ワラビーちゃんの徒然日記

男子テニスで、自己最高の世界５位で今季を終了した錦織選手が１８日、都内の日本記者クラブで会見を開いた。

政治家やプロ野球選手など、時の人が登壇する同クラブで、プロテニス選手が会見を開くのは初めてだそうです。

全米オープンは毎試合が心躍るような素晴らしい戦いでしたが、今季から錦織選手のコーチとして参戦した元全仏王者のマイケル・チャン・コーチは、「最初のグランドスラムのタイトルを懸けた試合はそんなに簡単なものではない」と、ファイナルに勝つことの難しさを語っています。

錦織フィーバーも覚めやらぬ昨今ですが、錦織圭選手の世界ランクって、これからどうなるんでしょうか？

そこで『この世界ランキングってどうやって決めているのか』そのあたりを少し調べてみました。

現在、男子テニスの世界ランキングは、ATPワールドツアーという名称で、ATP（男子プロテニス協会）という団体によって決められているようです。

ATPワールドツアーはグレードによって、上位から

�@グランドスラム
�AATPマスターズ１０００
�BATP５００シリーズ
�CATP２５０シリーズ
�Dチャレンジャーズ
�Eフューチャーズ

というカテゴリーに大会が分類され、このカテゴリーの上に行けばいくほどグレードの高い大会になるので多くのトッププレイヤーが参加します。

優勝は難しいかわりに獲得賞金や獲得ポイントも大きい大会になっています。


�@グレードの高い大会ほど、多くのポイントを得ることができる。
�A大会上位に勝ち進むほど、多くのポイントを得ることができる。

という決まりになっていて、そのポイント合計でランキングが決まります。

ポイントの有効期限は1年間です。

このランキングは毎週月曜日に更新されるそうです。

選手たちはこのポイント合計でランキングを競い合い、出来るだけ多くのポイントを重ねることでシード権を得ることが出来るわけです。

たまたま１つの大きな大会で調子が良く上位に食い込んでも、来年にはそのポイントは消えてしまうわけですから、常に世界ランク上位に居続けるためには、年間を通してコンスタントに勝利し続けなければいけないということですね。

大変に厳しい世界であることは言うまでもありませんが、錦織選手には世界ランキングのもっと上位になって、グランドスラムの優勝戦戦線には必ず残るような偉大な選手になってほしいと思います。

とにかく、これからも錦織選手からは、しばらく目が離せようにありませんね。