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円安はメリットか?

株式市場が昨年夏、円高の恐怖に揺れ日経平均株価が9000円を割ったのは何だったのであろうか。
その後も1ドル80円台の円高が続いていたのに、日経平均は1万円台を回復。
主要企業では業績予想の上方修正が相次いだ。
 
@日本経済は輸出依存度が高い。
Aドル円相場が円高の指標だ。
B円高だと企業収益が悪くなる。
どれも当たり前に見えるが、それぞれに落とし穴がある。

日本の輸出総額の国内総生産(GDP )に対する比率は13%と、韓国の50%やドイツの41%などに比べてかなり低い。
世界銀行によると、先進国の中では米国の11%に次ぎ2番目に輸出依存度が低い。
@は一部の輸出産業の印象に引きずられた誤解である。

Aのように1ドル何円だけで一喜一憂するのも問題である。
米ドルの動きだけでは、外国為替相場が日本企業に与える影響は読みきれない。
国際決済銀行算出の通貨ウェートでも、米ドルを声人民元が23%と最大の比重を占めている。
企業が相手にしている通過も多様化している。

円高=企業収益悪化というBの図式が、常に正しいとは限らない点も見逃せない。
上場している製造業全体の円高耐久力も高まってきている。
大和総研が2010年度の営業利益について、業種ごとに試算したところ、減益になるのは1ドル80円、赤字になる水準は1ドル67円であることがわかった。
耐久度の高いのは紙・パルプの39円、その他製造業の42円、石油・石炭製品も43円まで赤字にならない。
一方円高抵抗力の低い業種では、自動車85円、化学80円、非鉄金属・鉄鋼78円
日経ヴェリタス2011年2月13日第155号より抜粋

今の日本において果たして円安にメリットがあるのか?
確かにデフレはいづれ脱却しなければいけない課題ではあると思うが、今国民にとって原油高、コモディティ価格の上昇、観光客の減少、外国人投資家にとっての為替差損、と円安にするメリットが感じられない。
これから被災地の復興をしていく上で、円高を背景に内需拡大戦略は取れないものか?

日本製品を安く買うことよりも、安全資産(?)と思われている日本円は高くても買われている、今後ものづくり大国日本の真価が問われると私は思います。
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