紙様になりたい

孤弧狸固は蟻の行く末を示していた？

孤弧狸固は初期状態で帥を孤立させる戦法

覚えているだろうか？
王は自らの意思で護衛軍から離れて孤立したことを


軍儀で、帥が右側に孤立したように、
王は、コムギの元へ、城の右側へ、移動している


（左23巻180P、右25巻138P）


つまり、何が言いたいかといえば、
軍儀での孤弧狸固（王とコムギの一局）は、蟻とハンターの攻防を示していたのではないか？
ということである

これをふまえて
軍儀と、蟻とハンターの攻防を対比させてみる


軍儀
王が、帥を孤立させた後、コムギは、
一手目で右翼に弓を据え、槍三本の速攻を決める

蟻とハンター
孤立した王を見据え、ネテロは、城の右側へ
ゴンとキルア、ナックルとシュート、モラウは、合図と同時に、素早く突入する

右翼に据えられた弓は、ネテロ
槍三本は、ゴン達


軍儀
槍三本と左辺の攻防で、王の駒が2つ無くなる

蟻とハンター
キルアが兵隊蟻2匹を殺害


（25巻182‐183P）


軍儀
王様の一手、中将
盤中央からの攻防は無限！！
王の対応次第でいくらでも長引く一局

蟻とハンター
王は、ネテロと戦い始める
ネテロの百式観音は、型の組み合わせ次第では無限に等しい、攻防を可能とする


軍儀
コムギが打った中将新の一手
これにより、王は、敗北
王が、繰り出した、孤弧狸固は死路であることが判明

蟻とハンター
ネテロは、心臓を突き刺し、爆弾を発動
王は、爆弾による毒で、敗北を喫する


軍儀
コムギは孤弧狸固に対して
「一度死んだわが子が復活したような気がした」と発言している

蟻とハンター
王も一度復活を果たすが、結局は毒によって死んでしまう


軍儀
孤弧狸固は死路
軍儀で、王が孤弧狸固を仕掛けてきた時点で、勝負の勝敗は決まっていた

蟻とハンター
ハンターには、爆弾という手段があったのだから、今回の戦いは、勝負が始まる前から、すでに、勝敗は決まっていたようなもの


どうだろうか？
孤弧狸固は、蟻の行く末、延いては、王の行く末を示していたと、思えないだろうか？


そう考えると、次のことが気になってくる


317話、王は、コムギと再開し、軍儀を始める
そこで、コムギは、あろうことか、死路であるはずの、ココリコを仕掛けてくる

なんのつもりだと、王が尋ねると、
コムギは、死路であったはずの孤弧狸固を、生かす一手を指す



もし本当に、孤弧狸固が、蟻の行く末を示していたなら、蟻は、孤弧狸固と同様、死路ではないということだ


314話の最後、4-7-1帥、とコムギが寝言を言う



4-7-1帥は、死なない総帥とも読める


318話、王の最後が描かれた
しかし、王は本当に死んでいるのだろうか？