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2020年09月22日
巨人・直江、プロ1勝へあと2死で無念降板…原監督「4点差はまだ分からない」勝利優先
巨人・阿部2軍監督、入団テストを初視察
巨人・阿部慎之助2軍監督(41)が21日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた入団テストを初視察した。現在は1軍のヘッドコーチ代行を務めており、ナイター前の午前中に約3時間、金の卵発掘へ目を光らせた。
合格者はドラフト会議での指名候補としてリストアップされる。阿部2軍監督は「1軍に1%でも可能性がありそうな選手を発掘しないといけない。育成がメインになると思うが、3軍が運営できればいいという観点では今年は取らない。1軍の戦力を最終目標にできるような選手集めをするつもり」と話した。
1軍では堀岡隼人投手(22)がテスト出身で、青森山田高から2017年に育成ドラフト7位で入団。19年に支配下選手登録と1軍デビューを果たしている。
阪神・糸井、若手に負けられないん打 五回執念タイムリー
(セ・リーグ、阪神5−3DeNA、16回戦、阪神8勝6敗2分け、21日、甲子園)ふらふらと舞い上がった白球は外野の緑の芝生へポトリと落ちた。会心の当たりとはいかなかったが、阪神・糸井がしぶとく左前まで運び、1点差に迫った。久しぶりの3番として、勝利を演出した。
「1点ずつ返していくことが大事だと思うので、打つことができてよかったです」
甲子園に帰り、待っていたのは10日のDeNA戦(横浜)以来、10試合ぶりとなる3番だった。
最大の見せ場は1−3と2点を勝ち越された直後の五回。2死一、二塁で打席に立つと京山の149キロ直球に詰まらされた。それでも打球は左翼手・佐野の前に落ち、二走の木浪が生還。三回無死一、二塁では最悪の遊ゴロ併殺に終わっていただけに汚名返上をした。
一回には2死から左翼線への二塁打。続くサンズの適時打で先制のホームを踏んだ。13日の広島戦(甲子園)以来となる複数安打&打点を記録。ベテラン健在を示した。
2016年オフにFAで加入し4年契約最終年。しかし、膝の状態は芳しいものではなく、崖っ縁に立たされている。
今季ここまで打率・244、1本塁打、15打点。最近では下位での起用や陽川に右翼のスタメンを譲る試合も多くなり、前日20日の中日戦(ナゴヤドーム)までは糸原が3番を務めた。
出番がない日もトレーニングを重ねる。早出練習からバットを振る。そんな姿を誰よりも評価していたのが矢野監督だった。
「(糸井は)出るところで全力で、という思いでしっかりやってくれている」
39歳という年齢を考えてもフル出場は難しい。それでも出番に備えて準備する。折れそうになる心を救ってくれるのが、Hランプ。だから指揮官は「こういうところでヒットが出たりすることで、自分の背中を押すことができる」と願った。
虎の永年の課題とも言われている世代交代。でも、このまま押され、流され、終わるわけにはいかない。クリーンアップ起用に応えた超人。シーズンの正念場こそ、経験値が生きる。ベテランの意地を見せ続ける。
復活に期待したい。
将来に胸を膨らませる内容!オリックスの期待の若手コンビ・太田椋、宜保翔
20日の試合で西武に逆転負けを喫したオリックス。だが、高卒2年目・太田 椋と宜保 翔の若手コンビの活躍が際立つなど、将来に胸を膨らませる内容でもあった。
太田は16試合目で4打数1安打1本塁打1打点、宜保は初出場で3打数1安打1打点という結果に終わった20日のオリックス戦。1軍定着へはさらなるレベルアップが必要だろうが、ファームではきっちりと成績を残している。
太田
40試合出場 144打数35安打 3本塁打、14打点
打率.243、長打率.361、出塁率.337、OPS.698
宜保
28試合出場 35打数7安打 0本塁打、4打点
打率.200、長打率.229、出塁率.216、OPS.445
太田は、規定打席に到達をしていないためランキングには入っていないが、打率や長打率。そして出塁率はウエスタン・リーグではそれぞれトップ10に入るような数字を残している。2軍ではある程度結果を残せるだけの実力を2年間で身につけてきたことを、結果で証明している。
一方の宜保も試合数は少なく、太田ほどパフォーマンスは発揮できていない結果になっている。しかしルーキーイヤーの昨シーズンは、ファームでチーム2位の出場数となり、多くの経験を積むことが出来た。首脳陣からの期待値が高い起用と言ってもいいのではないだろうか。
ミレニアム世代の2人が二遊間コンビとしてブレークする時は来るのか。2人の覚醒の瞬間を心待ちにしたい。
今後の活躍に期待したい。
アイマス:NHK・FM「今日は一日“アイマス”三昧」が11月23日放送 中村繪里子がMC
ゲームやアニメなどが人気の「アイドルマスター(アイマス)」シリーズを特集するラジオ番組「今日は一日“アイマス”三昧」が、NHK・FMで11月23日に放送されることが分かった。天海春香役の中村繪里子さんがMCを務め、如月千早役の今井麻美さん、星井美希役の長谷川明子さん、島村卯月役の大橋彩香さん、渋谷凛役の福原綾香さん、本田未央役の原紗友里さんらが出演する。
番組ではえりすぐりの楽曲を放送するほか、声優陣が登場し、「アイマス」の魅力を語る。11月23日午後0時15分〜午後6時50分、午後7時20分〜午後9時15分に放送。
「今日は一日○○三昧」は、さまざまな音楽のジャンルから1種類にスポットを当てるラジオ番組。これまで「ガンダム」「ラブライブ!」「バンドリ!」なども特集してきた。
注目の作品になっている。
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阪神マルテ復帰後初の守備「もう問題ない」2軍監督
高橋光成が“西武”3000勝目へ「さらに気合が入ります」球場では新演出
西武の高橋光成が22日の日本ハム戦(メットライフドーム)で先発する。21日、球団広報を通じ、「調子はいいです。前回は先制点を与えてしまったので、序盤の入りに注意したいです」などコメント。勝てば西武の球団となってから通算3000勝となる試合へ、気合を入れた。
カード初戦での登板に「いい流れをチームに持ってこれるように」と、語る高橋光。21日はメットライフドームでキャッチボール、遠投など、普段通りのメニューをこなした。
日本ハムに対しては「打線のつながりがいいイメージなので、気を抜くことなく斬るところはしっかり切っていくことを意識したいです。皆さんいいバッターですが、しっかり9回くらいまで投げきり、中継ぎ陣を休ませたいです」と長いイニングを投げ抜くことを目標に挙げた。
このカードはシスコシステムズの協力で、3日間、「Cisco Super Series」と銘打ち球場内外を連動させた演出を行う。また、西武鉄道・池袋駅の巨大サイネージ「池袋マルチビジョン」とも連動した演出を計画している。
高橋光は「しかも明日勝ったら“西武”ライオンズになってから3000勝ですよね!?さらに気合が入ります」と、自身へのエネルギーにしていた。「僕は昔、西口さんが好きで小さい頃からこの球場によく来ていました。この数年で球場がどんどん進化していますよね。当日は『STRIKE OUT』の表示をたくさん出せるように頑張ります」とコメントした。
今後の活躍に期待がかかる。
早実・清宮福太郎が豪快3ラン含む5打点の大暴れ 日本ハムの兄も担った名門の重責
「高校野球秋季東京大会・1次予選2回戦、早実20−0中大杉並」(20日、早実グラウンド)
日本ハム・清宮幸太郎の弟である早実・清宮福太郎内野手(2年)が2安打5打点と大暴れし、本戦出場に導いた。初回1死二、三塁から右翼へ2点適時二塁打を放つと、三回無死一、二塁からは左翼へ豪快な3ラン。新チームから主将を任されるスラッガーの活躍で、秋の公式戦初陣を大勝で飾った。
高々ときれいな放物線を描いた。初回から猛攻を続け、迎えた三回の第3打席。1ボールからの甘い球を見逃さなかった。左翼スタンド後方の室内練習場を直撃する一発。「打った瞬間、入ったと思いました」とダイヤモンドを一周した。
新チームから主将を任された。兄も担った名門の重責。「これが重みなのかな」とかみしめて戦う。「ファーストがなかなか決まらなかったので。自分がいくことでうまくハマれば」と今夏の外野から一塁に転向。頼もしい男が本戦でもチームを引っ張っていく。
今後の活躍にも目が離せない。
大谷翔平、復活6号を祝福する“乱入者”に大爆笑 「ハロー、ショウヘイ、君の親友だよ」
同僚のノエ・ラミレスがゲームの誘い…大谷は「No」と即答
■エンゼルス 4-3 レンジャーズ(日本時間20日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が19日(日本時間20日)、本拠地でのレンジャーズ戦で、7試合ぶりにスタメン復帰した。第1打席にいきなり6号ソロを放つなど、3打数2安打1打点の活躍でチームの3連勝に貢献。試合後の米メディア向けの会見では、思わぬ珍客が“乱入”して笑顔を見せる場面もあった。
オンラインでの会見で記者の質問に一通り答えた大谷が、席を立とうとした瞬間だった。「もう1人」と言われ、質問を始めたのは、同僚のノエ・ラミレス投手だった。「ハロー、ショウヘイ! 君の親友だよ」と呼びかけると、大谷は「See you tomorrow(また明日ね)、ノエ」と苦笑い。立ち去るふりをしたが、素直に“追加質問”に応じた。
「みんな聞こえる? 今ヒットを打って、気分もいいと思う。で、『ウォーゾーン』のグループに入らない?」とラミレスからゲームの誘いを受けた大谷は「No」と即答。それでも「今夜みんなと一緒にプレーしない?」と迫るラミレスに対して「No、No」と笑いながら断った。
「カモン、カモン、じゃあまた今夜ね」と言われた大谷は「Tomorrow、Tomorrow(明日、明日)」と連呼。なおも「Tonight(今夜ね)」と諦めないラミレスに、「Manana(また明日)」とスペイン語で返してやり取りを終えた。
この2人の会話を「ジ・アスレチック」のエンゼルス番であるファビアン・アルダヤ記者がツイッターで投稿。「ショウヘイ・オオタニの『親友(ベスト・フレンド)』ノエ・ラミレスがウォーゾーンをプレーさせようと迫った。『Manana』とオオタニは1分間で話した3つの言語のうちの1つで言った」と言及した。
約1週間ぶりの出場で見事な復活を果たした大谷。チームメートも思わず会見に参加するほど、明るい1日となった。
今後の復活に期待したい。
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ガンダム:ガンプラの“極限表現” MGEXユニコーンガンダム UCモードボックス再び
アニメ「機動戦士ガンダムUC」に登場するユニコーンガンダムのプラモデル「MGEX 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Ka [プレミアム “ユニコーンモード” ボックス]」(バンダイスピリッツ)が、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で2次受注がスタートした。通常版と異なるユニコーンモードをメインとしたパッケージで、価格は2万5300円。
