昨日の動きで、今までしばらく続いていたチャネルが破られましたね。
そして、昨日と今日の動きからこれからは傾斜の浅い下落トレンドの後保ち合いになるのではと個人的には感じています。
早速チャートを見ていきましょう。
最初は日経225先物の1時間足チャートです。
チャネル内から上にブレイクしました。
とりあえずこのチャネルは終了ということですね。
しかし、(中期的に)上昇開始と判断することはまだできません。
次は日経225先物mini6月限月の5分足チャートです。
現在、時間の調整→下落の流れとなっています。
しかし25本線に対しての反応はあまり強くなかったので、75本線に対してどう反応するかを見ていくことになります。
下は日足です。
25本線がまだだいぶ上にあるのがわかりますね。
今後のシナリオは複数描けますが、どのシナリオでも中期的或るいは長期的に重要になってくるのはこの25本線を上に超えられるかという事です。
傾向として移動平均から離れれば離れる程調整の可能性は高くなる向きがあります。
これは人間の心理や、移動平均を利用している人間の多さなどによるものと言われていますが、
最初に述べた「保ちあいになるのではないか」という個人的な予測もこういった理由が含まれます。
しかし保ちあいになる理由は他にも、ギリシャの選挙猶予期間やアメリカ指標、アジア経済などが含まれているため、それらが変わったら移動平均までの調整とはならずにより短期間でどちらかに放られることになることが考えられます。
そういったより短期的な目線で今、僕個人が注目しているのはアメリカ指標です。
下は米国ダウの週足チャートです。
75本線が近づいていますね。
しかも2011年冬につけた支持線もあります。
今週は反発上昇の色合いを見せていますが、これが破られた場合ギリシャ選挙を待たずして、さらに1段の下落が考えられます。
もちろん、それは日経平均にも大きな影響を及ぼすでしょう。
裁量を自分のトレードに組み入れている人は、いつも以上に注意が必要な時かもしれないですね。
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