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右矢印1 ブログの広告  右矢印1 モスト・アンラッキー  右矢印1 スイートピーのように



為替・FXランキング


1. FXは上達するのか

小さなコツをいくつか覚えたって駄目です。勝てない原因をきちんと突き止めてからやり直しましょう。FXを楽しむためには「投資期間」が必要です。すぐに始めたって勝てないことは、FXに限らず、何事であれ同じなのです。だからこそ、その期間を短縮するための「方法論」が大切なのです。

   右矢印1 1-1. FXを楽しむために
   右矢印1 1-2. 順張りだって難しい
   右矢印1 1-3. 難しさの正体って何だ
   右矢印1 1-4. 投資を始める前に
   右矢印1 1-5. 先に数字で掴もう
   右矢印1 1-6. さあやり直そう
   右矢印1 おまけ. 買えば下がるのか
2. 経済指標の楽しみ方

このブログで扱う取引の理想は、経済指標発表前後の反応を着実に刈り取り、ポジションを持っている時間を最短化することです。

   右矢印1 2-1. 5つの原則
   右矢印1 2-2. ウソは嫌いだ!
   右矢印1 2-3. 規模
   右矢印1 2-4. お通を見送る顔

   右矢印1 2-5. 小ズルくいきましょう    右矢印1 2-6. いつか負けないはずがない!

3. 指標取引分析手法

このブログでは経済指標への調査・分析を定型書式で行っています。定型書式を用いることで、反省を踏まえてやり方を進歩させたり、相場環境が変わったことを見つけやすくするため、です。

   右矢印1 3-1. ローソク足とチャート
   右矢印1 3-2. 既出情報調査
   右矢印1 3-3. 反応性分析
   右矢印1 3-4. 反応一致性分析
   右矢印1 3-5. 指標一致性分析
4. 経済指標DB

経済指標発表前後の短時間に分析期間を絞ることによって、指標への反応に一定の再現性(傾向)があることはわかりました。各国「政策決定指標」・「経済実態指標」の項に、主要な指標についての分析結果と分析事例を纏めてあります。

   右矢印1 4-0. 各国経済・通貨の特徴
   右矢印1 4-1. 日本経済
      4-1-1. 政策決定指標
      4-1-2. 経済実態指標
        (a) GDP速報値
   右矢印1 4-2. 米国経済
      4-2-1. 政策決定指標
        (b1) UM消信指数速報
        (b2) CB消信指数
        (b3) ISM非製景指数
        (c1) NY連銀製景指数
        (c2) Phil連銀製景指数
        (c3) ISM製景指数
        (d1) 輸入物価指数
        (d2) 生産者物価指数
        (e1) ADP雇用統計
        (e2) 雇用統計
      4-2-2. 経済実態指標
        (a1) GDP速報値
        (a2) GDP改定値
        (b1) 小売売上高
        (b2) 個人消費・所得
        (c) 設備稼働率
        (d1) 中古住宅販売件数
        (d2) 新築住宅販売件数
      4-2-3. 収支関連指標
        (a) 貿易収支
   右矢印1 4-3. 欧州経済
      4-3-1. 政策決定指標
      4-3-2. 経済実態指標
   右矢印1 4-4. 英国経済
      4-4-1. 政策決定指標
        (a) BOE金融政策
        (c1) 製造業PMI
        (c2) サービス業PMI
        (d) 物価指標
        (e) 雇用統計
      4-4-2. 経済実態指標
        (a1) GDP速報値
        (a2) GDP改定値
        (b) 小売売上高指数
        (c) 鉱工業生産指数
      4-4-3. 収支関連指標
   右矢印1 4-5. 豪州・NZ経済
      4-5-1. 政策決定指標
        (a) RBA金融政策
        (d) 消費者物価指数
      4-5-2. 経済実態指標
        (b) 小売売上高
      4-5-3. 収支関連指標

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【FX会社】
各社特徴があります。最初は資金にも限りがあるでしょうから1つの口座で、慣れたらいくつか口座を開いて自分が使いやすい会社を選ぶと良いでしょう。
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DMM.com証券

FX口座数国内第1位はTVCMで有名。主要通貨のスワップポイントが高く、ドル円スプレッドも原則0.3銭と安い。2万円のキャッシュバック条件は、10万円入金+PC・スマホで3か月各500枚(週毎に各約40枚)の取引と意外に簡単!