「MG」シリーズのハイエンドブランドとなる「MGEX」シリーズの第1弾で、ガンプラの40周年を記念した企画の一環として発売される。「極限表現」に挑む新ブランドとなり、機体ごとにテーマを設定。第1弾のテーマは「極限の発光機構」で、LEDユニットを搭載。ボタン操作で瞳、頭部メインカメラが点灯するほか、本体のサイコフレームが赤、緑に発光したり、強弱を伴う発光演出を実現した。デザイナーのカトキハジメさんが監修した。
注目の作品になっている。
11月に発送予定。
【岡田彰布氏の眼】一貫性のなさが混乱生む、攻撃の狙いを明確に
「中日4−2阪神」(20日、ナゴヤドーム)
阪神はわずか3安打とチャンス自体があまりつくれなかったゲームで、焦点は六回、七回の攻撃だろう。1点を追う六回は近本が安打で出塁し、無死一塁から陽川が送りバントに失敗。2点を追う七回は無死一、二塁から連続代打で強攻し、いずれの回も無得点に終わった。
ここでベンチはまず同点と考えたのか、それとも一気に逆転を見据えたのか−。六回、同点のランナーが一塁にいて陽川に送りバントを指示した。アマチュア時代から中軸を打って、ファームでもクリーンアップを打ってきたバッター。実戦でバントを成功させた経験は少ないだろう。
それでも、まず同点と考えて陽川に犠打を命じたのであれば、七回無死一、二塁でもバントを指示して良かったと思う。二塁走者がボーアということを考えたのかもしれないが、1死二、三塁と一打同点の好機をつくれば、相手ベンチや守備に重圧をかけられた。自軍に対しても、攻撃の狙いを明確にすることで、打線の機運は高まる。しかし一貫性がなければ、逆に混乱を生んでしまう。
先発の中田にしても9連戦の最中、満を持して2軍から上げたのであれば、もう少し我慢しても良かったのではないだろうか。結果的に代打・長坂の2ランが出たとはいえ、2回で早々に見切ったような交代は疑問が残った。
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『八月のシンデレラナイン』がもっと楽しくなる特別番組放送決定!
テレビアニメ『八月のシンデレラナイン』がもっと楽しくなる特別番組『八月のシンデレラナイン-延長戦-』が、9月27日(日)テレビ東京ほかにて放送される。
テレビアニメ『八月のシンデレラナイン』は、アカツキ(開発・運営)とKADOKAWA(プロモーション協力)によるスマートフォン用ゲームアプリが原作。怪我により野球生命を絶たれた主人公が、野球好きの女子高生・有原翼に出会い、女子野球部の監督となって一度はあきらめた甲子園への道を歩み出す。
テレビアニメは2019年4月より放送され、2020年7月より『八月のシンデレラナイン Re:fine』として再放送中だ。
テレビ東京ほかにて9月27日(日)深夜放送となる特別番組には、西田望見(有原翼役)、近藤玲奈(東雲龍役)、南早紀(野崎夕姫役)、井上ほの花(河北智恵役)、楠木ともり(小鳥遊柚役)、そしてナレーションに中村繪里子(掛橋桃子役)というハチナイ出演声優に加え、MCにハライチの岩井さん、学級委員長役に元甲子園球児のとにかく明るい安村さんが出演。
学校の教室を舞台に、八月のシンデレラナインがもっともっと楽しくなる特別な教室として、TVアニメ放送の振返りを行う。
さらに、現在制作中の第13話の情報も!? ぜひチェックしてほしい。
注目の作品になっている。
声優・小野大輔がパーソナリティをつとめるTOKYO FM新番組「Delightful Days」、10月3日(土)よりスタート!
2020年10月3日(土)より、声優・小野大輔さんがパーソナリティをつとめる新番組「Delightful Days」(土 24::00-24::55)がTOKYO FMにてスタートすることが決定した。
小野大輔さんは、アニメ作品のみならず吹替えやナレーションにて活躍中の人気男性声優。2007年、ランティスよりアーティストデビュー。2016年1月に初のワンマンライブにして日本武道館公演2daysを成功させ、2018年に初の全国ツアーを開催し話題に。そして2020年10月14日、ミニアルバム「STARGAZER」をリリース!
最新シングル「ドラマティック」までの全楽曲は、主要サブスクリプションサービスで好評配信中だ。
新番組スタートに向け小野大輔さんは、「日頃からTOKYO FMのヘビーリスナーだったので、この番組をいただけたことは身に余る光栄です。『Delightful Days』というタイトルのとおり、喜びに溢れた明るくポジティブな番組を目指しますので、何卒よろしくお願いします!」と意気込みを語っている。
番組は2020年10月3日(土)からスタートとなる。
番組の詳しい内容は初回放送で発表されるので、お楽しみに。
今後の活躍にも目が離せない。
横浜、2年ぶり4強 最速147キロ左腕・金井が制球難も打線爆発
奈良 智弁学園が8強進出 来年のドラフト候補・前川&小畠が躍動
「秋季高校野球奈良大会・2回戦、智弁学園12−2平城」(21日、橿原運動公園硬式野球場)
昨秋県大会王者の智弁学園が15安打12得点の猛攻で平城を圧倒し、五回コールドで8強入りを決めた。
先制を許した初回裏、「よくない雰囲気だったので、1点目は自分が取ろうと思った」と4番・前川右京外野手(2年)が同点中越え適時三塁打を放つと、その後も全打席で安打を放ち、3安打2打点と躍動。大会前から調子を落としていたが「まだ100%ではないですけど、だんだん上がってきていると思います」と手応えをつかんだ。
投げては、同じくプロ注目の最速144キロ右腕・小畠一心投手(2年)が4回を1安打1失点と好投。公式戦での登板が昨秋の近畿大会・大阪桐蔭戦(準決勝)以来となったため「初回は構えてしまった」と先頭に二塁打を浴びたが、許した安打はその1本のみ。二回以降は伸びのある直球に加え、最近習得したというツーシームなどを有効的に使い、一塁すら踏ませなかった。
甲子園交流試合では、ライバルの西村王雅投手(2年)の力投をベンチから眺めることしかできず、「悔しさが一番あった。負けたくないと思いました」と競争心をかき立てられた小畠。最近は中京大中京・高橋の投球動画を参考にしながら、日々成長を続けている。
1年時から中軸を担うメンバーが主体となり、このままの勢いでまずは奈良の頂点を奪いに行く。
今後の活躍にも目が離せない。
西武3000勝か自力V消滅か「気合入る」高橋光成
リゼロ:“強欲の魔女”エキドナがねんどろいどに 茶会を再現 照れ顔、あたふた顔も
張本勲氏「今年はダルビッシュぐらい。あとは全滅」にネット突っ込み「マエケンは?」
野球評論家・張本勲氏が20日、TBS系「サンデーモーニング」にリモート出演。今季の日本人メジャーリーガーについて「今年はダルビッシュくらいでしょ。あとは全滅だ。恥ずかしい成績だからちょっと頑張らないとダメだよ」と語った。
番組ではここまでの日本人9選手の成績を振り返り、司会の関口宏が「大谷君も調子が悪くて上がってきません。良かったのはマエケン、ダルビッシュ、それからマー君かな、どうですか?」と問いかけた。以前からメジャーへの関心が薄い張本氏は「関口さんね、プレーオフがあるけども、よその国がどのチームが出ようが私は全然関心がない」と語り、共演者から失笑が漏れた。
共演の新井貴浩氏も苦笑いを浮かべ、新型コロナウイルスの影響にも触れ、「イレギュラーなシーズンで大変だと思う。特に秋山選手、筒香選手、初めてのシーズンで大変な中、よく頑張っているなと、私は思います」とうなずいた。
ツインズ・前田は新天地で九回までノーヒットノーランの快投を演じるなど5勝、ヤンキース・田中も安定した投球を続けており、ネット上では「マエケンは?」、「マー君だって悪くない」との声が続出した。
ロッテ、元中日左腕チェンを電撃獲得! 「日本一になれるように全力で頑張ります」
ロッテは21日、元中日でオリオールズ、マーリンズなどで活躍したチェン・ウェイン投手の獲得を発表した。背番号は「58」。チェンは球団を通じ「日本一になれるように全力で頑張ります」とコメントを発表した。
チェンは2004年から11年まで中日でプレーし通算127試合に登板し36勝30敗1セーブ、防御率2.59をマーク。MLB通算では219試合に登板し59勝51敗、防御率4.18の成績を残している。
2012年に中日からオリオールズに移籍したチェン。2014年には16勝をマークするなど2015年までの4年間で3度の2桁勝利をマークした。2016年にマーリンズと5年総額8000万ドル(約85億8000万円)で契約。だが、マーリンズでは結果が残せず、契約を1年残して戦力外となり、今季はマリナーズとマイナー契約を結んでいたが自由契約となっていた。
チェンは球団を通じ「マリーンズに入団できて、とても嬉しく思います。日本一になれるように全力で頑張ります。マリーンズは10年に日本シリーズで負けた時の印象が強いです。悔しかったです。あと応援がすごく独特だったのを覚えています。ZOZOマリンスタジアムはなんといっても風ですね。風を上手く生かした投球が出来ればと思います。対戦したい打者は沢山いますが、あえて一人挙げるとすればホークスの柳田選手です。とにかくチームの勝利に貢献できるように精一杯、頑張ります」とコメントを発表した。
復活へ期待がかかる。
【阪神】エドワーズが1軍昇格 ガンケルは先発再転向へ
悠木碧原案『キメラプロジェクト』4コマ漫画の連載開始 ビジュアルも自身で描き下ろし
声優・悠木碧が原案をつとめる言葉の擬“獣”化をテーマとした『YUKI×AOI キメラプロジェクト』。この度、言葉から生まれた「キメリオ」たちによる新たな物語がスタートすることが明らかになった。
まず、ツイッターにてキメリオたちの生態を描く4コマ漫画の連載がスタート。漫画は、曜日から生まれたキメリオである、Sunday、Monday、Tuesday、Wednesday、Thursday、Friday、Saturday の7キャラクターの生態に迫る内容となっている。公式ツイッター(@yukiaoi_chimera)にて週1で連載されていく。
そんな曜日キメリオたちの楽曲制作とミュージックビデオ制作も、さらにLINEスタンプの発売も決定。詳細は後日発表される。
新たなスタートを記念し、悠木が描き下ろしたキービジュアルとキャラクタービジュアルも公開。キメリオたちが仲良く、生き生きと描かれたビジュアルとなっており、そのビジュアルが使用された公式HPも大幅リニューアルされた。
悠木は「お待たせしました! 遂に彼らの物語がスタートします! 言葉から生まれてき子達なので、本を意味するビブリオと、キメラを組み合わせて、改めてと名付けました。キメリオたちの可愛い日常を観察してみてください!」とアピールしている。
◆イントロダクション
挨拶、歌、呪い、祈り。ずっとずっと昔から、人の心で生みだされた「感情」という力は、「言葉」となって 振り撒かれてきた。
もしもそれが、意志を持ったら?
