Web小ネタメモ

Webデザインやプログラミングをしていると、よく出てくる「Shift_JIS」と「UTF-8」。でも、これらが何なのか、どう違うのか分からないまま使ってることありませんか？今回は、この2つの文字コードの違いや使い方のポイントを、カジュアルに解説していきます！

文字コードってそもそも何？
まず、文字コードって何？ってところからお話ししましょう。文字コードは、パソコンやスマホが文字を表示するためのルールみたいなものです。例えば「あ」という文字をコンピュータで扱うときには、その「あ」を数字に変換する必要があります。この変換ルールが文字コードなんです。文字コードがないと、パソコンは「あ」をどう表示するか分からないんです。

Shift_JISって何？日本の文字コード
Shift_JIS（シフトジス）は、もともと日本語の文字を表すために作られた文字コードです。Windowsの昔のバージョンや日本製のソフトウェアでよく使われていました。日本語の漢字やひらがな、カタカナを効率よく扱うために作られたので、日本のWebサイトや文章を扱うときには一時期とても便利でした。

UTF-8とは？グローバル対応の文字コード
次に、最近よく耳にする「UTF-8」について。UTF-8は、世界中の文字を1つの文字コードで表せる万能選手。日本語だけじゃなくて、英語や中国語、フランス語、アラビア語まで、あらゆる言語を一つのコードで扱えるので、国際的なWebサイトやアプリ開発には欠かせない存在です。最近のWebサイトはほとんどがこのUTF-8を採用しています。

Shift_JISとUTF-8、何が違うの？
Shift_JISとUTF-8の一番の違いは「扱える文字の範囲」と「互換性」です。Shift_JISは日本語に特化しているため、日本語以外の文字を扱うのは苦手。でも、その分日本語を効率よく処理できます。一方、UTF-8は全世界の文字を扱えるので、グローバルに使いたい場合に最適です。ただ、UTF-8の方が少しだけデータ量が多くなることも。

Webデザインではどっちを使うべき？
じゃあ、実際にWebサイトやブログを作るとき、どっちを使うのがいいの？結論としては、ほとんどの場合はUTF-8を使うべきです。特に、海外のユーザーが閲覧する可能性がある場合や、将来的に多言語対応を考えている場合、UTF-8は必須です。一方、Shift_JISは、古いシステムやレガシーな環境で使われることがあるので、特殊な場合を除いてはあまり使われません。

文字化けの原因は文字コードかも？
Shift_JISやUTF-8を使うときに、よく起こるトラブルの一つが「文字化け」です。例えば、Shift_JISで作ったファイルをUTF-8で開いたりすると、「？」や「?」みたいな変な記号が出てくることがあります。これが文字化け！文字化けを防ぐためには、ファイルを保存するときの文字コードや、Webページの「metaタグ」で指定する文字コードをちゃんと設定しておくことが大事です。

実際に使ってみよう！文字コードの設定方法
では、実際にShift_JISやUTF-8をどう使うかを見ていきましょう。例えばHTMLを書くとき、文字コードを指定するには「metaタグ」を使います。

html
コードをコピーする

上記のように書くことで、そのWebページがUTF-8で表示されるようになります。Shift_JISを使いたい場合は「UTF-8」の部分を「Shift_JIS」に変えるだけ。

どんな時にShift_JISが必要？
Shift_JISが必要になる場面は、主に古いシステムやソフトウェアを扱うときです。例えば、昔の日本語の文書や、レガシーなデータを扱うときには、Shift_JISが使われていることがあります。また、社内システムなどがまだShift_JISを使っている場合もあるので、そういう時には注意が必要です。

まとめ：文字コードを理解してトラブル回避！
Shift_JISとUTF-8は、それぞれの特徴を理解して使い分けることが大事です。ほとんどのケースではUTF-8を使うのがベストですが、古いデータやシステムを扱うときにはShift_JISが役立つことも。文字コードをしっかり理解しておけば、文字化けのトラブルも減らせるので、Web制作やプログラミングをもっと快適に楽しめますよ！