外為ジャパン

キャッシュバック条件はDMM.comと同じ。0.1枚単位から取引可能で、ドル円中心の取引ならばスプレッドも原則0.3銭と安い。最初に口座開設したり自分で手法研究するために良いと思います。


ヒロセ通商

他社乗換ほか、キャッシュバックプログラム多数。スプレッドは、クロス円でUSD・EUR・NZDが有利、ドルストレートでEUR・GBP・AUDが有利。最小取引は1000通貨単位で初心者に優しい。スワップが良い会社です。


マトリックストレーダー

キャッシュバック条件はヒロセ通商と同じようです。特長は、スキャルピングOK公言・1日の取引上限なし・1000通貨単位取引可、といった点。


OANDA Japan

MT4業者はスプレッドが狭くても約定力が低い業者が多いなか、約定拒否なしが魅力。またHPの各種分析図表が美しく、あちこちのブログで引用されています。本ブログでは他人の著作物転載はしていないので、お見せできません。一度ご覧ください。


ライブスター証券

特徴は、スワップポイントが業界最高水準、証券口座とFX口座との間でリアルタイム資金連携。株とFXと両方やる方にお薦めです。



東岳証券

特長は、ひとつの口座でCFDとFXの両方の取引が行えること、取引方法も独自ツールによる裁量取引とMT4を使った取引が選択できること、です。スプレッドはやや大きいものの、MT4が使えるコストだと思えば安いものかも知れません。


外為ファイネスト証券

特徴は、MT4最狭水準のスプレッド、EA利用可、指値制限なし、MT4サーバ国内設定、1000通貨取引可、です。


マネースクウェア

マネスク特許のトラリピが特徴。最初の設定を行いあとは運用を任せるだけ!目先のチャート変動に流されない長期運用、他社とは違い運用にフォーカスしたFX。また他社には決済トレール機能も充実!


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2018年02月21日

2018年2月22日18:30発表ー英国経済指標「2017年10-12月期GDP改定値」(結果検証済)



T.事前投稿

ブログの日時は事前投稿日となっています。指標発表後に事後投稿し、その日時は「U.事後検証」のタイトル行付近に記載しています。

本指標の反応分析はこちらに詳述しています。下記詳述する今回の取引方針は、この分析結果に基づきます。
そこで述べた通り、本指標発表時の反応方向は、指標発表後ですらわかりません。多くの場合、市場予想は前回速報値と同値で、発表結果も市場予想と同値となることが多いのです。

今回発表の要点は下表の通りです。

1802英国GDP改定510.png

前掲の詳細分析結果に基づくシナリオは以下の通りです。

  • 直前1分足は、過去の陰線率が67%、直前10-1分足との方向一致率は29%(不一致率71%)となっています。この期間はショートで、利確/損切の目安を3〜5pipsぐらいにしておけば良いでしょう。

  • 直前1分足が10pips以上跳ねたとき(跳ねそうなとき)は、指標発表直前にその方向にポジションを取得し、指標発表直後の跳ねで利確/損切します。
    特に、ロングをオーダーしていた場合にはポジション長持ちは禁物です。

  • 指標発表後の追撃は短時間だけです。
    直後1分足と直後11分足との方向一致率は72%です。その72%の方向一致時だけに注目すると、直後1分足跳幅を直後11分足跳幅が超えて反応を伸ばしたことは77%です。指標発表後の反応が伸びているのだから、発表後に反応方向を確認したら追撃開始です。
    けれども、指標発表から1分を経過したら、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が伸びていたことが33%しかありません。発表から1分を過ぎたら、それまで順張りで追撃していたポジションは早々に利確すべきです。

  • 直後1分足終値が付いたら、逆張りの機会を窺います
    これも逆張りなので、利幅は小さくても短期取引です。もし、直後11分足が直後1分足と反転したら更に追いかけても良いかも知れません。

以上

U.事後検証

以下は、2018年2月22日21:30頃に追記しています。

指標結果と反応を纏めておきます。

1802英国GDP改定610.png

指標発表結果は、GDP前期比・前年比ともに速報値・市場予想を下回りました。反応は陰線でした。

指標全体に良くありません。前年比+1.4%という数字は、2013年1-3月期(+0.6%)以来の低い成長率です。
知らぬ間に市場では5月の利上げを見込んでいるそうですが、利上げで更に景気に水を差すのが適切か、今後は議論が起きるでしょう。

事前分析結果を検証しておきます。

  • 直前1分足での取引はショートで、利確/損切の目安を3〜5pipsぐらいにしていました。
    結果は陽線で、3〜5pipsの損切となってしまったでしょう。分析を外しました。

  • 指標発表時刻を跨いだポジションは、直前1分足が10pips以上跳ねたとき(跳ねそうなとき)にオーダーするつもりでした。
    直前1分足跳幅は10pipsに届かず、この取引は中止でした。

  • 指標発表後の追撃は短時間で、発表から1分を過ぎたら、それまで順張りで追撃していたポジションは早々に利確すべき、と考えていました。
    結果は、指標発表から1〜2分後にボトムを形成しました。その後、もう一度下値にトライしたようですが、結局は反転して19:30頃まで上昇を続けました。

  • 直後1分足終値が付いたら、逆張りの機会を窺うことにしていました。
    結果は、指標発表から1-2分後が逆張りにベストのタイミングで、次点は指標発表から17-18分後だったようです。後者は既に直後1分足始値を抜けて反転した後なので、これは順張り追撃となります。
    もし、直後11分足が直後1分足と反転したら更に追いかけても良いかも知れない、と考えていました。がしかし、反転が起きたのは分析対象期間外のため、ここでは関係ない話です。


取引結果を下表に纏めます。

1802英国GDP改定620.png

背景が薄黄色の列は、シナリオ外取引です。よって、上表では集計されていますが、下表の指標成績表では除いて計算しています。
今回の分析対象取引の成績は+2.89pipsでした。

1802英国GDP改定630.png

以上

2018年02月20日

2-6. いつか負けないはずがない!