キメリオとは、人の言葉から生まれた生き物(キメラ)。優しい気持ちで紡がれた言葉が集まると、優しいキメリオに。
意地悪な気持ちで紡がれた言葉が集まると、ちょっと意地悪なキメリオに。
君は昨日、どんな言葉を紡いだ?
注目の作品になっている。
ONE PIECE:シュウ ウエムラとコラボ ゴムゴムのピストルのルージュ ナミ、ロビンも
尾田栄一郎さんの人気マンガが原作のアニメ「ONE PIECE(ワンピース)」とコスメブランド「シュウ ウエムラ」がコラボした「シュウ ウエムラ×ワンピース コレクション」が、11月に発売されることが分かった。主人公のルフィ率いる麦わらの一味をモチーフにしたコスメアイテムで、ルージュやフェースカラー、クレンジングオイルなどをラインアップする。
11月1日発売の第1弾は、「ルージュ アンリミテッド」シリーズから、麦わらの一味の技をルージュのカラーで表現したアイテムを展開。ゴムゴムのピストルをイメージした「ルージュ アンリミテッド マットオレンジ ピストル」(3300円、税抜き・以下同)などが登場する。
11月15日発売の第2弾には、ナミやロビンのような魅惑的な表情をイメージしたフェースカラー「フィアレスクルー ハイライター ゴールド フィースト」「フィアレスクルー ハイライター ロマンスドーン」(各5000円)などが発売される。
公式オンラインショップでは、10月21日に第1弾、11月9日に第2弾の先行予約を受け付ける。
注目の作品になっている。
「Free!」内海紘子×ボンズが描く“スケボーレースバトル”「SK∞ エスケーエイト」21年1月放送
ホリミヤ:テレビアニメ第1弾PV(堀&宮村 ver.)公開 ハライチ岩井勇気が応援隊長に
「月刊Gファンタジー」(スクウェア・エニックス)で連載中の学園ラブコメディーマンガが原作のテレビアニメ「ホリミヤ」の第1弾PV(堀&宮村 ver.)が9月21日、公開された。クラス一のモテ女子の堀京子と根暗男子の宮村伊澄が登場した。
お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気さんが、同作の応援隊長に就任したことも発表された。岩井さんは「僕が応援するまでもないくらい面白い作品なのですが、これから始まるアニメを応援させてもらえるのは、アニメがとにかく好きな僕としては非常にうれしいです。楽しみにしてます!」とコメントを寄せている。
「ホリミヤ」は、ウェブで連載されたHEROさんのマンガ「堀さんと宮村くん」の構成、作画を新たにして2011年に「月刊Gファンタジー」で連載を開始した。萩原ダイスケさんが作画を担当。クラスの中心的存在の堀京子と根暗男子の宮村伊澄の恋を描いている。
アニメは、「新世界より」などの石浜真史さんが監督を務め、「約束のネバーランド」「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」などのCloverWorksが制作する。戸松遥さんが堀京子、内山昂輝さんが宮村伊澄をそれぞれ演じる。2021年1月に放送。
注目の作品になっている。
LiSA、アニメ「SAO」最終話「見届けました」
アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」が最終話を迎えた。「ソードアート・オンライン」シリーズではおなじみの歌手LiSA(33)は、「見届けました」とツイートしている。
LiSAは、「ソードアート・オンライン」シリーズの楽曲の歌唱を何度も担当し、今回の「アリシゼーション」編においても「ADAMAS」「unlasting」が起用された。20日深夜、「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」最終話の放送後にLiSAは「輝く未来を願い託した #ADAMASから、途中 #unlastingで永続しない悲しみを祈り、皆でバトンを繋いできたSAOアリシゼーションWoU最終話。見届けました」とツイートした。「続いていく彼らの戦いが光に続いていますように」と登場キャラクターたちの未来に思いをはせ、「最後まで大切に物語を届けてくれたスタッフの皆様お疲れ様でした」と製作陣をねぎらった。
これからの活躍にも目が離せない。
「鬼滅の刃」ポスターやタオル、原作イラストのグッズがJUMP SHOPに多数登場
エヴァンゲリオン:EVA-FRAMEでヤシマ作戦を再現 陽電子砲、防御兵装 第6の使徒も
【神奈川大学】“ハマのおかわりくん”桐蔭横浜大の112キロスラッガー・渡部に9球団が視察
◆神奈川大学野球秋季リーグ戦第2週第1日 ▽横浜商大6―3桐蔭横浜大(21日・横浜スタジアム)
桐蔭横浜大のドラフト候補スラッガー、渡部健人内野手(4年)が「4番・三塁」で出場。横浜商大のプロ注目左腕・藤村哲之(4年)との対戦とあって9球団のスカウトが視察に訪れたが、4打数1安打1四球。藤村の厳しい内角攻めに押し込まれ「自分が思ってる以上にインコースを突いてきた。対応しきれませんでした」と肩を落とした。
“ハマのおかわりくん”だ。176センチ、112キロの巨漢ながら、50メートル6秒3という俊敏性も兼ね備える。三塁守備もグラブさばきが柔らかい。お手本とする選手については「特にいないですけど、あえて言うなら体形が似てる中村選手ですかね。大きくても動けるので」と笑う。大学では1年春からレギュラーとして出場し、今季の1本を含め通算11本塁打をマークする長打力が最大の武器だ。
力んで内角攻めに差し込まれていた打撃内容について、視察した中日の小山スカウトは「春のリーグ戦が中止となって、この秋は結果を残したいという気持ちが強いんでしょう」と同情。「去年の大学選手権でホームランを打っている姿も見ているし、能力の高さは分かってる。右打ちの大砲候補は貴重ですし、あと1〜2回、見に来たい」と評価した。
すでにプロ志望届を提出済み。進路については「プロ1本でここまでやってきました」と言い切る。「打って守って走って、チームの勝利のために自分のできることをやっていきたい。次こそ、ここ一番で打ちたい。この秋はホームランを5本打ちたいと思っています」。プロ入りという夢を実現するためにも、大きなアーチをかけてアピールしていく。
今後の活躍にも目が離せない。
◇渡部 健人(わたなべ・けんと)1998年12月26日、横浜市旭区生まれ。21歳。大池小1年からひかりが丘少年野球部で野球を始める。上白根中では中本牧シニアに所属し、3、4番を打ち、投手や遊撃を務めて全国大会ベスト4。横浜商大高では1年夏に「6番・二塁」でレギュラーを獲得も、同冬に家庭の事情で日本ウェルネス(東京)に転校。1年間の公式戦出場禁止期間を経て、3年春から「4番・遊撃」で出場。高校通算25本塁打。大学では1年春から一塁のレギュラーで、今春は大学ジャパン候補にも選出されていた。176センチ、112キロ。右投右打。
花咲徳栄コールド発進も岩井監督「まだ課題だらけ」
<高校野球秋季埼玉大会:花咲徳栄8−0蕨>◇21日◇1回戦◇県営大宮球場
花咲徳栄が7回コールド勝ちで県大会初戦を突破した。1回先頭の鹿野亮太主将(2年)が死球で出塁すると、打線がつながり、打者一巡の5安打6得点。守備でも3投手で無安打継投と、投打かみ合っての大勝だった。
しかし、先制パンチは繰り出したが、2回から5回までは1安打と打線が沈黙。岩井隆監督(50)は「流れが止まってしまった。もう少し1球1点にこだわらないと。まだまだ課題だらけ」と引き締めた。
鹿野は「チームに余裕ができてしまった。大きいヒットを打とうとしてフライを上げてしまっていた」と反省。自身は1打数無安打だったが、第1打席から4打席連続死球。1回には1イニングで2死球を受けた。珍しい記録にも「1番は出塁率だと思っているので、どういう形であれ出塁できたのはよかった」と前を向いた。より隙のない打線を目指し、2年連続のセンバツ出場を目指す。
立命大の強肩捕手、栄枝がプロ志望届提出 巨人スカウト評価「安定感がある」
「関西学生野球、立命大3−2京大」(20日、南港中央野球場)
優勝候補の立命大が京大に連勝し、2勝0敗で勝ち点を獲得。全勝で前半節を折り返した。
この日、今秋ドラフト候補で強肩強打が売りの栄枝裕貴捕手(4年・高知)と、最速151キロ右腕の有村大誠投手(4年・秀岳館)が、そろってプロ志望届を提出したことを明かした。
有村は前日の19日に先発し、大学2度目の完封勝利を挙げるなど順調に状態を上げている。栄枝はこの日も「5番・捕手」でフル出場。4打数無安打と打撃は振るわなかったが、初回には盗塁を阻止するなどして持ち味を見せた。
評価も上々で、視察した巨人・渡辺スカウトは「ここ数年見てきた中で一番かもしれない。安定感があるし、一軍で十分使っていけると思うよ」と絶賛した。
「(提出して)改めて身の引き締まる思いです。自分の一番の強みは盗塁を刺すこと。安定感を持ってアウトにできるところを見せていきたい」と意気込んだ栄枝。約1カ月後に迫るドラフト会議に向け、アピールを継続していく。
今後の活躍にも目が離せない。
驚異的な勝負強さに加え、スター性溢れる大型遊撃手・元謙太(中京)を徹底分析
昨夏甲子園4強入りに貢献し、準々決勝では決勝満塁本塁打を放った元 謙太(中京)。中学時代、140キロを超える速球を投げ込む投手として活躍していたが、次のステージでは打者として挑む。今年の右打者としてはトップクラスの逸材ではないだろうか。
まず打撃で注目したいのは、柔軟な打撃ができること。直球に強いだけではなく、変化球に対してもしっかりと我慢ができて、合わせる技術の高さもある。フォームを見ていくと、スクエアスタンスで、グリップを肩の位置において、背筋を伸ばして構えている。投手の足が着地したタイミングで仕掛けに入る。
ステップの動きを見ていくとすり足気味でタイミングを測る。頭の動きも小さく、軸がブレることなく、ボールを捉える事ができるのが強みだ。
