2024年02月20日
「お月さまのおやすみ」
むかしむかし、ある静かな村の上に、毎日きれいなお月さまが昇っていました。
村のみんなは、お月さまが出るとお庭でお月さまを眺めるのが大好きでした。
ある夜、ふくろうのフクちゃんが、『もう遅いよ。そろそろおやすみの時間だよ』と村の子どもたちに教えました。
でも子どもたちは、きれいなお月さまをもっと見たくて、なかなかお家に入ろうとしませんでした。
そこでお月さまは、優しい光を降り注ぎながら、『おやすみの魔法』をかけることにしました。
お月さまが光を強くすると、不思議なことに、子どもたちは次々に眠たくなってきました。
『ほら、おやすみの時間だよ』とフクちゃんが言うと、子どもたちはおうちに入り、お布団にくるまりました。
子どもたちが眠りにつくと、お月さまは優しく微笑みながら、『おやすみなさい、良い夢を』とささやきました。
その夜から、子どもたちは毎晩お月様におやすみなさいを言ってから眠るようになりました。」
そして村には、毎晩お月さまからの優しい『おやすみなさい』の魔法がかかり、みんなすやすや眠れるようになりました。おしまい。
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