おもに乳幼児の大腸の中に多くいて、
酸素のあるところでは生息できなビフィズス菌です。
ビフィズス菌B-3(B.breve)は、
正式名称をBifidobacterium breve
(ビフィドバクテリウム・ブレーベ)B-3。
Bifidobacterium(ビフィドバクテリウム)=ビフィズス菌
breve(ブレーベ)=ビフィズス菌の中でも
特に細く短い形態をしているので
短いという意味
B-3という菌種
ビフィズス菌B-3(B.breve)の働き(効果)とは
@脂肪の蓄積を抑える
A動脈硬化の予防
B腸のバリア機能を回復させる
@脂肪の蓄積を抑え、燃焼サポート
ビフィズス菌B-3(B.breve)は、
腸内で短鎖脂肪酸の一種である酢酸を作りだします。
酢酸は蓄積をブロックし、脂肪を燃焼しやすくするため
体重や体脂肪、内臓脂肪、皮下脂肪などの
体につく余分な脂肪(贅肉)の減少が期待できます。
A動脈硬化の予防
ビフィズス菌B-3(B.breve)は、
体内に蓄積された古いコレステロールを
コレステロールを分解してくれる肝臓に送り届けて
善玉コレステロールを増やし、
動脈硬化を予防する作用が期待されています。
B腸のバリア機能を回復させる
ビフィズス菌B-3(B.breve)には、
腸内環境を整えてバリア機能を回復させる働きがあります。
近年、体内で小さな炎症が長期間にわたって続く
慢性炎症が脂肪を蓄積して肥満が進行する
原因のひとつと考えられています。
脂肪分の多い脂っこい食事ばかりを摂取していると
腸内で悪玉菌が増殖し、
脂肪細胞の炎症の原因となる物質(LPS)を
多く作り出します。
炎症原因物質LPSは、腸のバリア機能を傷つけ
血管へ侵入したLPSが血液によって全身に運ばれ、
脂肪細胞や肝臓、腎臓などいろいろな臓器で炎症を起こし、
炎症によって肥大化した脂肪細胞が
蓄積することで肥満の引き金になります。
ビフィズス菌B-3(B.breve)は、
腸内環境を整えてバリア機能を回復させるので
脂肪細胞の炎症の原因となる物質(LPS)が
腸から体の中へ入らないようにブロックしてくれます。
つまり、ビフィズス菌B-3(B.breve)は、
脂肪の蓄積を抑え、体重や体脂肪、内臓脂肪、皮下脂肪などの
体につく余分な脂肪(贅肉)の減少といった肥満を予防すると共に
腸を強くして健康な体づくりもサポートしてくれるんですね。
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