トップの動きを見ていくとバットを寝かせながらバックスイングをしていき、振り幅が大きいスイングでボールを捉える。一見、軽いスイングに見えてもスタンド奥深くへ本塁打にしているように、遠くへ運ぶポイントを掴んでいる。木製バットでもこのポイントで捉えることができれば、スラッガーとして化ける予感はある。
守備の動きを見ると、実に軽やかで、遊撃手になって1年とは思えないぐらい、動きの良さがある。また打球に対する勘もよく、多くのスカウトが詰めかけたのも理解できる。
元は攻守のスペックの高さだけではなく、勝負強さが素晴らしい。作新学院戦の満塁本塁打や、岐阜大会でも窮地の場面で本塁打や長打を放ったりと、頼りがいがある。
こうしたマインド面も高く評価する球団もあるだろう。実際に取材をしてみても自分の考えをしっかりと表現し、常ににこやかなナイスガイでスター性を秘めた逸材に吉報が届くことを期待したい。
これからの活躍にも目が離せない。
藤川球児の魂を受け継ぐ阪神D6・小川
【球界ここだけの話】
9月1日に今季限りでの現役引退を表明した藤川球児投手(40)。その魂を受け継ぐ若虎が1軍のマウンドで奮闘を続けている。ドラフト6位・小川一平投手(23)=東海大九州=だ。
大卒1年目のルーキーはオープン戦や練習試合で結果を残し、開幕1軍スタートを勝ち取った。8月17日に一度、登録抹消されたものの、9月3日に再び昇格。今季はここまで中継ぎとして18試合(20日時点)に登板し、着実に経験を積んでいる。
そんな右腕が入団当時から目標とする選手に挙げていたのが藤川で、その17歳も上の大先輩からアドバイスをもらっているという。
「自分は今、真っすぐにこだわりを持って取り組んでいるんですけど、その中で球児さんの真っすぐに対する配球だったりとか、その辺をいろいろ教えてもらったりしています」
試合で出番がないときには、「八回、九回に、球児さんと自分が(ブルペンに)残っているとき『ここはこういう配球をするんだよ』とか教えてもらいました」。目の前の展開に合わせて具体的な助言をもらい、投球を学んだ。
引退を表明した会見から一夜明けた2日に鳴尾浜で藤川が2軍の選手たちの前で語ったのはプロの厳しさ。特に1軍マウンドは「崖っぷちだった」と弱肉強食の世界であることを強調した。その話を聞いた小川は「テレビ越しで見ていた人が今は目の前にいる。生きる教科書みたいな人。あと2カ月半くらいはあるので、いろいろ盗んでいけたらいいなと思います」と表情を引き締めた。
背番号「66」も150キロ超の力強い直球が魅力。藤川の後継者へと成長するため、1軍のマウンドに立ち続ける。
これからの活躍にも目が離せない。
武蔵→慶大合格→浪人 東大のブルペンを支える“メガネの変則左腕”の存在
東大3番手・小宗が法大のイケイケムードを断つ3回1失点の力投
春の王者の猛攻を赤門の変則左腕が食い止めた。東京六大学秋季リーグ戦は20日、東大が法大に1-10で敗戦。開幕2連敗となった一戦で光ったのが、3番手で2試合連続登板した小宗創投手(3年)だ。1-8の5回からマウンドに上がると、5、6回は完全投球、7回に1点を失ったが、3イニングを1安打1失点に抑えた。神宮に憧れ、浪人を経て入学した背番号18が、東大ブルペン陣を支える存在になっている。
メガネの変則左腕が、神宮の空気を変えた。投手陣が立ち上がりから毎回失点し、回ってきた小宗の登板。5回は春の首位打者・永廣知紀を仕留めるなど、3者凡退。続く6回はプロ注目の4番・村田雄大らクリーンアップも抑え、2イニング連続完全投球。3イニング目となった7回に安打と四球でピンチを招き、犠飛で1点を失ったが、3回1失点で王者・法大のイケイケムードを断つ上々の内容だった。
「点差がついた後に攻撃陣が1点を返してくれたので、その流れを切らせたくなかった。自分たち、中継ぎで試合を作っていくしかないと思っていたので(結果は)良かった」
何より目を引くのは、巨人の高梨雄平を彷彿とさせるような変則のサイドスロー。昨秋に痛めていた肩に負担のかからないフォームを模索し、コーチの助言もあって腕の位置を下げた。それでも球速は下がらず、最速137キロの直球にカーブ、スライダー、チェンジアップを投げ分ける。「特に左バッターに対しては効果的」と元中日の井手峻監督が言うように、背中から来るスライダーは威力を発揮している。
神宮に憧れ、東大を目指した。小4で野球を始めると、小6から並行して受験勉強も開始。東京の私立御三家の一つ、武蔵中に合格した。そのまま進学した武蔵高では「神宮で戦うこと」を掲げたが、2年夏は16強で敗退。目標にあと一歩届かず、エースだった3年夏は初戦敗退した。それが、悔しかった。現役で慶大に合格したが、神宮でプレーする最短距離を考え、浪人を決意。1年後に見事、東大に合格した。
入学後は浪人生活で落ちた体力を戻すのに苦労したが、1年秋にリーグ戦デビュー。この日も抑えた選手の出身校を見ても、大阪桐蔭、常総学院、横浜など、甲子園常連校ばかり。そんな名門校出身の逸材と対峙し、抑えてしまうのだから面白い。コンディション面もあり、今年は春のリーグ戦から中継ぎで起用されているが、井手監督が「本来は先発なので」と言うように、期待値の大きい次期エース候補だ。
「自分自身は与えられた場所で投げ、規定投球回にはいかなくとも防御率3点台を目指したい」と今季の目標を語った小宗。「3点台」の根拠については、チームとして「クオリティ・スタート」を先発陣が掲げており、それを考慮。「そこに中継ぎの失点がさらに加わると負けにつながってしまうので、自分は3イニングで1失点(に抑えられるように)とイメージして投げている」と目標を明確化している。
赤門のブルペンを担う頼もしい18番。ちなみにフォームともう一つ、特徴的なオークリーのメガネの理由は「高校時代にコンタクトにしたら合わなかったから」だという。
今後の活躍にも目が離せない。
『リゼロス』10日ほどで200万DL突破! “分岐”の魅力
明石商8強進出、二刀流福本が先発粘投「ゴロ意識」
<高校野球秋季兵庫大会:明石商5−3滝川二>◇21日◇3回戦◇明石トーカロ
明石商が難敵・滝川二を振り切り、8強に進出した。
投打の二刀流が、「投」で奮闘した。相手の意表を突く形で、中堅手の福本綺羅(ひかる、2年)が先発。「低めに投げて、ゴロを打たせることを意識した」。毎回先頭打者に出塁を許す苦しい投球となったが、味方の守備にも助けられて3回2/3を5安打1失点と粘投した。
9月上旬に行われた明徳義塾(高知)との練習試合でも登板し、6回1安打に抑えた腕を買われた格好。普段は人前が苦手という恥ずかしがり屋な一面を持つが、野球だけは別。「アドレナリン、ただそれだけです」。公式戦初先発の相手が、強豪・滝川二。大会序盤にやってきた、1つの山を強心臓で乗り切った。
だが、4回2死満塁とピンチを招いた所で、エースの西村元輝投手(2年)にスイッチ。2球で遊飛に打ち取る安定感ある投球でピンチを脱した。5回1/3を3安打7奪三振と好救援し「テンポよく、すぐ追い込めたりしてたのが良かったと思う」と振り返った。
狭間善徳監督(56)は「とんでもない当たりがセーフになったりとか、ついてたところはあった。1戦1戦気持ちを切り替えてやっていきたい。今日勝てて自信になると思う」と息をついた。
打線は1点を追う3回表、無死満塁から敵失や4番亀田雄陽内野手(2年)の中前2点適時打などで4点を奪って逆転した。
今後の活躍にも目が離せない。
天理の1m93右腕・達 7回11K零封で8強貢献!さらなる目標掲げる「理想は1イニング10球」
◇令和2年度 秋季近畿地区高等学校野球大会奈良県予選 3回戦 天理9―0橿原 ※7回コールド(2020年9月21日 橿原市運動公園硬式野球場)
来秋ドラフト候補に名が挙がる天理の1メートル93の長身右腕・達孝太投手(2年)が先発。7回3安打無失点、11奪三振の好投でチームを準々決勝へと導いた。
初回から角度のある直球を軸に、三振の山を築いた。8―0の3回には無死満塁の場面を招いたが、2、3番打者を空振り三振に仕留めるなど得点は許さない。「カウントを変化球で取ったりして、理想とは違ったけど、慎重に投げることができた」。細心の注意を払い、危なげなく7回を投げ抜いた。
勝利の原動力となったエースに、中村良二監督(52)はあえて厳しい言葉を投げかける。「7回で108球は投げすぎ。100は切らないと」。トーナメントを勝ち進むためには体力の温存も必要となり、加えて今年からは「1週間500球以内」の投球制限も設けられた。テンポの良さを追求すると同時に、今後を見据えると“省エネ”を学習していく必要性もある。「彼が普通に投げることができれば、試合はつくれる」と期待は大きいからこそ、高いレベルの内容を要求する。
達は「三振を取りに行く中で打ち取ることができれば。理想は1イニング10球」と掲げた。最速154キロ右腕の大阪桐蔭・関戸をはじめ、全国的に同学年の投手のライバルは多い。それでも「自分は球速以上に、打者にスピードを感じさせるタイプ」と他者は気にしない。自己最速は145キロで、まだまだ伸びしろは十分。潜在能力に加え、長身に長い手足など、自分だけの武器で勝負する。
今後の活躍に目が離せない。
連発の活躍!丸佳浩を支える「僕の都合のいい、プラス思考」
土壇場で見せた驚異の粘り腰 九回7点ビハインドから猛追5得点「明日につながる」
「ヤクルト8−6広島」(20日、神宮球場)
驚異的な猛攻もあと一歩及ばなかった。1−8の九回、3連続適時打を含む8安打を集中し、一挙5点。奇跡の逆転劇が一瞬ちらついたが、失った点が大きすぎた。今季初登板初先発の中村祐太投手(25)が初回に先頭から3連続被弾し、五回途中には左足がつり緊急降板。救援陣も崩れ、一方的な展開を作ってしまった。ただ最終回に見せた意地の攻撃は未来につながるはずだ。
