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2017年04月05日

◆「認知症の症状」とどう付き合えばいいのか?

◆認知症問題……
 今回は「認知症の症状」と、どう付き合あえばいいのか?
 について、前回同様、体験者の声を中心に書いてみたい……。
(※ 参考:認定NPO法人 健康と病いの語り
       ディペックス・ジャパンより)


★対応に困る言動(不穏・暴力・妄想・等)には、どう対処すればようのだろう??
   (「認知症」の人に、不穏な状態を引き起こす原因は、人それぞれです。)

・事例)脳梗塞を患った父は言葉が出なくて苛立って物に当たるだけでなく、
  家の外の大きな音に反応して隣家に怒鳴りに行くようになった……
・事例)アルツハイマー型認知症の母は何をしていてもいつ怒りだすかわからないので、
  腫れものに触るように過ごした時期が3〜4年はあった……
・事例)脳血管性認知症の母は、父が外出する際に声をかけて出て行っても
  「そんなこと聞いてない」と言ってすごい剣幕で怒ったりする……

※認知機能に障害があると不安が生じ、周囲に対する警戒心が強まって、
 ちょっとしたことで怒り出したり、興奮して大声を出したり、
 暴れたりすることがあるそうです。

 さらに認知症の人は、
脳の中で好き・嫌い、快・不快といった感情と結び付く記憶をつかさどる
「扁桃体」という部位が敏感に反応する、
といった生理学的な要因もあります。

 音がうるさいというだけで近所に怒鳴り込みに行く、
外出先で急に怒り出す、といった
認知症の人の変化に困惑した介護者は、多い。 

◆認知症の行動・心理症状(BPSD)は、すべての場合に生じるものではなく、
 家族や介護スタッフなど周囲の人の対応の仕方にもよっても、
 症状の出方に違いが生じることがあります。
 
 中核症状が原因で起こす失敗や的外れな言動に対し、
強い口調で否定したり、感情的な反応をしたりすると、
行動・心理症状が急速に悪化するということが起こります。

 そのため「認知症の人を叱ってはいけない」とよく言われます。
しかし、家族も急に性格が変わって乱暴になった認知症の人に、
思わず感情的に反応してしまうため、
そこで悪循環が生まれてしまうこともあるようです。

◆暴力行為や暴言は、一番身近で介護を行っている人(主介護者)に向けられることが多く、  
たまに訪れる家族や知人に対しては、穏やかで節度のある態度しかみせないため、
周囲からはなかなか理解してもらえず、そのことが介護者の孤立感を強め、
さらに苦しめることになるようです。

 周辺のひとは、そのような事情も飲み込んだ上で、アドバイスや支援を心がける必要があるようですね。


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2017年04月03日

◆「認知症」の始まり?!

認知症について”予防策”や”原因”等について書いてきましたが、

実際に「認知症の始まり」が、どんな時から?なのかを事例を公表されているところから
    抜粋して紹介したい…
 (※認定NPO法人 「健康と病いの語り ディペックス・ジャパン」より)

認知症の始まり… (認知症の初期症状としてよく言われること)
  ・何度も同じことを言ったり聞いたりする。
  ・ものの名前がでてこない。
  ・以前はあった関心や興味が失われる。
  ・置き忘れや、しまい忘れが多くなる。

※家族が異変に気付いていても、 「認知症」を疑ってすぐに受診を勧めたという家族は少数派…。
 たまたま体調が悪いなど一時的なことだろうと思っていたり、年齢相応の問題と思っていたりして、
 あえて医師の診察を受けさせようとは思わないようですね……。

 ・事例)夫がたまに駅の出口を間違えたり、暗証番号を忘れてお金が下ろせなかったり、
      電話が掛けられなかったりというのは許容範囲と思っていた …
 ・事例)何かいろいろあった気はするが、認知症とはとらえていなかった。
      夫はよく置き忘れをしたが、それは普通の人もやることなので気にしていなかった


※多くの家族が「認知症の診断」を受けてから昔のことを振り返る中で、
  「今から思うとあれは認知症の症状だったのかもしれない」という話をされています。
 中には、以前から”抑うつ症状”があって、いつから認知症の症状が始まったのか
  はっきりしないという人もいた、と言うことです。

 ・事例)父が亡くなって一人暮らしをしている母を訪ねたとき、いつもと様子が違う感じを受けたが、
      1年ぐらいは気のせいかと思ってそのままにしていた。
 ・事例)義母は娘を突然亡くした後、ちょっとうつっぽくなっていたので、
      どこから異変が始まったのかわからない。 医師からは「老人性うつ」とも言われていた。
 ・事例)夫は会社の人から忘れっぽくおかしいので受診したほうがいいと言われ、
      健康保険組合から心療内科を紹介してもらった

  等々……

家族の行動や言動を見ていえても、「認知症」とは、なかなか認めづらいですよね

 上記内容を参考にして頂ければ幸いです…。 (※後日、続きを書きたいと思います












2017年04月02日

☆脳の認知機能は、加齢とともに低下していく?!

◆認知症… 高齢になると健康上での最大不安要素が
認知症」ではないでしょうか?

☆なぜ、認知症が発生してくるのか?

 ヒトの脳は「生命活動」、「知的活動」、「情緒的な活動」など、
日常生活におけるあらゆる活動をつかさどっていますが、
中でも物事を記憶、判断して、考えたり理解する“認知機能”は
社会生活を営む上で最低限必要な機能だといえます。

 この、物事を考えたり判断したりする時に、
脳の中では神経細胞が神経伝達物質を
使ってさまざまな情報を伝えるという重要な役割を果たしています。

 ところが、加齢とともにこの神経細胞が減少する事により
認知機能が低下し、それが「もの忘れ」などの症状として現れます……。


◆さて、最近、認知症対策としてある種の「ペプチド」が注目されています。

(※ 「ペプチド」とは、アミノ酸が2個以上つながった構造の化合物)

その「ある種のペプチド」とは……『CS19ペプチド』です!

「CS19ペプチド」は、脳内の神経伝達物質の1つであるアセチルコリンや、
脳の栄養分のような働きをする脳由来神経栄養因子(BDNF)の量を増やすことで、
認知機能を改善していると考えられています。
このアセチルコリンやBDNFは加齢によって生成量が減少することが知られています。

(※ 「CS19ペプチド」とは、「カルピス酸乳CALPIS Sour Milk)」由来の、
 19個のアミノ酸がつながったペプチドの事です)




昔からおなじみのカルピスにこんな注目成分が有るなんて、驚きです!
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