てくれて、ありがとう」と伝え
王子「合格」とつぶやきます。


ムサは速いペースで走っています。
周りの声援などで完全に雰囲気に呑まれています。
「ペースを抑えろ」という大家の指示も
2区最大の難所、権太坂が控えていることも忘れていました。
 (権太坂は、14キロ過ぎから1.5キロも上りが続く難所です)
ムサは速いペースのまま権太坂に気付き
上りはじめた時には重りをつけたように脚が進まなくなります。

そこからムサは冷静になり
清瀬からの指示も思い出します。

2区ラスト3キロの上り坂
ムサは意地だけで走っています。


3区 戸塚 〜 平塚 21.3キロ ジョータ

戸塚中継所では
ジョータキングムサの到着を携帯のテレビを見ながら待っています。
テレビにはムサが前を行く5人の選手に迫っている映像が流れました。

戸塚中継所まで500メートル

ムサは渾身のスパートをかけ
集団の先頭に立ちます。

中継ラインに立っているジョータに襷を渡します。
「エースの走りだったよ」ムサに声をかけ
ジョータは走り出しました。

寛政大学 戸塚中継所13位で通過
ムサは2区を12番目のタイムで走りきりました。


ジョータは双子のジョージとのことを考えながら3区をスタートします。
双子のジョータジョージはいつも一緒でしたが
走ることに関しては今は同じぐらいのタイムですが
ジョータジョージの方が走る才能があるので
そろそろ別な道に進むときが来た。と考えながら走っていると
監督車の大家から
「ハイジからの伝言だ。ラスト1キロが踏ん張りどころだ。何を見ても動揺するな。以上」
伝言を聞いたジョータは何校か抜き
ラスト1キロに差し掛かりました。
が、直線道路のため走っても走っても着かない気持ちになることがハイジからの伝言の意味でした。

残り200メートル地点で
歩道を葉菜子が自転車で疾走していることに気付きます。
「ジョータくん、あとちょっとだよ!」
はっきりと聞き取ったジョータ
・・・葉菜ちゃんって、もしかして俺のこと好きなのか?
と、気持ちを気付き
・・・俺たちのどっちを好きなわけ?
と、うれしさと疑問で混乱し気付かぬうちに2校を完全に抜き去っていました。


4区 平塚 〜小田原 20.9キロ ジョージ

平塚中継所にはジョージニコチャンが待っています。
次々とやってきたトップ集団が襷リレーをする後方に
ジョータが他の大学を抜く姿を見て
「兄ちゃんばっかりにいいカッコさせないよ。」
中継ラインに出ます。
鬼気迫る形相で走ってきたジョータジョージに襷を渡しながら
「葉菜ちゃん、もしかしたら俺たちのこと好きかも!」
「ええっ、うそー!」
叫びながらジョージは走り出します。

寛政大学 平塚中継所11位で通過
ジョータは3区を10番目のタイムで走りきりました。


ニコチャンはすぐにハイジ
「ちょっとまずいことになったぞ」と電話をかけます。
「双子が葉菜ちゅんの気持ちに気付いてしまい、ふにゃふにゃってわけだ」と伝えます。

予想通りジョージの頭の中は葉菜子のことでいっぱいです。
そのせいでジョージの走りは散漫になっています。
「こら、ジョージ!聞いてんのか、おい!」
大家の怒号で我に返ります。
15キロ地点までどこを走っているかもわからずにいました。
大家から
「走からの伝言だぞ。『好きなら走れ』以上」
それを聞いたジョージは疾走します。

ラスト1キロの上り坂。
リズムに乗りきれないジョージ
それでもがむしゃらに食いついて体を進めます。


5区 小田原〜 箱根 20.7キロ 神童

小田原中継所で待っている神童は風邪を引いてしまい
本当は走れる状態ではありません。
しかし、10人しかいない寛政大学では
替わりはいません。

ジョージ喜久井大の選手と並んで中継ラインを越えます。
「神童さん」と襷を渡します。
ジョージは自分の走りを後悔します。

寛政大学 小田原中継所10位で通過
ジョージは4区を11番目のタイムで走りますが
もっといいタイムで走れたはずです。


走り出した神童
体の底から寒気がし、汗だけは皮膚を流れる。
体の表面の火照りが取れない。
一歩を踏みだすたびに衝撃で頭痛がし、鼻がつまって呼吸もままならない。
風邪のせいで神童は本来の走りができません。

後続のチームにどんどん抜かれ
給水時に「いま17番目。トップとの差、そろそろ10分」という情報を得ます。
トップと10分以上のタイム差がついたチームは、
復路が繰り上げ一斉スタートになります。
それだけは避けたい。と神童は走り続けます。
東京箱根間往復大学駅伝競走往路のゴールテープを房総大がゴールします。
六道大が2位でゴール。

・・・朦朧とし、ふらふらしながら神童が現れます。
ゴールした神童清瀬が抱きとめます。
担架で運ばれる神童
必死に謝罪の言葉を伝えます。

出場20チーム中18番目でゴール。。。
トップとの差、11分53秒。。。
復路一斉スタートになりました。



次回は
いよいよ復路です!!





漫画化にもなってます。
ぜひ小説より漫画の方はこちらをどうぞーー

漫画版『風が強く吹いている

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