驚異的な粘り腰で、敵軍のブルペンを慌てさせた。しかし、土俵際までツバメを追い詰めながらも、あと一歩及ばなかった。敵地に詰めかけた鯉党のボルテージが最高潮に達した一発同点のシーン。最後は代打・正隨のハーフスイングが空振り三振となり、勝負は決した。
完全に大敗ムードだった。相手先発・小川をスイスイと泳がせ、八回まで1点に封じられる完投ペース。だが27個目のアウトを奪われるまで、女神がどちらにほほ笑むのかは分からない。九回無死一、三塁で堂林の投ゴロ併殺の間に1点を返して2−8とするも2死無走者。もはやここまでか−。しかし反撃の炎が消えかけても、気持ちは途切れない。
連打で一、二塁として代打・坂倉、ピレラ、上本の3者連続適時打で4点を追加。ここで小川を引きずり降ろし、相手の守護神・石山を登板させるまで追い込んだ。最終的に黒星を喫したが、九回だけで8安打を集めた猛攻と高まったムードを、佐々岡監督は「ああやって攻撃してくれて、明日につながる」とプラスに捉えた。ただ、土壇場で猛追が及ばなかったのは、投手陣が精彩を欠いたからでもある。
今季初登板初先発となった中村祐は4回2/3を4安打3失点。五回途中にアクシデントが発生し、降板を余儀なくされた。初回、先頭の浜田、青木に連続ソロ。余韻が冷めやらぬ中、3番・山田哲にも左越えに被弾し、プロ野球史上5度目、球団史上初となる初回先頭打者から3者連続本塁打を許した。
五回2死一塁、青木の打席で左足がつるアクシデントに見舞われて緊急降板したが、二回から四回までは無安打投球。初回を忘れさせるほどだった。しかし六回から登板した島内が4失点するなど、中継ぎ陣が踏ん張り切れない夜でもあった。チーム防御率4・504はリーグワーストとなり、課題は浮き彫りだ。
投打の歯車がかみ合わない現状にもどかしさもあるが、最終回の粘りは必ず生きる。21日からは敵地・東京ドームで巨人と3連戦。赤ヘルの意地を、首位相手に見せつけるしかない。
「デッドボールでも何でもいいから塁に出る」中日・根尾3戦ぶりマルチ 失策直後の打席で能見から右前へ
◇20日 ウエスタン・リーグ 阪神2―1中日(鳴尾浜)
中日の根尾昂内野手(20)が「3番・遊撃」で先発出場し、3試合ぶりに2安打を放った。試合は逆転負けで、阪神に3連敗。
阪神・藤浪、中日・吉見の息詰まるような投手戦が動いたのは7回だった。
中日が石岡の適時三塁打で先制すると、阪神もすかさず3本の安打で同点とし、その後だった。1死一、三塁で熊谷の打球は二塁へのゴロ。併殺でチェンジ、と思われた瞬間、この回から二塁に移っていた根尾の送球が左に大きくそれ、2点目を失った。
逆転を許した後、8回の先頭打者は失策をした根尾。「もう、デッドボールでも何でもいいから塁に出ることしか考えていなかった」。長いシーズン、ミスはどうしてもある。そんな時は挽回するしかない。これまでの野球人生で絶対譲れない、と心掛けてきたことだ。
阪神2番手・能見の127キロ変化球をとらえた打球は中堅右で弾んだ。後続が抑えられ、阪神に逃げ切られたが、意地をみせることはできた。
6回の第3打席でも中前打を放った。3試合ぶりの2安打。その間、2試合安打が出なかったが、その間も「悪い凡打が続いたわけではなかった。何かを変えたわけではなく、基本のセンター返しの結果です」。打撃の手応えは上々だ。
今後の活躍に期待したい。
鬼滅の刃:炭治郎の“このくらい”がちょうどいいフィギュア ConoFigシリーズ
【巨人】中島宏之 出場5試合ぶりの7号ソロでたたみかける
「本当に守備上手い」 巨人坂本、畠の2年ぶり勝利導く背走ポケットキャッチ
巨人坂本が攻守で活躍、初回に先制タイムリー、2回の守備ではピンチ防ぐ美技
■巨人 5-0 DeNA(20日・横浜)
巨人の坂本勇人内野手は20日の敵地・DeNA戦に「3番・遊撃」でスタメン出場。初回に先制のタイムリーを放ち4打数1安打1打点。守備では2回に左前へ落ちそうな打球を背走して好捕するなど主将が攻守でチームを牽引した。
まずはいきなりバットで見せた。初回1死三塁で迎えた第1打席。DeNA・大貫が投じた144キロのツーシームを弾き返し中前に先制のタイムリーを放ち主導権を握ると、2回の守備では先発の畠を助けるビッグプレーを見せた。
無死一塁からDeNA・宮崎が放った左前に落ちそうな打球に坂本は背走しながらポケットキャッチ。主将が見せた好守に先発・畠も応え6回2安打無失点の好投を見せ、2018年10月9日対阪神戦以来、2年ぶりの勝利を手にした。
「DAZN」公式ツイッターもこのファインプレーを動画で公開。チームを勝利に導いた美技にファンも「これなかったら一気に流れ傾いてそう」「本当に守備上手い」「畠の好投の裏にファインプレーあり」「流石キャプテン」と称賛していた。
今後の活躍にも目が離せない。
オカルトサバイバル「裏世界ピクニック」1月放送決定 主人公コンビの出会いを描く最新PV公開
宮澤伊織氏のオカルトサバイバル小説(早川書房刊)をアニメ化する「裏世界ピクニック」の放送時期が2021年1月に決定し、最新プロモーションビデオが公開された。
同作は、廃墟探索が趣味の大学生・紙越空魚(かみこしそらを/CV:花守ゆみり)と、銃器すら扱うミステリアスな仁科鳥子(にしなとりこ/茅野愛衣)が、インターネット上の都市伝説(ネットロア)が実在し、危険なクリーチャーが出現する“裏世界”を探査していく姿を描く。
最新PVでは、偶然にも“裏世界”を見つけてしまった空魚が鳥子と出会い、“くねくね”や“八尺様”“きさらぎ駅”といったネットロアに遭遇する様子が描かれており、詳細が明らかにされていないキャラクターも登場する。
メインスタッフも追加発表された。キャラクターデザイン・総作画監督を「SHIROBAKO」(キャラクターデザイン補佐)の西畑あゆみ、クリーチャーデザインを「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」(プロップデザイン)の江間一隆が担当する。
注目の作品になっている。
プロ初勝利にあと2人…巨人・直江無念の5回途中で降板…2回には広島・鈴木誠の鬼肩発動でライトゴロ
プロ初勝利にあと2人…巨人・直江無念の5回途中で降板…2回には広島・鈴木誠の鬼肩発動でライトゴロ
「らんま」八宝斉、「幽遊白書」幻海らが大活躍!敬老の日にパワフルなお年寄りエピソードがABEMA配信
【特別企画】華麗なダイビングキャッチ…カメラマンが選んだ「坂本勇人のベストショット」
巨人・坂本勇人内野手(31)が通算2000安打達成まであと「45」に迫っている。スポーツ報知では、カメラマンが選んだ「勇人のベストショット」を全10回でお届けする。
第2回は竜田卓カメラマンが撮影した23歳の勇人の守備。
***
打撃で魅せる坂本勇人選手だが、守備も一流。これは、2012年の8月1日の中日戦(東京ドーム)で、5回2死満塁のピンチで、柳田殖生選手の打球をダイビングキャッチで好捕した姿だ。
「鉄壁」の遊撃手として果敢に打球に向かい躍動する姿に、当時、巨人担当1年目の私は背番号6の「エラーを恐れず、確実にアウトにする」という気迫を毎試合の取材でずっと感じていた。
実はこの約1か月前、私は失敗をした。7月7日の阪神戦(東京ドーム)で、坂本選手が8回1死満塁から代打の桧山進次郎選手の遊ゴロを二塁手・寺内崇幸選手にバックトスし、ピンチを救う併殺を完成させた。しかしながら、その一瞬を撮り逃したのだ。
そしてこの、実際に撮影した好プレー。この場面も満塁で、撮り逃したあの場面と重なった。
「(打球が)ショートに来る」と直感して坂本選手にレンズを向け続けた。すると中前に抜けそうな低いライナーをダイビングキャッチ。写真は手前に中日の一塁コーチが被ったが、試合を左右するビッグプレーをとらえた。
このシーンから約8年が経つが、巨人軍の正遊撃手としての華麗な守備は今も健在だ。
村田修一2軍監督代行が指揮を執った3連戦を振り返る
大阪桐蔭24得点圧勝、池田2戦連発 履正社も快勝
ロッテ加入チェン・ウェイン MLBここ5年は苦闘
ロッテは21日、元中日で米大リーグでもプレーした台湾出身の左腕、チェン・ウェイン投手(35)を獲得したと発表した。
背番号は58。19日に来日しており、2週間の隔離期間が終了する10月5日以降に入団会見を予定している。
NPB通算127試合で36勝30敗1セーブ、防御率2・59。MLB通算219試合で59勝51敗、防御率4・18の実績を持つ。
復活に期待したい。
◆MLB時代のチェン 12年に中日から移籍したオリオールズで4年間、46勝32敗、防御率3・72の好成績を残し、16年1月にマーリンズと投手としては球団史上最高額となる5年8000万ドル(約88億円)で契約を結んだ。だがマ軍では1年目から不振が続き、17年には肘の靱帯(じんたい)損傷のため長期離脱。昨季は中継ぎに転向したが好成績が残せず、シーズン終了後の11月に自由契約となった。今季はマリナーズとマイナー契約を結んだが、新型コロナウイルス感染拡大の短縮シーズンが開幕すると同時に解雇された。
ダル試合後に激白!!賞の名誉より闘争心「まだ行きたいって心があるかどうか」
◇20日 カブス0ー4ツインズ(シカゴ)
カブス・ダルビッシュ有投手(34)が20日(日本時間21日)、本拠地のツインズ戦に先発。7回途中で99球を投げて9安打を浴び、今季ワーストの4失点を喫して3敗目(7勝)を喫した。ダルビッシュは試合後、音声サービスの「NowVoice」に投稿。「ツインズ戦の感想」と題して、今季ワーストの失点を招いた7回は自ら続投を直訴したことを明かにするとともに、絶えることのない向上心を口にした。
