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　日本テレビがのりピーとタッグだ。「弟逮捕」のニュースでハカらずも（？）、芸能界復帰計画が表ざたになった酒井法子（４１）。日テレの大型プロジェクトにかんで、カムバックを目指すというのだ・・・ranking

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　日テレは昨年５月、台湾のケーブルテレビ局「中天電視」と資本金９億円弱を折半で出資し、合弁会社「黒剣電視節目製作」（黒剣テレビ番組制作）を設立した。同１０月には黒剣と日テレ系制作会社が共同で台湾や中国向けに最強コンテンツを制作、販売することを決めている。アジア進出を狙ったビジネスに本腰を入れているのだ。

　その記念すべき合弁第１弾ドラマに選んだのは、のりピーの出世作「星の金貨」のリメーク版「白色之恋」。台湾の俳優陣を起用し、今年２月に北海道でクランクインした様子は読売新聞が取り上げている。グループのバックアップも万全だ。

　日テレの能勢康弘常務は、２月の定例会見で「黒剣テレビが決定したもの」とリメークは現地主導と強調した。それでも、「同局の編成局長は酒井の元所属事務所と近しく、本人とのパイプも太い。酒井の復帰は新事業の話題づくりになるともくろんでいる」（芸能関係者）ともっぱらだ。
「白色之恋」は７月の放送予定。日本でも秋頃にＢＳ日テレで放送が検討されているが、「直前に同局で“本家”の再放送が予定されている」（芸能関係者）と抜かりない。

　台湾で絶大な人気を誇るのりピーにもひと肌脱いでもらう。
「放映前に台湾や中国でのキャンペーンに起用させるべく、スケジュールを検討しているようです。のりピーにとってはこれが復帰の第一歩になるでしょう」（芸能担当者）

　日テレは０１年にも三菱商事と折半出資で合弁会社を立ち上げ、中国進出を狙った。このときは著作権管理などのトラブルに見舞われ、挫折している。
　カムバックしたいのは、のりピーだけではない。
（日刊ゲンダイ2012年3月30日掲載）

酒井法子の弟、酒井健の画像