新型コロナ長期化時の災害・避難の備え（３）: 葵日記

2020年05月23日

新型コロナ長期化時の災害・避難の備え（３）

コロナの緊急事態宣言が各地で解除されていっていますが
第二派の恐れはまだ残っています。
これに備えることが解除された今行うべきことですね。

コロナ長期化時の「災害・避難時の注意点」として
一応完結の記事になります。

【４】避難所の入退場管理

避難する人はともかく、
できるだけ人の出入り、一時的な増加は避けるべきだと思います。
・訪問する首相以下政府の人
・メディア
・ボランティアの方々
などですが、特に、政府の人とメディアは不要不急ですよね。

（対策）
もし訪問者がいたとしても
できるだけオープンスペースでの面会がよいと思います。

【５】避難長期化で発生するモラルの低下

・感染予防意識の低い避難者
・ルール・社会常識をもたない避難者
これらの人が同じ空間にいることは考えられます。
また常識を持っているひとでも
長い避難生活で疲弊して
モラルが低下してしまうことがあり、
そうなってくると感染拡大の確率が増加してしまいます。

（対策）
・避難所生活ルールの周知徹底
・マスク着用、社会的距離の確保、咳エチケット
・体調不良時の早期申告、定期的な検温（体温計持参）
・ルール違反者に対する措置
自治体の方にお願いすることも入っていますが
もし避難所の担当・サポートをすることがあれば
ぜひ意識していただきたく思います。

まとめ

【１】～【５】までを３回に分けて記事にしました。
事前に用意しておくべきものを列記しておきます。

非常持出袋に以下を追加・増加されておきましょう。
・マスク
・消毒剤
・石鹸
・ラップ
・体温計
・タオル・ペーパータオル

洗う場所、乾かす場所が少ないこともあります。
布マスクの他、使い捨てマスクも多めに。

消毒剤を入れたスプレーボトルと
ティッシュがあれば
携帯電話充電器などの共用部を
消毒してから使用できます。

食事用のお皿にラップをして
食事後はラップを捨てる

社会的距離を確保する
できない場合でも向かい合わないように
意識しておく

毎日検温して異常時は早期申告

できれば、コロナ長期化、第二派時に、
災害・避難所生活、というのは
発生してほしくはないですが、
どの国でもそのリスクはあります。
「自分だけは大丈夫」と思わず、
備えはしておきましょう。
少なくとも精神面にとってはプラスだと思います。