ダルビッシュは「過去数年と比べて今日の自分のことを客観的に見て」と前置きして7回の追加点を許した場面を振り返りつつ、こう言葉を紡いだ。「(自分の中での)大きな違いは、7回のマウンドでもここ最近そうなんですけど、とにかく降板したくないってというのがすごくあって、100球だろうが、何球だろうが、もう1イニングいかしてくれっていつも言ってるんです。今日もチームとしては6イニング2失点でいい感じで終わってるし、サイ・ヤングがどうとか防御率どうとかあるだろうし。そこで代える雰囲気もあったんですけど、自分からもう1イニングいくって(首脳陣に交代を)言われる前に最近はずっと言ってて…」。ダルビッシュはサイ・ヤング賞獲得へ向け6イニング2失点で降板より、あくまで続投を直訴。その理由をこう続けた。
「最後に2点をとられて、防御率とか数字に関しては悪化してるけど、それよりも大きなのは、まだ行きたいっていう心があるかどうか。そういう自分を見れたというのは、すごく大きくて…。2点取られて、みんなもったいないって言うかもしれないけど、僕はあそこ行って良かった」
ダルビッシュはさらなるレベルアップを遂げるため、歩むべき道を実感。「次のレベルに上がるためのピースがこの3試合ぐらい見えてきているので、あとはそれを実行するだけかなと。時間はかかるかもしれないけど…配球であったりとか、僕が投げないスポットへにある球を投げなきゃいけないとかあるので。そこは大きな課題だと思うんですけど、何とかやりたいなと思ってます」。34歳とベテランに差しかかる年齢でも、その探求心は衰えない。ダルビッシュの視線は目先のサイ・ヤング賞獲得より、投手としての理想像に向けられていた。
次回の登板に期待したい。
里崎氏、広島・大盛の初球打ちに「ボール球を振らされて…」
○ ヤクルト 8 − 6 広島 ●
<14回戦・神宮>
20日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−広島戦』で解説を務めた里崎智也氏が、『1番・センター』でスタメン出場した大盛穂について語った。
大盛は初回の第1打席、ヤクルトの先発・小川泰弘の前に3球三振に倒れると、0−3の3回一死三塁の場面では初球と2球目を空振りし、簡単に追い込まれる。これに里崎氏は「2球ともボール球を振って2ストライクですから、状況的にはよくないですよね。進塁打のつもりで当てにいって、ゴロをしっかり打つことですね」と話したが、結局3球三振に打ち取られた。
里崎氏は「2打席目はボール球を2球振って追い込まれて、ストライクゾーンを見逃しているわけですから、見栄えとしては悪いですよね。内野陣が下がっていて、進塁打でもいいという場面で、そういった気持ちも見えなかったですね」と厳しいコメント。
1−3の5回一死一塁の第3打席は、初球の変化球を打つも遊飛。初球打ちに里崎氏は「気持ちもわからないことはないですけど、インコース胸元のカットボールを無理やり打ちにいきましたね。1打席目と2打席目が3球三振、この打席は三振するわけにいかないから初球を打ちにいくというのは、打者心理としては当たり前なんですけど、ボール球を振らされて相手の術中にハマってしまいましたね、グッと我慢しないと」と指摘していた。
大盛は8回に打席が回ってきたところで、代打が送られ途中交代となった。
今後の活躍にも期待がかかる。
【巨人】G球場で新人テストを開催 87人が参加し最終選考通過者は18人
「Re:ゼロから始める異世界生活」2nd season、37話あらすじ公開! WEBラジオ第69回のゲストが決定!!
【DeNA】梶谷隆幸 7戦6盗塁でトップの近本に6差の13盗塁
◆JERAセ・リーグ公式戦 阪神5―3DeNA(21日・甲子園)
DeNAの梶谷隆幸外野手(32)が2安打2盗塁をマークした。
初回、先頭で右前安打を放つと3番・オースティンの打席で二盗に成功した。
5回1死二、三塁では一時勝ち越しとなる中前適時打。「チャンスの場面だったので積極的に打ちにいきました。何とかヒットになってくれてよかったです」と振り返った。その後、オースティンの打席で再び二盗に成功した。
梶谷は最近7試合で6盗塁をマーク。今季13盗塁とし、トップの阪神・近本(19盗塁)に6差とした。
ここまで14発13盗塁。残りは39試合で、自身3年ぶりの20発20盗塁も見えてきた。
今後の活躍にも目が離せない。
広島・鈴木誠也してやったりライトゴロ 猛チャージから強肩発動
巨人・亀井が負傷交代 本塁滑り込みも捕手と交錯…しばらく動けず
藤浪 無双14K!降格後初先発で7回1失点 初回3者連続空振り三振
「ウエスタン、阪神2−1中日」(20日、鳴尾浜球場)
心地よい秋風の吹く鳴尾浜で、阪神・藤浪が面白いようにバットに空を切らせた。2軍降格後初先発となったマウンドで7回を5安打1失点。一日も早い再昇格を目指す右腕が、上々の再スタートを切った。
「悪くはなかったですし、感触も良かった。いろんな球種を使えましたしね。緩急も使いながらしっかり投げ切れたので」
七回まで毎回の計14奪三振という数字が全てを物語る。中でも圧巻は初回だ。先頭の渡辺にはカットボール、続く高松は直球を決め球に選択してスイングアウト。3人目の根尾には3球勝負で、この日最速の155キロ直球で勝負あり。3者連続の空振り三振に仕留めた。
豪快な奪三振ショーにも反省を忘れない。「ほとんどは(意図した三振)なんですけど、意図しない形での三振もあった」。六回のシエラへのフォークや七回に伊藤康に投じたスライダーは甘く入ったボールが結果的に三振となった。その場面を振り返り「反省すべき」と語気を強めた。
平田2軍監督は「コーチ、球児(藤川)にアドバイスをしてもらって、良い修正期間になったんじゃない?投手コーチから良かったという報告も(1軍に)行くと思う」と笑顔だ。1軍は29日から13連戦を控えている。再び1軍の舞台で勝負するために、“復肩”への扉を自らの腕で切り開く。
復活に期待したい。
「SAO」新アニメプロジェクト始動! “アインクラッド”編の語られなかったエピソード描く「SAO プログレッシブ」
『ソードアート・オンライン』シリーズの新たなアニメプロジェクト『ソードアート・オンライン プログレッシブ』の始動が発表。あわせて、告知映像とティザービジュアルも公開された。
『ソードアート・オンライン』の原作は、川原礫が「第15回電撃小説大賞」の大賞を受賞したライトノベル。
今回、『アリシゼーション』編のTVアニメ化である『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』の放送が終了し、新たなアニメプロジェクト『ソードアート・オンライン プログレッシブ』の始動が発表に。
原作小説『ソードアート・オンライン プログレッシブ』は、デスゲームの舞台“アインクラッド”第一層からクリアまでの軌跡を辿り、キリトが“黒の剣士”となったエピソードをはじめ、『アインクラッド』編では語られなかったストーリーが描かれるリブート・シリーズだ。
アニメプロジェクトの詳細は後日発表。続報を待ちたい。
注目の作品になっている。
ロッテ獲得チェン・ウェイン 巨額契約後低迷/略歴
ロッテは21日、元中日で米大リーグでもプレーした台湾出身の左腕、チェン・ウェイン投手(35)を獲得したと発表した。
背番号は58。19日に来日しており、2週間の隔離期間が終了する10月5日以降に入団会見を予定している。
復活に期待したい。
◇ ◇ ◇
◆チェン・ウェイン 1985年(昭60)7月21日、台湾生まれ。03年に国立体育学院から中日に入団。故障に悩まされながらもNPBでは通算127試合で36勝30敗1セーブ、防御率2・59。11年オフに中日を自由契約となり、12年に米メジャー・オリオールズと契約。15年までの4年間で46勝32敗、防御率3・72をマークした。16年にマーリンズと5年総額8000万ドル(約88億円)の大型契約を結ぶも、故障などで低迷。昨季は救援45試合で0勝1敗、防御率6・59で契約最終年を残して戦力外に。今季はマリナーズとマイナー契約を結んだが、6月末に自由契約となっていた。メジャー通算成績は219試合で59勝51敗、防御率4・18。183センチ、91キロ。左投げ右打ち。
【ロッテ】沢村拓一、移籍後初セーブも10回2死から3四球「はっはっはっ!大反省です」
◆パ・リーグ 日本ハム3―5ロッテ=延長10回=(20日・札幌ドーム)
ロッテの沢村は底抜けに明るかった。2点リードの延長10回。2死から3四球で満塁とされたが、ギリギリで踏みとどまった。試合後のベンチ裏。移籍後初セーブと知らされると、野太い声で笑った。
沢村「はっはっはっ! 大反省です! (四球)1つくらいならしょうがないけど、今日は3つなので」
拭った汗には、冷や汗も交じっていただろう。守護神の益田が同点の9回に登板していたため、2点を勝ち越した直後の10回、クローザー役を託された。元同僚の大田を空振り三振に仕留めるなど簡単に2死を奪ったが、最後に移籍後初の試練が待っていた。
平沼に四球を与えて新天地4試合目で初の走者を許すと、7球連続ボールを含め、3連続与四球。慎重な沢村が顔をのぞかせたが、土壇場で開き直った。2死満塁からストレートにめっぽう強い“直球破壊王子”の異名を持つ渡辺に直球勝負で二ゴロ。トレード加入後、4試合連続無安打無失点で初セーブをマークした。
沢村「ホッとしました。チームが連敗中だったので、一つとれたのは大きい。でも、個人的には、もっと大胆に行けば良かった。反省点です」
新加入の剛腕が踏ん張り、首位ソフトバンクと1・5ゲーム差に再接近。試合後は猛スピードで着替え、チームとともに仙台へ移動した。「また勝利に貢献できるように頑張りたいです」と話す沢村の表情は使命感に満ちていた。必要とされる喜びを力に変え、次戦もブルペンの電話が鳴る時を待つ。
今後の活躍にも目が離せない。
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光り輝くステージを目指す少女たちを描くオリジナルアニメーション「ゲキドル」2021年1月放送開始! ティザービジュアル&PV公開!!
