こっそりふりーそふと

USBメモリ等にデータを入れて外へ持ち出す際など、他人に見られたくないファイルをパスワード付きの圧縮ファイルにして見れないようにしている人もいるかと思います
しかし、パスワードを付けただけだと、どこかで解読されたり、予測されて中身を見られてしまう事も有り得ます
そういう場合に対応したパスワードの代わりにファイルを指定して暗号化・復号できるソフト「アタッシェケース」を紹介します







ダウンロードはこちらになります

インストール後、起動するとこのような画面になります 初期設定では、パスワードの代わりにファイルを使うことが出来ませんので、オプションタブ→動作設定もしくは、左側にある動作設定を押してください

動作設定を開いたら、左の一番下にある高度な設定を選択し、パスワードに「ファイル」の指定を許可するにチェックを入れることでファイルの指定が出来るようになります

他にも高度な設定からは、暗号化後の拡張子の偽装、パスワード入力回数制限と、入力制限後の入力ミスでファイルの破壊まで設定できます

使い方ですが、暗号化したいファイルをショートカットを含む起動アイコンか、起動状態のアタッシェケースにドラッグアンドドロップ、もしくは起動状態で暗号化を押しファイルを選択することで、パスワード入力画面へ移行し暗号化の準備が始まります

この状態で、パスワードを入力、パスワードの代わりにしたいファイルを入力ボックスへドラッグアンドドロップ（パスワードに以下のファイルのハッシュ値が入力されました。の文字が表示されれば認識されています）のどちらかを選んで設定しOKを押してください

OKを押すと、確認のため、もう一度パスワードを入力してくださいという画面に移ります
ここで、先ほどと同じパスワードを入力しOKを押すことで暗号化ファイルが作成されます
※ハッシュ値が半角32文字以上のものは指定できないようです

復号する際も、暗号化と同じく、ショートカットを含む起動アイコンか、起動状態のアタッシェケースにドラッグアンドドロップ、もしくは起動状態で復号（元に戻す）を押しファイルを選択することで、パスワード入力画面へ移行し復号の準備が始まります

基本的な使い方はこのようになっています
他には、動作設定から圧縮率設定を変えたり、暗号化後の元ファイル、フォルダの削除、復号後の暗号化ファイルの削除等も設定できますので、好みに合わせて変更してみてください
また、フォルダをパスワードの代わりに指定しようとしても、確認のため、もう一度パスワードを入力してくださいの画面でSHA-1ハッシュ値が一致しませんでしたとエラーが出て指定することが出来ませんのでご注意ください