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2019年02月12日
風紀委員 満寿久子
一昨日は中野あくとれにて劇団おひさま冒険団「風紀委員 満寿久子」(作・演出:香取大介)を観劇。
ハイテンションで繰り広げられ、アニメ感、アングラ感ある学園ファンタジー。
説教の領域にも踏み込み、玉虫色の善悪をコミカルに真剣に表現している。
苦しみながらも人や物事に向き合うからこそ生まれてくる物語。
団長・吉良竜矢のダンス、長台詞が惹きつける。
夕食は祖師ヶ谷大蔵・岡田屋で安定の炒飯と餃子。
ハイテンションで繰り広げられ、アニメ感、アングラ感ある学園ファンタジー。
説教の領域にも踏み込み、玉虫色の善悪をコミカルに真剣に表現している。
苦しみながらも人や物事に向き合うからこそ生まれてくる物語。
団長・吉良竜矢のダンス、長台詞が惹きつける。
夕食は祖師ヶ谷大蔵・岡田屋で安定の炒飯と餃子。
2018年12月18日
一昨日の暗い日曜日
一昨日は千本桜ホールにて月蝕歌劇団「ドグラ・マグラ」(作:夢野久作/脚本・演出:高取英)を観劇。
大陸からの遺伝子か刷り込まれた記憶か、はたまた九州の田舎の呪われた一家の物語か。
胎児の頃にに見た夢は当然忘れているはずだが、何かの拍子にその一部でも思い出すことはあるのだろうか。
謎に曳かれながら何かを隠そうとする独特のエロティシズムに惑わされる。
里見瑤子、友利栄太郎がアンダーグラウンドに引っ張り込む。
呉一郎役の慶徳優菜の眼はここではないどこか遠くの世界を観ているような眼でとても魅力的だった。
暗闇の中の光が描く月蝕世界を堪能できた。
夕飯は下北沢のつ串亭で。
熱燗ととりわさの相性が良い。
大陸からの遺伝子か刷り込まれた記憶か、はたまた九州の田舎の呪われた一家の物語か。
胎児の頃にに見た夢は当然忘れているはずだが、何かの拍子にその一部でも思い出すことはあるのだろうか。
謎に曳かれながら何かを隠そうとする独特のエロティシズムに惑わされる。
里見瑤子、友利栄太郎がアンダーグラウンドに引っ張り込む。
呉一郎役の慶徳優菜の眼はここではないどこか遠くの世界を観ているような眼でとても魅力的だった。
暗闇の中の光が描く月蝕世界を堪能できた。
夕飯は下北沢のつ串亭で。
熱燗ととりわさの相性が良い。
2018年11月12日
「女芸人シェアハウス物語」第1話
「女芸人シェアハウス物語」第1話(作:前田万吉 演出:前田万吉・桂ゆめ)を秋葉原ワンライブ劇場にて観劇。
前半、ドタバタギャグで突っ走り、徐々にシェアハウスに住む女芸人たちの心の空間を作っていく。
常に笑いを置きながら、ホロッとさせるポイントを作り、感情を引っ張らせる心憎さ。
新人・柿井咲良は初めての舞台とは思えないほど重心がしっかりし、動きも良い。今後、期待大。
愛田天麻の体を張ったギャグは気持ち良い。
クールなキャラを演じ僅かなセリフで仲間やお笑いへの熱い想いを表現した水沢マイに新しい魅力を感じた。
夜は久々に下北沢の都夏へ。ジャックポットは今年で42周年とのこと。凄い。
前半、ドタバタギャグで突っ走り、徐々にシェアハウスに住む女芸人たちの心の空間を作っていく。
常に笑いを置きながら、ホロッとさせるポイントを作り、感情を引っ張らせる心憎さ。
新人・柿井咲良は初めての舞台とは思えないほど重心がしっかりし、動きも良い。今後、期待大。
愛田天麻の体を張ったギャグは気持ち良い。
クールなキャラを演じ僅かなセリフで仲間やお笑いへの熱い想いを表現した水沢マイに新しい魅力を感じた。
夜は久々に下北沢の都夏へ。ジャックポットは今年で42周年とのこと。凄い。
2018年07月06日
青空のメロディー
劇団AKIBAロード「青空のメロディー」(作:水上竜士 演出:前田万吉・中江知博)をワーサルシアター八幡山劇場にて観劇。
主人公の兄役の永松康志は実直な人間を好演。弟(佐々木詩音)と日本酒を呑むシーンがとても良かった。
電気屋の息子役の吉村紘司は奇妙でコミカルなちゃっかり傍観者を飄々と演じていた。
過去に傷害を犯したことのある青年を演じた遠藤カズヒトも演劇ならではの力技で物語を持ち上げていった。
生きていくだけで試練が待ち構えていると思う。
過ちを犯してしまうこともあるだろう。思わず吐いた言葉が相手を傷つけてしまうこともある。何かに悩んだ時、どうしたら良いのか。
この物語は少しだけヒントを与えてくれると思う。
合唱コンクールに参加することで問題は解決はされないが、人生の中ではとても大きな意味を持つと思う。
前田万吉作品は水上竜士作品をしっかり受け継いでいるのだなあと感じた。
主人公の兄役の永松康志は実直な人間を好演。弟(佐々木詩音)と日本酒を呑むシーンがとても良かった。
電気屋の息子役の吉村紘司は奇妙でコミカルなちゃっかり傍観者を飄々と演じていた。
過去に傷害を犯したことのある青年を演じた遠藤カズヒトも演劇ならではの力技で物語を持ち上げていった。
生きていくだけで試練が待ち構えていると思う。
過ちを犯してしまうこともあるだろう。思わず吐いた言葉が相手を傷つけてしまうこともある。何かに悩んだ時、どうしたら良いのか。
この物語は少しだけヒントを与えてくれると思う。
合唱コンクールに参加することで問題は解決はされないが、人生の中ではとても大きな意味を持つと思う。
前田万吉作品は水上竜士作品をしっかり受け継いでいるのだなあと感じた。
おばおばおばおばおばおばおばおばおばおばおばおばおばおばおばおばお化けだよ〜稲妻ロックお化け〜
「おばおばおばおばおばおばおばおばおばおばおばおばおばおばおばおばお化けだよ〜稲妻ロックお化け〜」(作・演出:前田万吉)をワーサルシアター八幡山劇場にて観劇。
兄妹愛、父子愛、友情の強さが描かれるお化け物語。駄目お化けのオバ二郎(月野瑠菜)がコミカルで愛らしい。
豆腐をタダで食べられるお化け界やお父さんの小指パンチなど噴き出すネタが散りばめられているが、
それ以上に忘れた頃に出て来る5役を演じた大坂美季のパンチが効いていた。
野崎絵里菜も男前なお化け役で良い。
何かにチャレンジする気持ちは大人も忘れちゃいけないけど、この芝居は是非、子供たちに観てもらいたい。出来たら絵本にもしていただきたい。
兄妹愛、父子愛、友情の強さが描かれるお化け物語。駄目お化けのオバ二郎(月野瑠菜)がコミカルで愛らしい。
豆腐をタダで食べられるお化け界やお父さんの小指パンチなど噴き出すネタが散りばめられているが、
それ以上に忘れた頃に出て来る5役を演じた大坂美季のパンチが効いていた。
野崎絵里菜も男前なお化け役で良い。
何かにチャレンジする気持ちは大人も忘れちゃいけないけど、この芝居は是非、子供たちに観てもらいたい。出来たら絵本にもしていただきたい。