オリジナルアニメーション「ゲキドル」が2021年1月よりテレビ放送が開始されることが発表された。あわせて、劇中劇として描かれる「アリスインデッドリースクール」のアニメ制作も決定した。
オリジナルアニメーション「ゲキドル」は、光り輝くステージを目指す少女たちを描く物語。ステージに立つことに憧れる主人公・守野せりあ役を赤尾ひかるさん、劇団の先輩・各務あいり役を持田千妃来さんが演じるほか、メインキャラクターを諏訪彩花さん、花澤香菜さん、M・A・Oさんらが担当する。
スタッフも発表となっており、チーフライターに大知慶一郎さん、キャラクター原案に関谷あさみさん、キャラクターデザイン・総作画監督に立石 聖さん、そしてアニメーション制作をフッズエンタテインメントが担当する。
さらに、今回の発表に合わせて、ティザービジュアル&PVもあわせて公開されたほか、TVアニメ公式サイト、公式Twitterなども始動した。
さらに、劇中劇として描かれる「アリスインデッドリースクール」のアニメ制作も決定した。
今後発表されるアニメ「ゲキドル」の続報に期待が高まる!
阪神ボーア、同点弾&決勝打「ファンからエネルギーもらった」
甲子園に詰めかけた今季最多の1万1384人の前で大砲が火を噴いた。逆転勝利の立役者は、サンズの陰に隠れがちだったボーアだ。六回に同点の14号ソロアーチ、八回には決勝の適時打。「連戦の疲れもあったが、ファンからエネルギー、パワーをもらった」。入場制限緩和後、初めてアルプス席に観客が戻り、ファンの熱気を力に変えた助っ人は充実感をにじませた。
1点を追う六回だった。京山の速球に差し込まれていた過去2打席の反省を忘れず、コンパクトなスイングを心掛けた。フルカウントまで粘った末に「しっかりコンタクトできた」という外角高めの直球をフルスイング。一直線にバックスクリーンへと運んだ。同点で迎えた八回無死二塁の場面では、国吉の変化球を右中間へ。勝負強さをいかんなく発揮した。
お立ち台では、福留の名前を挙げ「自分の打撃のタイミングやリズムが変化しているか、アドバイスを求めている」と日頃から助言を求めていることを明かした。常に謙虚な姿勢で野球と向き合う助っ人は「みんなが力を合わせた結果」と喜びをかみしめた。
負ければ3位転落となっていた一戦だった。3連敗を免れた矢野監督は「ボーアが打つと盛り上がる。どんどんチャンスでホームランを打ってもらいたい」とさらなるアーチ量産に期待を寄せた。
今後の活躍にも目が離せない。
阪神ボーアV打「パワーもらった」甲子園観衆1万超
<阪神5−3DeNA>◇21日◇甲子園
ファンの皆さん、おおきに! 阪神ジャスティン・ボーア内野手(32)が、入場制限が緩和され、今季最多の1万1384人を集めた甲子園で、御礼の逆転勝利をプレゼントした。1点を追う6回、バックスクリーンへ同点14号ソロを放つと、8回には右前へ決勝適時打。ここ一番の2安打2打点で、チームの連敗を2で止めた。首位巨人も勝って10・5差はそのままだが、ファンへの感謝を胸にネバーギブアップで戦い抜く。
◇ ◇ ◇
ファンの思いも白球に乗せた。「多くのエネルギー、パワーをもらってプレーすることができたよ」。入場制限の上限が緩和されてから初めての甲子園。1万1384人が詰めかけた本拠地で、ボーアが特大の1発を放った。
2−3の6回。1死走者なしで、京山の外角高め直球をバックスクリーンまで運んだ。「なんとか全力を尽くして勝たないといけないという気持ちで臨んだよ」。同点に追いつく14号ソロ。甲子園では8月26日中日戦で2発を打って以来、11試合ぶりの快音だ。阪神では14年ぶりとなる甲子園7試合連続本塁打も刻む1発だった。
開幕前から「(右翼から左翼に吹く)浜風や場所を考えているよ」と、甲子園では逆方向への打撃を意識してきた。「僕はいつもセンターからレフトの間を意識して打っているんだ。自分にとってはすごくいいね」。そう語っていたB砲は甲子園で7本目。うち3本が中堅から左翼へのアーチで、この日はバックスクリーン弾だ。強引に引っ張らない意識で、左打者泣かせの浜風をものともしない。
今季新設された「ユニ・チャーム バックスクリーンホームラン賞」として、賞金100万円を獲得。使い道を聞かれると即答した。「みんなのおかげで打てた1本。コーラだったり、何かリクエストがあればそれを買ってあげて。チームのみんなのために使いたいね」。
6回の打席では、ワンバウンドボールを前にこぼした戸柱のために腰を下ろし、笑顔でボールを拾ってあげた。お立ち台の後、球場を半周する際には、虎党に丁寧にお辞儀をして「ファイアボール」ポーズを披露。「ファンの存在は野球の中で、一番大切な要素のひとつだよ」。そんな心優しき助っ人だからこそ、大きな拍手が送られる。
そして勝利も導いた。同点の8回無死二塁。国吉から決勝の右前適時打。2安打2打点1本塁打で、チームの連敗を2で止め、ファンに逆転勝ちをプレゼントした。お立ち台では、スタンドを見渡し「本当に楽しかったです。みなさんも楽しみましたか?」と逆質問をするご機嫌ぶり。「イイオテンキデスネ。タイガースファンズ、ジャアマタアシタ、オネガイシマス」と、日本語も流ちょうになってきた。虎党の期待を集めるB砲が、奇跡の逆転Vへ猛打を振るう。
今後の活躍にも目が離せない。
【巨人】直江プロ初勝利へ先発 広島は九里…スタメン発表
【巨人】坂本勇人がV打、7戦ぶり初回先制…原監督、吉川尚輝の走塁を称賛
◆JERAセ・リーグ DeNA0―5巨人(20日・横浜)
3連敗中の嫌な空気を、坂本の一振りが一掃した。初回1死三塁。大貫の1ボールからの2球目、内角のツーシームを捉えた。「(吉川尚が走って)楽な状況にしてくれたので思い切っていけました。先制できて良かったです」。初回の先制点は、12日のヤクルト戦(東京D)以来、7試合ぶり。頼れる背番号6の2戦連続適時打で主導権を握った。
主将の言葉通り、演出したのは2試合続けて1番に入った吉川尚だ。初回・先頭の打席で左前安打で出塁。1死後、坂本の初球でスタートを切ると、捕手の悪送球を誘って一挙に三塁へ。原監督も「大きかった」とたたえた快足で好機を広げた。
原監督は、理想の試合運びとして「先制、中押し、だめ押し」とよく口にし、その上で言及する。「先制するというのは早めに取るだけでなく、先に取られないこともまた重要」と。
3連敗中は得点が0、0、1と打線の沈黙が続いていたが、その要因の1つにはいずれの試合でも2回までに失点、うち2試合は初回に失点しており、チームに流れが来なかったことも挙げられる。初回に取り、4回の丸の2ランによる中押しまで、畠が無失点で耐えた会心の試合運びに原監督が「落ち着いてスタートしたの久しぶりじゃない? 野球とは投手が重要というのは、いつの世も変わらないということだよ」と顔をほころばせた。
打線の並びで言えば、9月は3割8分3厘と復調した吉川尚がこのまま1番で固定できれば、開幕前に描いた理想的な打線に近づくだろう。それでも指揮官は「あまり固定観念は持たずにね。外国人が7、8番打つのは果たして正常なのかというと難しいところだしね。その辺は臨機応変にまだまだ続くだろうね」と本来、主軸となってほしいウィーラー、パーラの両助っ人の復調も促した。現状に決して満足しない“貪欲さ”こそ、名将たるゆえんだ。
今後の活躍にも目が離せない。
「ユウを厳しい状況に…」ダルビッシュ3敗目、怠慢守備で失点招いた同僚謝罪
シュワーバー「私はもっと早くボールに辿り着けたと思う」と反省
■ツインズ 4-0 カブス(日本時間21日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は20日(日本時間21日)、本拠地のツインズ戦で先発し7回途中9奪三振、9安打4失点で今季3敗目を喫した。粘りの投球を見せた一方で、MLB公式サイトは失点につながった野手の拙守にも注目。「シュワーバーはベンチに下げられたことについて:『学んで、次に進む』」との見出しで記事を掲載した。
取り上げたのは、2回の先頭・ケイブの場面。左翼越えの打球を左翼手のカイル・シュワーバー外野手は追ったが、ワンバウンドしてフェンスに当たったクッションボールが頭上を通過。さらにグラウンドに落ちた球をゆっくり拾うお粗末なプレーを見せた。その間に打ったケイブはヘッドスライディングで三塁に到着。無死三塁の大ピンチを招き、1死後にケプラーのニゴロの間に失点した。