家に帰ると、家内が夕食の支度をしながら、何かぶつぶつ言っていました。よく聞いてみると「どいつもこいつも」と何か文句を言っていたようです。
そういうことに敏感なM君は、自分がどいつなのかこいつなのかを気にしているようでしたが、そんなことはどうでもいいことです。
今日は機嫌が悪い、という大局を把握することの方が大切なのです。


もし研究に研究を重ね、経済指標の良し悪しを70%当てることができるようになったとしましょう。指標結果が市場予想を上回るか否か、70%も当てることができれば凄いことです。このブログは凄いのです。
けれども残念ながら、指標発表後の10分間で指標結果に素直な方向に反応することは、平均して70%ぐらいしかありません。
だから、そこまで指標分析力を磨いても、最終的な勝率は0.7✕0.7=約50%にしか達しません。

指標の分析というのは、指標発表前後の短時間だけを切り取って、どのタイミングでどの程度の利幅を狙うべきかという視点を得るためのもの、と割り切る必要があります。
事前にその視点を得ておいて、予め想定していた通りになりそうなときに、予め目論んでいたような取引をする、というやり方です。臨機応変では、なかなか高い勝率を維持できないのです。

指標発表前にわかっていることは、前回結果と今回発表の市場予想とこれまでのその指標のトレンドです。指標のトレンドとは、例えば景気が良くなってきているとか悪くなり始めているとか、です。
実際の景気がどうであれ、狙いを絞った経済指標でそういったトレンドを読み取る必要があります。だって反応は、その指標結果で起きるのです(平均70%ですが)。

狙った指標発表時刻までのチャート上のトレンドもわかっています。
でもそれは、ここでの約束事として無視します。そのときどきのチャート上のトレンドを排除して、それでも狙った指標発表前後の反応に一貫した特徴・傾向がないかを分析するのが指標分析の原則です。そうでなければ、テクニカル分析やチャート分析との境界がなくなってしまいます。
でも、それら分析法では指標発表の直前直後は勝てません。


指標発表直前に必要な視点は、@ 今回発表結果と前回結果の差異(実態差異)と、A 発表結果と市場予想の差異(事後差異)と、B 発表結果がどの範囲なら過去の指標推移に対して「適切な範囲」と言えるか、です。この期間の反応の程度と方向への影響力は、経験上、B>A>@の順となります。

この「適切な範囲」というのが定量定義できないことと、「事前の折込み」といった現象が、数日〜数時間前から始まることもあって、それがいつ始まったかを厳密に区分できません。
よって、本ブログでは指標発表直前10分間だけを分析対象期間としています。

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指標発表の瞬間は、人間わざとは思えないスピードで反応をします。実際、人間わざではないらしいので、通信回線速度や自動処理に大きな資本を投下できない我々アマチュアは、プロと競っても仕方ありません。まして、コンピュータと競っても仕方ありません。

でもこの瞬間を挟んで、指標発表の数秒〜数10秒前にポジションを注文し発表後数秒〜10数秒で決済する取引なら、プロと一緒に取引できます。こんな瞬間に取引しているのは、プロの中でも特にハイリスクを好む連中が多いでしょう。真面目な我々アマチュアがワルぶるにはちょうど良い遊びです。
でも間違わないでください。プロと競うのでなく、プロと一緒に取引するのです。

この瞬間の取引は、事後差異(発表結果ー市場予想)の符号を経済学的•市場精通者的に当てるようとしても、それは得策じゃありません。

C 直近過去の指標推移が上昇基調や下降基調のとき、市場予想は遠慮がちになりやすい癖が多くの指標で見られます。このブログでは、そんな指標を「市場予想後追い型」と呼んでいます。市場予想後追い型の指標では、市場予想をトレンドがオーバーシュート•アンダーシュートするのを狙うのです。

D 前月比や前期比といった短期間の経済動向を示す指標では、前回結果が良すぎたり悪すぎたりすると、今回発表では「反動」が生じることも多くの指標で見られます。どれだけ前回結果がブレたら翌月に反動が起きやすいかは、過去の指標推移をよく見ておけばわかります。

E そして、プロ達を始め世の中の一部には、一部指標の発表直後の反応方向が正しく読める人達がいます。一部指標では、直前10-1分足や直前1分足の方向が、指標発表直後の反応方向をかなり高確率で示唆している現象が見られます。
毎年々々、同じ指標で同じように指標発表前のローソク足方向が指標発表直後の反応方向を高い確率で再現している現象は、そんな連中が世の中にいると信じる論拠となります。だから、そんな連中に逆らってはいけないのです。

これらの現象への信頼感は、経験上、E>D>Cの順となります。

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指標発表後の取引は、F 追撃もしくは逆張りのどちらが有利かと、G 通常はどの程度で利確/損切すべきかと、H 追撃徹底すべき状況とはどんな状況か、に関心を絞る必要があります。

