2014年06月14日
プリプロをしよう4 音を録ろう!(上モノ録り)
プリプロもいよいよ後半戦!
06.リズムギター(鍵盤)を録るからの記事です。
01.~05.までの記事は前回の記事を御覧ください。
01.楽曲のキーを決める
02.楽曲のテンポを決める
03.仮ギター(鍵盤、ベース)を録る
04.ドラムを録る(プリプロ本録)
05.ベースを録る
↓-----------------ここから------------------↓
06.リズムギター(鍵盤)を録る
07.リードギター(鍵盤)を録る
08.ボーカルを録る
09.コーラスを録る
06.リズムギター(鍵盤)を録る
リズムギターの録音です、ここでもクリックに囚われすぎず自分のドラマーとベーシストの作ったグルーヴを信じましょう。
もしグルーヴを感じれないとすればリズム録りに問題ありか、ギタリストさんに問題ありです。
レコーディングまでに最高のコンディションに持って行って下さい。
それからこの段階でコードの質感や音作りを意識して下さい。どちらも本番の録音での時間短縮に大いに役立ちます。
それから初歩的なことなのですが、ここでベースと全然違うことやってることに気がついたりします。
意図的ならいいのですが、意図しない場合この段階で修正をして下さい。
07.リードギター(鍵盤)を録る
リズムギターとの音色の兼ね合いに気をつけてください。
ここまで来たら何も恐れないで!メンバーの作ってきたグルーヴに乗ろう!
08.ボーカルを録る
さて、一番の鬼門ボーカル録りです。
この段階で今まで作ってきた曲が名曲かどうかが決まります。
プリプロで出来ないことは本番の録音でも出来ないと思ったほうがいいです。技術的なことを言うならばあとでハモリを入れるときに綺麗に字ハモになるようにリリースなどを曖昧にしないことが大切です。
本番のレコーディングでは時間がかかっても自分の納得の行くテイクをとって下さい。
ここがレコーディングで一番お金をかけるべき部分だと思います。
09.コーラスを録る
さて、最後のコーラス録りです。実はここが一番躓いてしまう部分だったりします。
コーラスパート担当者に非常に多いのが出たとこ勝負のコーラスさんです。実際にボーカル録りまで終えて、「さてコーラスどうしよう。」なんてことも無くは無いです。実際にどんなに転調しようが感覚でぴったりハモってくるコーラスさんもいなくは無いですがシッカリ決めておいて損はないでしょう。
ここまでがプリプロの流れです。
実際にここまでやる過程で、ここはこうしたい、ここはどうしたいなんてことが山ほど出てくるはずです。
プリプロをやらずに録音に入るとそれらを現場でやるわけですね。恐ろしい。
しかしながら、不思議なことにここまでやっても当日やりたい事っていうのはポンポン出てくるわけです。
限られた時間とお金で録音を終わらすためにはシッカリとしたプリプロをやっておくことで当日の迷いが多少減ります。
レコーディングに入る時には是非入念なプリプロをしてみてください。
確実に音源のクオリティに繋がっていきます。
次回は、レコーディング当日の話をしようと思います。
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