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2024年01月08日

新NISAで取り組む銘柄の探し方

新NISA(成長株投資)が開始しました。早速高配当銘柄や何かと話題の半導体関連銘柄を買ったという方も多いようです。しかし、問題なのは配当を今後も出し続けられる企業であるかどうか、そして増配できる体力のある会社であるかどうかを判断しなければなりません。そのためには、バフェットコードや、マネックス証券の銘柄スカウタを活用すると良いと思っています。

今回はバフェットコードの条件検索を活用し、
@EPS(1株当たり純利益)の5年平均成長率(EPS CAGR(5))が5%以上
A売上の5年平均成長率(売上 CAGR(5))が10%以上
BROE8%以上
C配当利回り(会予)が3.0%以上
D配当性向35%以下 (今後の配当余力を測るため)
E時価総額 100000百万円(1000億円)以上
で抽出してみました。

@~Bは成長可能性を探る目的の条件です。
CとDは安定した配当を得るため、Eは大企業の優位性を付け加える目的の条件。

ヒットしたのはわずか13件でした。しかし、意外にも業種的にバランスの良い結果になりました。

三井物産(総合商社)日本製鉄(鉄鋼)INPEX(資源)ヤマハ発動機(機械)小野薬品(医薬品)(超長期的には△)、住友林業(建設)オープンハウス(不動産)三共(パチンコ)TOYOTIRE(タイヤ)竹内製作所(ミニショベル)飯野海運(海運)(超長期的には△)、フェローテック(精密機械)(半導体関連)、クミアイ化学(農薬メーカー)

このあたりの銘柄でポートフォリオを組むのが良いと思われますが、小野薬品を代表する医薬品のオプシーボは特許切れが2028年以降生じ、それまでに花形の医薬品を開発できなければ下落する可能性が高いです。それゆえ除外します。飯野海運についても海運株の動向を大きく左右するバルチック海運指数が現在バブリーな感じですので将来予測が困難。それゆえ外した方が良いように思います。

ポートフォリオは100株単位で組むこともできますが、SBI証券のS株や楽天証券のかぶミニ、マネックス証券のワン株などを使って少しずつ買っていくのもいいでしょう。


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