我々アマチュアは、本来なら指標発表から数分間のこの期間に稼ぐのが基本です。いわゆる重要度や注目度が高い指標は、影響時間が長いことも多いことも事実です。がしかし、指標発表から時間が経てば経つほど、一方向に反応を伸ばし続ける確率が下がってしまいます。

過去から一貫した傾向がそこそこの確率で再現できるならいざ知らず、プロ達の現在の市場環境への認識や次の思惑が入りやすい長時間取引は、勝率を下げる最大要因です。
そのため、本ブログは指標発表から10分程度しか分析対象にしないのです。



さて、FXを上達したければ、色々試す前にいくつか知っておいた方が良いことがあります。

いま、日足や週足方向を50%前後の勝率で当てることしかできないとしましょう。それなら、利確や損切の時機がわかるようにならない限り、絶対に利益は残せません。当たり前ですよね。
けれども、方向を高い確率で当てることができないうちは、適切な利確の時機を知る経験が積めません。だから、経験に基づく実績がないのに、最高値で売ったり最安値で買えても、そんなものはマグレです。
損切についてはもっと話が簡単です。損切ばかりしているなら、そんな損切を適切とか適切でないとか言ってる場合じゃありません。
やっぱり、方向を当てる確率を高めることは、何より優先して努力を傾けるべきです。だって、どっちに伸びるかわからない癖に、どの程度伸びるかだけ当てるなんて、できる訳ありません。

逆もまた然り。勝率90%も現実的でないという点では同じです。
勝率90%となるチャートパターンが仮に存在したとしても、そんなパターンがチャート上に頻出するはずがないのです。もしそんな事実上の必勝パターンがチャート上に頻出するなら、プロも含めてこんなにみんな負ける訳ないのです。だから、そんなものは存在しないのです。

自分の取引方針を事前に持っておくことが大切です。もちろん、方針と言っても、それなりにしっかりした論拠がなければ、意味がありません。そして、どれだけしっかりした論拠であっても、的中率は100%よりずいぶん低いことを肝に銘じておく必要があります。だから、せっかく狙っていたのに、違和感を感じたら、取引するのを止めて勝率を下げない心づもりがなければいけません。

論拠は確率(数字)で捉えましょう。数字にできないことを否定している訳じゃありません。でも数字で把握しないと、判断を誤るのです。
最初に挙げたように、もし経済指標の良し悪しを70%当てることができるようになっても、反応が素直なことは70%しかないのです。だから、そこまで分析力を磨いても、最終的な勝率は約50%です。
でもこの50%は確率的再現性のある50%です。この確率的再現性をもった50%に、数字にできない経験上の判断力でプラスアルファの勝率を積み増すのです。
2017年の成績から言えば、そのプラスアルファは25%前後だった、ということになります。調べ上げた確率的再現性に対し、自分自身の力量ではその半分しか上乗せできなかった訳です。
でも何かしっくりくる比率になっています。

「再現性」というのは「同じ結果になる」ということです。相場に再現性はありません。あってもアテにできません。
そして「確率的再現性」というのは「同じ確率になる」ということです。これなら確率に誤差を伴うものの、相場においても再現性が存在します。例えば、指標結果が良ければだいたい60〜80%の確率で陽線で反応するというような現象や、指標発表直前に一方向にチャートが進んでいるときは指標発表直後もその方向に50〜70%反応を伸ばすといった現象です。

こうした確率的ベースがない経験論主体の方法論では、いつか負けないはずがない、ということこそ、大局的結論です。つけ加えると、その確率がどう変化しているか見直し続けることと、ポジション保有時間を短くすることこそ、やっぱりFXの基本なのです。

いやはや。
確率的とは言え、勝てるようになることは難しい。
以上

2018年2月21日18:30発表ー英国1月集計分雇用統計(結果検証済)



T.事前投稿

ブログの日時は事前投稿日となっています。指標発表後に事後投稿し、その日時は「U.事後検証」のタイトル行付近に記載しています。

本指標の反応分析はこちらに詳述しています。下記詳述する今回の取引方針は、この分析結果に基づきます。

この夜、翌22日04:00にFOMC議事録が公表されます。そのため、USDJPYやGBPUSDは指標結果がどうあれあまり動けず、動いても戻す展開と予想しています。その結果、GBPJPYの反応も一時的なものに留まると思われ、ポジション長持ちを避けたいと思います。

本指標自体のトレンドは、失業保険申請件数が直近5か月に亘って弱い増加傾向となっています(失業保険受給者が少しずつ増えている状況)。平均所得は直近2か月は+2.5%でした。以前ほどではないにせよ、高い水準が続いたことになります。失業率は、直近5か月連続して4.3%に留まっています。
対して、今回の市場予想は全体的にほぼ前回同様となっています。

