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2020年09月18日

西武山川、打率.211と苦しみ4番剥奪の危機 辻監督「打ちたい気持ちが強く出過ぎる」

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4番剥奪の可能性も 出塁率は昨季上回る


■ロッテ 8-1 西武(17日・メットライフ)

 2年連続パ・リーグ本塁打王の西武・山川穂高内野手が17日現在、打率.221と苦しんでいる。同日に本拠地メットライフドームで行われたロッテ戦では、4打席4三振と不振を極めた。

「悩んでるねえ。今日が1番酷かった気がする」

 辻監督は試合後こう嘆き、4番剥奪の可能性も「考えます。いろいろとね」と否定しなかった。「練習では普通にいけるんだけど、試合になると打ちたいという気持ちが強く出過ぎて、普通にできない」と分析した。

 今季の西武の4番は、山川が65試合、外崎が7試合、中村が2試合、メヒアが1試合務めているが、8月14日以降は山川が1人で担ってきた。実績のある中村も右手首に死球を受けた影響で今月3日から1軍登録を外れており、応急措置的な打順変更の可能性はあっても、山川以上の4番の適任者はいない。

 今季成績を見ると、打率は確かに昨季トータルの.256と比べても著しく低いが、出塁率.388は昨季の.372を上回っている。リーグ最多の12死球を受け、3位の55四球を選んで出塁していることが背景にある。21本塁打はリーグトップの日本ハム・中田に4本差。箸にも棒にもかからない成績というわけではないが、昨オフにリードオフマンの秋山がレッズへ移籍して得点力がダウンし、2年連続パ・リーグ覇者のチームが現在4位を低迷していることから、増加した責任と重圧に苦しんでいるようにみえる。

 ホームゲームの試合前、連日早出特打ちに取り組んでいるのは相変わらずで、豪快な場外弾を連発しているが、辻監督が語った通り、試合になると結果につながらない。

 山川自身、まさかこれほどの低打率に悩むことになるとは思っていなかっただろう。2年連続本塁打王を獲得して迎えた昨オフ、あえて大幅な打撃改造に踏み切った。「長打力はそのままに、確実性を上げる」ため、コンパクトなスイングに修正した。公式戦開幕前の練習試合までは好調で、辻監督も「確実性が増した」と評していたが、チーム成績とともに深みにはまっていった印象だ。開幕前、この打撃改造に手応えをつかみ「方向性は絶対に間違っていない。多少結果が出なくても、今シーズンはこのスタイルを通す」と決意表明していただけに、戸惑いはなおさら大きい。

 打棒がチームのムードに直結する中軸打者。山川は今、改めてその器の大きさを問われているのかもしれない。



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