日本の観光地は何処へ行っても中国語が飛び交い、
中国人観光客で賑わっています。
日本を訪れる中国の方々は増加の一途をたどっていますが、
近年の目覚ましい経済発展の恩恵を受け、
外国旅行を楽しむ中国人はますます増加しています。
外国を訪れてこそ自国を客観的に見る事が出来ると思いますが、
日本を訪れた中国人は自国との違いを目の当たりにして、
驚きと感動が交錯するようです。
このほど中国メディアが、
「日本社会が凄いところ」という記事を掲載し、
日本社会の現実を知った中国人は、
言葉を失ってしまうと紹介しました。
内容はまず、「食の安全性」に触れ、
日本では食品のトレーサビリティ制度が構築されていることで、
生産者や使用している農薬や肥料の情報、
さらに調理方法まで知ることが出来るようになっていると紹介しています。
そして、中国ではそのようなサービスは皆無で、
農薬や肥料の情報を消費者が知る術も無いのが現状だと伝えています。
次に「公共の場でのマナー」について、
日本で路上喫煙は禁止が基本となっている。
愛煙家でもそのルールを守っていると指摘し、
中国でも大都市を中心に、
路上喫煙が禁止されるようになってきているが、
地方都市や農村部では、
場所を気にすることなくタバコを吸っている姿を目にする。
子どもの前でもタバコを吸う人も多く、
受動喫煙にさらされている子も少なくないと伝えています。
次に「障がい者に対する配慮」について、
日本社会には障がい者に対する配慮があると指摘し、
様々な場所に視覚障害者のための点字表記がなされていたり、
点字ブロックが整備されていると紹介しています。
中国では点字表記が整備されている場所は非常に少なく、
点字ブロックは一応整備されているが、
様々な障害物が点字ブロック上にあるのが実情だとしています。
他にも記事では、「日本のごみ処理方法」や、
「文化財の保護がしっかりなされている」ことなどをが紹介されていますが、
日本社会の実情を知った中国人は、
自国との差に「言葉を失ってしまう」と主張しています。
日本では当たり前の事が、
中国では他人に対する配慮やマナー等々、
成熟した日本の社会に感心させられるようです。
タグ:中国人
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