今回発表の要点は下表の通りです。
事前差異(市場予想ー前回結果)判別式は、−1✕申請件数増減の事前差異[万人]+10✕平均所得の事前差異[%]−5✕失業率の事前差異[%]、です。この判別式の解の符号(プラスが陽線、マイナスが陰線)と直前10-1分足の方向一致率は69%となっています。

1801英国雇用4510.png

今回発表分は、失業保険申請件数は1月集計分、失業率と平均所得は12月集計分です。失業保険申請件数が1か月先に発表され、前述の通り、失業保険申請が5か月連続で増加しているものの、平均所得が増加し、失業率増加がまだ起きていません。

11月のCPI前年比は+3.1%、12月のそれは+3.0%だったので、今回の平均所得が+2.5%以上なら、物価上昇と平均所得の伸び率の差が縮小したことになります。

前掲の詳細分析結果に基づくシナリオは以下の通りです。

  • 直前10-1分足は、事前差異がプラスのときだけロングをオーダーし、利確/損切の目安を5pipsとします。

  • 直前1分足は、陽線側に2pips跳ねたら逆張りでショートをオーダーし、利確/損切の目安は2・3pipsとします。

  • 指標発表を跨ぐポジションは、直前10-1分足が陽線で、直前1分足が陰線(で終わりそうな場合)のとき、指標発表直前にロングをオーダーし、指標発表直後の跳ねで利確/損切することにします。

  • 指標発表後の追撃は、直後1分足と直後11分足との方向一致率は80%で、その80%の方向一致時だけに注目したとき、直後1分足跳幅を直後11分足跳幅が超えて反応を伸ばしたことは64%であることを参考にすると良いでしょう。
    これでは、安易に追撃ポジションを取ることはできません。そして、指標発表から1分を経過すると、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が伸びていたことが46%しかありません。
    指標発表後の反応が伸びるか伸びないかはほぼ半々ですから、それでも追撃ポジションを取るなら、長持ちを避けて、様子を見ながら短期取引の繰り返しで行うべきでしょう。

  • もし直後1分足跳幅が40pips以上に達したら、なるべく早く追撃に参加しても、直後11分足の終値がつく頃まで更に反応を伸ばしがちです
    pips平均でなく回数を見てみると、直後1分足跳幅が40pips以上だったときに、直後1分足終値よりも直後11分足終値が伸びていたことは、11回のうち8回(73%)です。
    この場合、追撃は徹底です。

以上

U.事後検証

以下は、2018年2月21日20:30頃に追記しています。

指標結果と反応を纏めておきます。

1801英国雇用610.png

指標発表結果は、失業保険申請件数が前回結果・市場予想を下回り、失業率は4.4%に悪化しました。平均所得は前回同値で市場予想通りでした。申請件数は昨日から本日にかけて、市場予想が修正されていたようです。
反応は陰線となり、事後差異判別式の解の符号がマイナス(△2.1)のため、これは過去の傾向に照らして素直な反応だと言えます。

申請件数が減少した点では良い結果だったものの、失業率の悪化が影響しました。
事後差異判別式は、ー1✕申請件数鵜事後差異[万人]+30✕平均所得事後差異[%]ー30✕失業率事後差異[%]、なので、失業率の0.1%下ブレは申請件数の3万人上ブレでないとキャンセルできません。今回の申請件数は市場予想に対して0.95万人しか改善していないので、陰線となった訳です。

事前分析結果を検証しておきます。

  • 直前10-1分足は、事前差異がプラスのときだけロングをオーダーするつもりでした。
    今回の事前差異は、申請件数が指標発表前に修正されていたものの、それでもマイナスのままだったので、取引は見送りました。事前差異がマイナスのときショートをオーダーする予定がなかった点は、まぁ評価できます。

  • 直前1分足は、陽線側に2pips跳ねたら逆張りでショートをオーダーし、利確/損切の目安は2・3pipsとしていました。
    結果は11pipsの陽線側への跳ねで、完全に分析を外しました。損切目安が小さかったことが幸いでした。

  • 指標発表を跨ぐポジションは、直前10-1分足が陽線で、直前1分足が陰線(で終わりそうな場合)のとき、指標発表直前にロングをオーダーし、指標発表直後の跳ねで利確/損切するつもりでした。
    今回は、直前10-1分足こそ陽線だったものの、直前1分足は陰線となりませんでした。よって、取引を見送りました。

  • 指標発表後に追撃ポジションを取るなら、長持ちを避けて、様子を見ながら短期取引の繰り返しで行うべき、としていました。
    これは評価が難しいところです。指標発表から1〜2分こそ陰線側に振れたものの、2分後からは一旦ほぼ半値戻しとなりました。その後は上下動しながら少しずつ陰線側に反応を伸ばしました。
    どのタイミングでポジションを取るかで明暗を分けたでしょう。

取引結果を下表に纏めます。

1801英国雇用620.png

最後の追撃で戻しを待てずに失敗しました。損切せずに、あと3・4分待てば良かったようですが、それは結果論です。
次回本指標の発表は3月21日18:30に行われます。

1801英国雇用630.png

以上

4-4-2.(a2) 英国経済指標「四半期GDP改定値」発表前後のGBPJPY反応分析(2018年版)

