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2018年04月30日

リモートワークと地方移住について考えてみた

おっさんフリーランスひでこんです。

大分前から政府が地方創生と号令をかけていて、大小さまざまな施策を実施しているようです。
そんな流れの中で、私のようなITエンジニアに身近なネタとして最近活発になっている

ITエンジニアはPCとネットさえあれば仕事ができる。
都会の喧騒を離れ、地方に移住してスローライフを楽しもう。
私のような子育て世帯は、子供をのびのび育てよう


と、まぁ、そんな感じの話が巷に出ております。

私は職場は都内ですが、居住地はよくある地方都市です。

ですが、移住に正直憧れております
憧れるだけではなくて実際に移住こそしていないものの行動に移してはいます。

ちょっとそのあたりを自分なりに考えたいと思います。


1.ITエンジニアってリモートワークしやすい職種ってホント?

ITエンジニアはリモートワークと地方移住の親和性は高いと思われますが、
ITエンジニアって言っても幅広いですし、働き方によっても千差万別。

例えば、最近は働き方改革を声高に言われてるだけあって、正社員でも、
在宅勤務(リモートワーク)は認められたりしている
ようですが、
それでもやはり、リモートワーカー筆頭条件としては、
フリーランス(個人事業主)
が、一番ハードルが低いでしょうね。

私もこの点は該当します。

しかし、対象やチーム作業や一人で作業か?等など考えると、
Webデザイナーなどのクリエイター
系の人でないと、リモートワークに適していないかなと思います。

エンドユーザが法人で、基本、チームで分業するスタイルは、
Slackやチャットワーク、Skype等のコミュニケーションツールが発達しても、
リモートワークが十分認められるのはもう少し先になる
でしょうね。

私はクリエイター系ではなくて、週の半分くらいはクライアント先で勤務してまして、
資料作成などはリモートワークを認めてもらっている
…そんな状況です。

インフラなどの環境面は整いつつありますが、ルールなどの運用面であったり、考え方などはまだ発展途上中というのが現時点で言えるかと思います。

ただ、IT人材白書2017などを読むと以前から比べると大分浸透してきた印象を受けます。
→興味がある方はこちら

私のケースだと、今依頼いただいている仕事を考えると完全リモートワークは難しく、
サラリーマン同様平日は日中帯勤務、但し月の半分くらいはリモートも可能。
色々考えてることがうまくいけば月半分くらいの勤務になるかな…
という見通しです。


2.移住先はどこか決めてるの?

転職などで転校をしている長女、長男に、移住でまた引っ越しというのは心苦しいのと、
子供だけではなく当然妻の同意を得る前提
なのは当然です。

タイミングを考えると、来年中学校と小学校に上がる長女、次男がいますので、
家族全体でと考えると今年度がラストチャンス
かなと思ってます。
※次は子供が成長して妻と二人になってから…でしょうかね。

今のところでも環境は十分ですし嫌いではないのですが、
どうせ移住するなら…という場所は決めてます。
あと直近で移住となると都内に通える範囲でないと仕事に支障が出てしまいます。

ここ数年、移住先人気No1、2を毎年争っている
長野県山梨県
どちらかかですが、私は長野県を考えてます。

参考:「THE PAGE」2017年、移住先人気ナンバー1は何県?


これは既に家族にも伝えてます。

最近はさっぱり行くことも少なくなりましたが、10代〜20代にかけてスキー・スノーボードにハマり、
一時期はスキー場のホテルで住み込みで働いていたりしたくらいなので…。
そういったことが影響しているのかなーと自分では思ってます。


3.移住失敗というリスクを回避するために

移住ではなくて、普通の引っ越しでもリスクは存在しますよね。
大抵我慢するか再度引っ越しするか、いろんな面でリスクを負って決断するしかないわけです。

私自身、家族も含めこれまで大なり小なりの失敗をしてきています。

特に移住となると多くのケースで劇的に住環境が変化します。
中には希望を胸に移住したのに撤退なんてことも。。。


そんなことにならない為に、あくまで私の場合ですが、リサーチを兼ねて以下のような活動をしています。

1.家族を連れて旅行
  長野は観光地としても有名ですので、そんな頻繁にはいけませんが、旅行に行って雰囲気を掴む。
2.イベントに参加/ネットでリサーチ
  地方移住に関するイベントは結構やっています。そうしたイベントに参加して、
  ・助成金 等の補助
  ・子育て世代なら子供向けの医療費負担などの施策
  ・フリーランスで企業なども視野に入れてるならば創業支援 等
  ・都内への通勤可否
  等の情報を仕入れます。

もちろん旅行と済むのは全然違いますし、イベントも基本的に美辞麗句の誘い文句があるでしょう。

しかし、少なくともそのようなイベントを実施する自治体は、外から人を迎え入れようという意識があります
個人的に長野県は2が非常に充実している印象を受けます。

今年の2月末で終了しましたが、ときどきナガノというイベントがあり参加していました。

参考:長野県庁 ときどきナガノ2017


私は、今年は同県のイベントに申し込み、
3.お試し居住
を行う予定です。

同じく長野県庁主体で おためしナガノというイベントが予定されており、
こちらは幾つかの候補地の中かに、一定期間居住するというものです。

その中で家族含めて合意形成が得られたらあるいは…となると思います。
仮にイベント参加に落ちたとしても、現在、ある町のイベントに参加してますので、宿泊を繰り返す中で似た体験となるように行動する予定でいます。

失敗しない、家族を巻き込むという事はそういう事だと思ってます。

失敗例も参考までに…。
参考例:ギガヤク 田舎暮らしに失敗を感じる事10選|移住者たちの後悔とは?



4.おわりに

どのような結果になるにしても、ITエンジニアの方で移住を考えているという方は、
ある程度の机上調査・シミュレーション後は行動に移してみるのが一番
と思います。

私は長野県を対象にしましたが、他県でも実施していますし、
場合によってはクラウドソーシングの運営会社が企画したするケースもあります。

やはり、
百聞は一見に如かず
ですからね。


ではでは。

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コンドウヒデミツ
フリーランスのITエンジニアとして活動中。妻と子供3人をがんばって養ってます。仕事の事、趣味の事、家族の事など同年代の方に共感を持ってもらえるような、役に立つような記事を投稿していきたいです。
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