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2020年10月11日
細川城 〜細川氏発祥の地・岡崎市〜
◆所在:
岡崎市細川町上平
◆歴史:
足利義兼の三男である義氏は、母が北条家の出自であったため、承久の乱(1221年)が終わると、足利家の名跡を継いで東海道の要所である三河守護となり、東条城を本拠として三河の地を治め、吉良・今川家の祖となった。
義氏は足利一門の足利実国、義季の兄弟をこの地に移し、兄は近隣の仁木城を拠点とし、仁木実国を名乗り、弟の義季は細川の地を拠点として細川義季と名乗った。
この義季の子孫は後に管領細川家をなどを輩出し、その末裔である79代内閣総理大臣の細川護熙もこの地を訪れている。
◆現在:
細川家発祥の地だが、住宅地の中に土塁のような高まりがあり、その上に城址碑が立てられているのみである。