英国経済指標「四半期GDP改定値」の指標発表前後の反応分析には、前年比を用います。
この分析の調査範囲は、2013年1-3月期集計分〜2017年7-9月期集計分(同年11月発表値)の19回分です。


T.定性的傾向

【1. 指標概要】

本指標の意義は、当該期の総合的な経済実態を表し、政府や中銀の政策に影響を与える点です。
主要国では、翌期に速報値・改定値・確定値が順次発表され、平均的な反応が最も大きいのは速報値です。改定値では、過去ほとんどの場合、市場予想が速報結果と同値となっています。そして、発表結果も市場予想と一致することが多く、そのため反応が伸びないことが多いのです。

改定値の市場予想が速報値と異なったことは、前期比がたった2回(頻度11%)、前年比もたった1回(頻度5%)で、一方もしくは両方が異なっていたことは2回(頻度11%)しかありません。そして、その市場予想と発表結果が異なったことは、前期比が4回(頻度21%)、前年比が7回’(頻度37%)で、一方もしくは両方が異なっていたことは7回(頻度37%)です。

つまり、本指標で取引することは、この37%の市場予想と発表結果がズレる機会を待つことと同じです。けれども残念なことに、後記詳述するように、本指標は指標結果が良かろうが悪かろうが、それが指標発表直後の反応方向を決めているとは言えないのです。
これこそ、本指標の大きな特徴です。

興味があれば、速報値の詳細分析記事と、以下の本指標特徴を見比べてみて下さい。

【2. 反応概要】

過去の4本足チャートの各ローソク足平均値と、最も指標結果に素直に反応する直後1分足跳幅の分布を下表に纏めておきます。

1802英国GDP改定110.png

指標結果に最も素直に反応しがちな直後1分足跳幅は過去平均で17pipsです。速報値のそれは26pipsなので、先述の理由で改定値での反応は小さくなっています。

分布は、8pips以下しか跳ねなかったことが21%、9〜17pips跳ねたことが32%、18〜24pips跳ねたことが26%、25pips以上跳ねたことが21%です。万遍なく分布しており、反応程度を事前に読んで予め利確や損切の目安を決めるのは難しそうです。

2013年〜2015年発表時と2016年発表時、2017年発表時の反応平均値の推移を下図に示します。

1802英国GDP改定120.png

2016年発表分の反応が小さいのは、この期間に市場予想と発表結果がズレたことが1回しかなかったからです。一方、2017年発表分ではそれが2回ありました。
2017年発表分の反応が大きかったことは、同年11月にBOEが利上げしたことも関係あるでしょう。利上げが議論されるようになっても、成長率がボロボロでは利上げできる環境とは言えないからです。2017年は成長率が前期や速報値よりも改善したか否かも、反応程度に影響したと考えられます。

では次に、過去の成長率と反応との関係を大きく掴みましょう。


U.定量的傾向

分析には、事前差異(=市場予想ー速報値結果)と事後差異(=発表結果ー市場予想)と実態差異(発表結果ー速報値結果)を多用します。差異がプラスのとき陽線・マイナスのとき陰線と対応していれば、反応が素直だと言うことにします。

【3. 回数分析】

下図は発表結果と市場予想をプロットしています。市場予想は発表直前の値をプロットし、発表結果は後に修正値が発表されても定時発表値のままをプロットしています。
本指標発表値は前期分の集計データです。グラフ横軸は集計期基準となっています。データは集計期基準で整理しておかないと、他の同時期集計の指標と対比するのが不便になるからです。

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グラフ前年比(黒)は、2014年4-6月期をピーク(+3.2%)に下降基調に転じています。そして、とうとう2017年7-9月期には+1.5%まで低下してしまいました。

BOEが利上げを行う環境要因には、きっとそこそこの成長率が必要です。途上国ならいざ知らず、景気が良くないときに利上げなんて、普通なら出来ません。2017年11月にはそれでも利上げを行ったものの、いま以上に成長率が低下して、例えば+1.0%以下となったら、それでもBOEは利上げできるでしょうか? 難しそうですよね。

2017年11月の利上げは、前期比(青)が2四半期続けて改善したことが、MPCの判断に影響した可能性があります。前年比が下降基調にあるなか、早く利上げしないと、前期比もまた悪化して、利上げの機会が失われることが懸念された可能性です。

現在の物価上昇はGBP安が原因とされており、GBP安はBOEのせいではないにせよ、BOEは物価安定を法的ミッションとして課されています。よって、2017年11月のMPC議事録やその後のBOE幹部の発言をなぞると、金融政策変更の理由をインフレ対策として記しており、今後も同様の対策を講じていく旨、記されています。
がしかし、成長率については、ブリグジット決定直後に懸念されていたほど、英国経済は悪化していない旨、認識が示されています。
これはどうでしょう。

先行きが見えないとき、企業は新規投資を控えるのが普通です。四半期GDP発表時には、四半期企業投資もGDP内訳として発表されています。そのグラフを見てみましょう。このグラフも改定値でのプロットです。

