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2018年12月30日

“秘伝”は科学で解き明かせるか?解剖学・力学を学んで強くなれる「格闘技の科学」/本の紹介29 著:吉福康郎

こんにちは、職業・施術屋/本の紹介屋です。


物事を学ぼうとするときには、科学的な原理原則をしっかりと学びたいと思っても実際に必要に迫られたものしか頭に入らないという問題があります。私の場合は仕事(リラクゼーション)で身体に関する知識を学ばなければならないのですが、正直なかなか頭に入らないもので困ったものです。


そんなとき自分の趣味に紐付けて学べると、頭にスルスルと入りやすくなります。私の趣味は「合気道」なので、武道・格闘技関連の情報集めが結果的には身体に関する学びにつながります。


「科学的」に「武道・格闘技」を追求し、解剖学や力学を学べる面白い本を読んだので紹介してみます。それがコチラ♪


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私がまだ20歳そこそこの時に読んだ「格闘技・『奥義』の科学−わざの真髄−」を図書館で読んだことを思い出して読むことにしました。解剖学など身体に関する勉強をする身としてはめちゃくちゃ面白く、すぐに試したくなるような衝動に駆られました。

格闘技「奥義」の科学―わざの真髄 (ブルーバックス)

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本書の概要/私の印象に残ったポイント

本書は8つの章に分けてそれぞれ学問を修めていなくてもわかりやすい解説がなされています。

1.打撃の科学
2.突き・パンチの科学
3.蹴り・キックの科学
4.つかみ・投げ・極めの科学
5.防御の科学
6.稽古・練習の科学
7.武器・実戦の科学
8.気の科学


それぞれの項目では解剖学や力学のデータを用いて科学的に分析し、解説なされているのと同時に著者である吉福康郎氏の武道・格闘技の実践経験や話も加わるとより楽しめる本になっています。1ページずつテーマと解説が書かれているので、とても読みやすく興味のあるページから読むこともできますしスキマ時間に少しずつ読むのもおススメです。


個人的には合気道や剣道の嗜みがあり、かつ総合格闘技などを視聴するのも好きなので各章それぞれ楽しむことはできましたが、特に「第4章・つかみ・投げ・極めの科学」と「第5章・防御の科学」はとても良い勉強になりました。理由は「自分のやっていることを明確に言語化してくれている」からです。


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これは全ての章で言えることですが、武道・格闘家が自分のテクニックを明確に言語化したい場合には非常に参考になります。「こういう身体の使い方をすればこういう力学が働くから有効か・有効でないか」ということが人に説明できるようになるでしょう。なので、指導者の方や自身の動きに興味がある実践者には参考になる本だと思います。

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これは身体運動のみならずビジネスやその他の物事にも私は思うのですが、自分のやっていることをできるだけ伝わりやすいように言語化する能力というのは、それだけでも1つの価値になります。


この本をキッカケに解剖学や力学、しいては武道・格闘技をはじめとした人間の運動そのものに興味をもってみてもらえると、武道愛好家であり施術屋である私はとても嬉しく思います。まー奥が深いですよー武道・格闘技はね(^^)


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感想(4件)






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タグ:格闘技 武道

人の価値は下がる?お金をモチベーションにすると…

こんにちは、職業・施術屋/本の紹介屋です。


人の価値は下がっていく?(主に接客業)

前回のマクドナルドの話に関連するような話なのですが、接客業の”質”が下がりつつあるかもなぁと感じています。


よくコンビニなどを例に挙げて「時給安いんだから、サービスマナーも”それなり”で良い。それが嫌なら時給上げろ」という意見があります。特にコンビニなどは年々仕事量が明らかに増えていっている印象があるので、時給を上げろという意見は賛成です。ただ、時給が低いから仕事も”それなり”で良いという意見には同意しかねます。


なぜなら”金額”で仕事に打ちこむ熱量を左右されている人に、良い仕事ができる実力ができるとは思えないからです。


こんなことを言うと「じゃあブラックな会社でもいいのかー!」「心身が病んだら〜#%\@!」などという極論を持ってくる人もいるかもしれませんが、極論しか持ってこれない人は〇〇なので無視します(笑)正常な人間なら”速攻で辞める”一択ですから、それを選択できない理由をもつ人は専門家にお任せします。

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まぁ私が見ている範囲でのお話ですが、たとえ時給が安かろうと真摯に仕事を学んで取り組んでいる人はどこへ行っても”重宝”されます。なので、自然とその場で出世していったりある段階でより良い環境の仕事をしたいといって羽ばたいていきます。


自分の視座(能力)が上がれば、自然と選択肢が増えていくものなのですね。




反対に「時給が安い」という理由で適当な仕事しかしない人間は、大抵何年もの間うだつの上がらない人として”お局化”している傾向があります。もしも本当に才ある人は、適当な仕事だなと判断すればサッサと辞めて自分の天職を見つけにいくでしょう。


つまりは何かと理由をつけて仕事に精力を傾けられない人は「お金を稼ぐ才能がない」という残念な結論で終わるわけです。


そして、そういう残念な人だけが安い時給の仕事を担うようになっていくことを考えると、今後AIなどが実用化されていく未来においては「人の接客よりもAIのほうがストレスなくて良いわ〜」となっていくのではないか。
そうなると仕事における人の価値は下がっていくと予想しています。そんなことをリアル店舗覗いていって考えています。この予想は外れてくれると嬉しいのですが…。


タグ:時給 価値
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職業・施術屋
合気道を嗜みながら整体・ライティング・読書、そして旅をしてインプットとアウトプットを交互に回して面白い人間になりたいです。

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