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2021年11月14日

視線でチャンスをつかむ

相手の視線をつかむことは、相手の心をつかむことです。
 人の心をつかむ人がチャンスをつかみます。
 
 会議でも、視線が合っている人が話を振られやすく、真剣に話を聞いている姿勢が伝わるので、周囲から好 
 感を持たれます。

 これは就活生の採用試験のグループデイスカッションでも同じです。5〜6人の初対面のグループの話し合い
 も、自分から発言できなくても、アイコンタクト、相づち、頷きがある学生には、話し手の学生の視線が集 
 まり、意見を求められ安くなります。すると人事担当者の目に留まり、合格しやすくなります。
 視線は種まきと同じです。

 好かれる人は多くの人に視線を投げかけ、信頼関係を芽吹かせ、チャンスをつかみます。
 嫌われる人は視線を落とし、相手を見ていないため種をまいていないのです。
 心理カウンセリングを行う際も、短時間で相手の心を開いてもらうためは、【キャリブレーション】(相手
 の表情や姿勢など言葉以外のサインを観察すること】が基本です。
 視線を合わせることで、相手に安心感を与え、相手の気持ちの変化を表情から読み取ることが出来ます。
 きちんと相手を見ていると(一番言いたいこと≒主訴)をつかめるのです。
 そして、人間は自分事を理解してほしい生き物です。カウンセリングの神様と呼ばれるカール・ロジャーズ
 は、信頼関係を築くうえで【裁こうとするな、理解しようとしろ】といっています。
 理解するためのスタートは相手を見ることです。
 人から好かれ、信頼される人は相手にしっかりと視線を向けています。視線を向けるから、相手の主訴や核
 心部分が聞けるようになり、理解できるのです。
 自分のことをわかってくれる人には、人は心を開くのです。
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現在は73歳でまだ現役で働いています。 マンション管理の清掃と一部管理業務を東京でしています。 元気で笑顔を忘れずに過ごすために健康維持のために、歩くことをこころがけています。
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