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前期比(緑)は横這い、前年比(黒)はむしろブリグジット決定後に微増を続けています。これも、BOEが2017年11月に利上げを決めた根拠に挙げられます(BOE総裁は、それ以前に企業投資に着目する旨、発言していました)。
でも微増です。

GDP前年比の伸び率が高くブリグジット決定前の投資は、景気が良かったので投資が大きくて当然です。でも、ブリグジット決定後のGDP前年比は下降傾向なのに、企業投資前年比は上昇傾向です。これは、先行きが見えないときや景気後退が予想されるとき、新規投資を控えるという企業の自然な動向に反しています。
不自然な動きには必ず反動が起きます。

為替は現状と先行きの両面に反応しますが、過去の前年比事後差異に対する直後1分足の分布を見ておきましょう。

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前述の通り、前年比発表結果が市場予想とズレたことは7回しかありません。市場予想を上回った2回は陽線で反応し、下回った5回のうち3回も陽線で反応しています。
でも、事例が少なすぎて、指標結果が良くても悪くても、陽線・陰線のどちらに反応するか、一貫した傾向は見出せません。

横軸が0でない事例を増やすために、この事後差異を、(前期比の事後差異)+(前年比の事後差異)としてみましょう。分布は下図のようになります。

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前年比だけでなく前期比も含めても、指標結果の良し悪しに対する反応方向に一貫した傾向を見出すことは困難です。
つまり、本指標ではそれが結論です。

けれども、FX参加者向けの解説記事を見る限り、指標結果の良し悪しを事前に予想して論じるものが多いようです。ところが、本指標に関する限り、指標結果の良し悪しが反応方向に一貫した傾向を示していません。ならば、我々にとって大切な情報は、今回の指標発表結果がどうなるかではなく、今回の指標発表結果がどうであれ、どっちに反応するかがわからない、という情報です。

でも救いはあります。下図をご覧ください。

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直後1分足値幅(x)に対する直後11分足値幅(y)は、回帰式(赤線)の傾きが0.59しかありません。回帰式で把握できることは、平均値で全体を把握する方法論です。
がしかし、対角線(黒斜線)を挟んで上下のドット分布は、直後1分足が陽線であれ陰線であれ、直後11分足は大きく反応を伸ばしたり大きく反転したりしています。

この分布を見る限りでは、直後1分足が陰線だったときは順張り目線で追撃の機会を窺い、陽線だったときは逆張り目線で追撃の機会を窺う方が良さそうです。指標結果がどうであれ、ショート目線でいる方が有利な取引きができそうなのです
今後もこれまでと同様の反応分布が続くなら、それ(ショート目線)で個々の取引に負けることがあっても、長期的には利益が残せそうです。
但し、この指針は直後1分足終値が付いてから、直後11分足終値が付くまでポジションを持たないといけません。ポジション保有時間が長くなるため、全く薦められません。

(3.1 指標一致性分析)

指標一致性分析は、各差異と反応方向の一致率を調べています。

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事前差異はプラス率が100%、直前10-1分足との方向一致率が100%となっていますが、これは気にしなくて構いません。最初の方で述べたように、前年比事前差異が0以外となったことは、過去19回の発表で1回しかないのです。その1回がどちら向きだったかを表しているだけです。

(3.2 反応一致性分析)

反応一致性分析は、先に形成されたローソク足と後で形成されるローソク足の方向一致率を調べています。

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直前1分足の陰線率が67%、直後1分足の陽線率が67%と、反応方向にやや偏りがあるようです。そして、直前10-1分足と直前1分足との方向一致率が29%(不一致率71%)、直前10-1分足と直後1分足の方向一致率も29%(不一致率71%)となっている点です。
直前10-1分足が陽線ならば、直前1分足は陰線と見込んでも良さそうです。また、直前10-1分足が陰線ならば、直後1分足は陽線と見込んでも良さそうです。

(3.3 反応性分析)

反応性分析では、過去発表後に反応を伸ばしたか否かを調べています。

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直後1分足と直後11分足との方向一致率は72%です。その72%の方向一致時だけに注目すると、直後1分足跳幅を直後11分足跳幅が超えて反応を伸ばしたことは77%です。
指標発表後の反応が伸びているのだから、発表後に反応方向を確認したら追撃は早期開始です。

けれども、指標発表から1分を経過したら、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が伸びていたことが33%しかありません。発表から1分を過ぎたら、それまで順張りで追撃していたポジションは早々に利確すべきです。



V.分析結論

以下に過去の直前10-1分足・直前1分足・直後1分足・直後11分足の始値基準ローソク足を示しておきます。

下図は直前10-1分足の始値基準ローソク足です。

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直前10-1分足は、過去平均跳幅が16pips、同値幅が11pipsです。但し、異常値とも言える2013年1-3月期を除くと、過去平均跳幅が12pips、同値幅が8pipsとなります。利確/損切の目安は、その半分の4〜6pipsぐらいが適切でしょう。
この反応程度は、平均的な指標発表後と同程度です。指標発表前であっても、安易にポジションを取るべきではありません。
幸い、過去のローソク足を見る限り、大きな逆ヒゲを形成したことは少ないようです。それだけに、方向を誤ってポジションをオーダーしてしまったら、損切を着実に行った方が良いでしょう。