シュワーバーは3回から交代。記事では、失点を招くきっかけになったプレーが関係していると言及。「ロス監督もシュワーバーも三塁側ダグアウト内での会話の詳細を明かしはしなかったが、メッセージは大きく、明確だった。ナショナル・リーグ中地区首位のカブス(31勝22敗)は地区タイトルとポストシーズン進出決定に近づいているかもしれないが、焦点は1つ1つのプレーに強く置かれるべきだ」と指摘した。
さらにダルビッシュがサイ・ヤング賞を争う立場にいることも強調。その上で「ダルビッシュは不運な負けとなった。彼は9奪三振、1与四球という総合的に堅実なパフォーマンスを見せた。またしても、カブスの打線が本当の問題だった。カブスはここ26イニングで24個のゼロを重ね、中心選手はスランプから抜けだせないでいる」と4安打無得点の貧打を挙げた。
記事ではシュワーバーの試合後談話も紹介。「私はユウを厳しい状況に置かせてしまった。私は彼を悪い状況に置かせてしまった。私はチームを悪い状況に置かせてしまった。このことから学んで、次に進まないといけないと思う」「私はもっと早くボールに辿り着けたと思う。そうすれば彼を三塁まで行かせずに済んだ。そしたら状況は違っていたかもしれない」と反省しきりの言葉を並べた。
日本人初のサイ・ヤング賞獲得に向け、手痛い黒星となったダルビッシュ。マウンドの上での躍動だけでなく、野手陣の協力も勝利には欠かせなくなってくるだろう。
楽天、中継ぎを緊急補強! 金銭トレードで広島DJ・ジョンソン獲得&福山を支配下登録
支配下復帰の福山「一球一球、魂を込めて投げていきます」
楽天は21日、金銭トレードで広島からDJ・ジョンソン投手の獲得を発表した。背番号は「42」。また、育成選手の福山博之投手を支配下選手として契約に合意したことも発表した。福山の背番号は「164」から「64」に変更になった。
広島が新助っ人として獲得したDJ・ジョンソンはここまで1軍で14試合に登板し0勝0敗、1ホールド、防御率4.61。193センチ104キロの大型右腕は150キロを超えるツーシームとスライダーを武器に、中継ぎとして期待されていた。
福山は昨年7月に右肘手術を行い、オフには育成選手として再契約。今季はここまで2軍で12試合に登板し0勝0敗1セーブ、防御率0.79の好成績を残していた。
通算335試合に登板し17勝13敗、92ホールド9セーブをマークする31歳のベテラン右腕が再び支配下に復帰。福山は球団を通じ「もう一度チャンスをくださったチーム、また、リハビリに関わってくださった方々に感謝します。一球一球、魂を込めて投げていきます」とコメントを発表した。
チェンMLB年俸24億円はロッテ総年俸とほぼ同じ
激化する優勝争いへ、24億円左腕を逆輸入だ。ロッテは21日、元中日で米大リーグでもプレーした台湾出身の左腕、チェン・ウェイン投手(35)の獲得を発表した。推定年俸3000万円で、背番号は58。中日で最優秀防御率、メジャーでも通算59勝と実績に申し分なく、先発要員として期待をかける。既に来日しており、新型コロナウイルス拡大防止のための2週間の隔離期間が終了する10月5日以降に入団会見を行う。
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首位ソフトバンクとの1・5ゲーム差を埋めるべく、ロッテが沢村獲得に続いて本気補強を決めた。中日で09年に最優秀防御率を獲得し、メジャー59勝を挙げたチェン・ウェインが加入。かねて映像をチェックしていた井口監督は「キレのある変化球に伸びのあるストレート。優勝争いをしている中、左で貴重な戦力として大いに期待しています」と歓迎した。
1軍戦力は先発、中継ぎともに左腕が少なく、松本球団本部長も補強ポイントと明言していた。松永以外に実績のある左がいないまま開幕を迎え、その松永もコンディション不良のため、8月10日の抹消以降は2軍でも登板なし。ローテでは小島、中村稔の若手が合わせて7勝も、軸になる先発がほしかった。
そこへ台湾を代表する左腕に白羽の矢が立った。日本球界経験者で実績も申し分ない。MLBでの今季分の年俸2200万ドル(約24億2000万円)は、ロッテ76選手の総年俸25億7970万円をほぼ1人で稼ぐ額だ。だがマリナーズを自由契約になり、地元でトレーニングに励んでいたチェンは、本気で試合ができる環境を何より求めていた。
逆転優勝を狙うロッテと思惑が合致し、推定年俸3000万円での契約を快諾。球団を通じて「日本一になれるように全力で頑張ります。マリーンズは10年に日本シリーズで負けた時の印象が強いです。ZOZOマリンで風をうまく生かした投球ができればと思います」と意気込んだ。
既に19日に来日しており、チーム合流は2週間の隔離期間を終えた10月5日以降となる。井口監督は「ペナントレース、最後の苦しい時にローテーションに入ってもらえると、これほど頼もしいことはない。優勝を引き寄せてくれる存在と思っています」。先発陣を支える左の柱として、シーズン残り1/4の佳境を託す。
復活への期待がかかる。
◆チェン・ウェイン(陳偉殷)1985年7月21日、台湾・高雄生まれ。国立台湾体育学院の学生のまま04年2月に中日入団。2年目の05年に1軍デビューした。06年に左肘を手術し、07年は育成選手契約。08年4月2日巨人戦で初勝利。09年には4完封を記録し最優秀防御率。10年日本シリーズ第2戦ではロッテ相手に勝利。12年に大リーグのオリオールズへ移籍。12年地区シリーズではイチローらのヤンキースに勝利。16〜19年はマーリンズでプレー。今季はマリナーズとマイナー契約を結び、6月に自由契約となった。183センチ、90キロ。左投げ右打ち。
◆トレード期限 今季は開幕が延期となったことで、トレードなどの支配下登録期限が例年の7月31日から9月30日まで延びた。
巨人、毎回の19安打&10点でマジック31!直江5回途中降板も鍵谷が長野、誠也連続三振斬りで3勝目
◇セ・リーグ 巨人10―3広島(2020年9月21日 東京D)
巨人が10―3で広島を下して2連勝。リーグ連覇への優勝マジックを1つ減らして31とした。貯金は24で、両リーグ一番乗りとなるシーズン50勝目に王手をかけている。広島は2連敗で今季40敗目を喫し、今季ワーストタイの借金10。
巨人は0―2で迎えた初回、主砲・岡本の中前適時打で1点差とすると、2回には松原が右中間スタンドへ2号ソロを放って同点。3回に丸の一ゴロで勝ち越すと、4回には中島の7号ソロ、吉川尚の右前適時打、坂本の左翼線適時二塁打で一挙3得点を挙げた。
投げては初回に先制2ランを被弾した先発右腕・直江が打線に逆転してもらって迎えた5回、勝利投手の権利まであと2死となってから連続四死球を与えて無念の降板となりプロ初勝利はお預けとなったが、その後も打線が爆発し、毎回の19安打で10得点。リリーフ陣も5回1死満塁に登板して長野、鈴木誠を2者連続三振に仕留めた鍵谷、6回を3者凡退に仕留めた高梨らが見事な投球を見せて逃げ切った。勝利投手は鍵谷で今季3勝目。
広島は田中広の右越え5号2ランで初回に先制しながら、先発右腕・九里が4回9安打6失点KO。6回にはこの日の試合前に出場選手登録されたばかりの3番手右腕・今村が1死しか取れずに5安打3失点と炎上した。
【巨人】吉川尚輝、スクイズ飛びつきファウルからの適時打に原監督「監督を救ってくれた。感謝します」
◆JERAセ・リーグ 巨人10―3広島(21日・東京D)
巨人が19安打10得点で快勝し、優勝マジックを1つ減らして「31」とした。
9月絶好調の1番・吉川尚は初回の内野安打など3安打猛打賞。4―2と2点リードの4回1死三塁ではカウント1―1から原監督がスクイズのサイン。相手バッテリーが外角に外したような球に飛びつきながらバットに当ててファウルとし、カウント2―2から右前適時打を放ってガッツポーズしながら一塁に走った。
試合後の原監督は4回のスクイズファウルからのタイムリーに「(スクイズのファウルは)あれは見事でしたね。監督を救ってくれましたね。まあ少しピッチド・アウト的なボールにも関わらずね、あそこをファウルでしのいでくれたというのはね、非常に監督として感謝します」と話した。
今後の活躍にも目が離せない。