反応方向は、過去の陰線率が53%、事前差異との方向一致率が100%です。
事前差異との方向一致率は100%というものの、これはGDP前年比事前差異が0でなかったことが過去に1回しかなかったからです。一方、事前差異に前期比を含めると(GDP前期比事前差異+GDP前年比事前差異)、この一致率は50%に下がってしまいます。といっても、この場合も事前差異が0でなかったことは、たった2回しか過去にありません。ついでに、企業投資も含めて事前差異を(GDP前期比事前差異+GDP前年比事前差異+企業投資前期比事前差異+企業投資前年比事前差異)とすると、この数値は35%に下がります。
細かく見ても、分析本文に述べたように、本指標はどっちに動くかわからないのです。

という訳で、直前10-1分足は、陰線率・陽線率・事前差異のいずれもアテになりません。この期間の取引に依るべき根拠は見出せません

なお、直前10-1分足跳幅が20pips以上だったことは過去5回(頻度17%)あります。
この5回の直後1分足跳幅は平均20pipsで、これは直後1分足跳幅の過去全平均17pipsとほぼ同じです。よって、直前10-1分足が大きく跳ねても、それが直後1分足跳幅が大きくなる訳ではありません。
そして、この5回の直前10-1分足と直後1分足の方向は3回一致しています(一致率60%)。5回のうち3回という数字はまだアテにできません。つまり、直前10-1分足が大きく跳ねても、それが直後1分足の反応方向を示唆している訳ではありません。

次に、下図は直前1分足の始値基準ローソク足です。

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この期間の反応程度は過去平均跳幅が10pips、同値幅が7pipsです。異常値と言える2013年1-3月期を除いても、値幅5pips程度は安定して期待できそうです。

反応方向は、過去の陰線率が67%、直前10-1分足との方向一致率は29%(不一致率71%)となっています。この期間はショートで、利確/損切の目安を3〜5pipsぐらいにしておけば良いでしょう

直前1分足跳幅が10pips以上だったことは過去7回(頻度37%)あります。
この7回の直後1分足跳幅の平均は13pipsで、これは過去全平均17pipsと比較して小さいことがわかります。直前1分足が大きく跳ねても、直後1分足はむしろ反応が小さいことが多いようです。
そして、このとき直前1分足と直後1分足の方向は6回(86%)一致しています。つまり、直前1分足が大きく跳ねたときは、直後1分足はその方向に反応しがちです。まだ事例数が少ないものの、7回のうち6回の方向一致は無視できません。

そして、下図は直後1分足の始値基準ローソク足です。

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直後1分足は過去平均跳幅が17pips、同値幅が11pipsです。平均的なヒゲの長さは35%ということになります。図からわかるように、この期間の反応は大小まちまちで、利確/損切の目安を示せません。値幅よりも長いヒゲを残したことが5回(頻度26%)あり、これには注意が必要です。

前述の通り、直前1分足が10pips以上跳ねたときは、直後1分足はその方向に反応しがちです(期待的中率86%)。よって、直前1分足が10pips以上跳ねたら、指標発表直前に同方向にポジションをオーダーし、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。特にロングをオーダーしていた場合、ポジション長持ちは損切リスクを高めます。

追撃は気を付けましょう。
直後1分足と直後11分足との方向一致率は72%です。その72%の方向一致時だけに注目すると、直後1分足跳幅を直後11分足跳幅が超えて反応を伸ばしたことは77%です。指標発表後の反応が伸びているのだから、発表後に反応方向を確認したら追撃開始です。
けれども、指標発表から1分を経過したら、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が伸びていたことが33%しかありません。発表から1分を過ぎたら、それまで順張りで追撃していたポジションは早々に利確すべきです。
特にロングをオーダーしていた場合、ポジション長持ちは損切リスクを高めます。

最後に、直後11分足の始値基準ローソク足を下図に示します。

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直後11分足の過去平均跳幅は24pips、同値幅は13pipsです。平均的なヒゲの長さは46%にも達しており、高値掴み・安値掴みをしないように気を付ける必要があります。

本指標のこの期間に関しては、反応が伸びそうな気がしても追いかけない方が良いのです。前述の通り、指標発表から1分を経過したら、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が伸びていたことが33%しかありません。発表から1分を過ぎたら、逆張り目線でいた方が良いでしょう。
特に、直後1分足が陽線だったときは逆張り目線で追撃の機会を窺う方が良いでしょう

ーーー$€¥ーーー

本ブログを始めてからの本指標での取引成績を下表に纏めておきます。

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2017年は本指標で4回取引を行い、指標単位で3勝1敗(勝率75%)、シナリオ単位で7勝3敗(勝率70%)でした。悪くありません。
1回の発表毎の平均取引時間は4分4秒で、年間820pipsの利確でした。
以上


ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。

ーーー注記ーーー

本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上