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わらしべ
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2024年09月05日

推しの話C

LIVE2017ワルキューレがとまらない
LIVEのDVDを観て、私は泣いてしまいました。
不覚にも。
泣き崩れるという表現が誇張では無く、肩を震わせ涙が溢れ呼吸は乱れました。


★★★★★★★
中断して補足の説明をします。
ワルキューレのLIVEは、大雑把に言うと2部構成の様な感じになっています。

オープニングから最期の曲までが、第一部。(本人達曰く、「LIVE本編」)
この間の演出は、(アニメキャラの)ワルキューレが現実世界の地球にやって来てLIVEをするという演出構成になっています。
なので、MCにも全て台本が有り、演者もキャラクターとして話をし、パフォーマンスをします。

その後で観客からのアンコールに応じて出て来て、
第二部的なLIVEになります。(本人達曰く、「アンコール」)
曲数は数曲になりますが、代わりにMCは、キャラクターとしてではなく、独りの演者本人として話をします。

2017年当時、マクロスΔの放映終了間もなくにLIVEを開催したのです。
しかし、マクロスΔの評価はかなり低いものでした。
通常のマクロスシリーズ作品であれば放映終了後も映画化や音源発売等で、その後にも展開して何年かファンと共に歩む傾向にありました。
マクロスΔには、放映終了後のその後の告知はありませんでした。

それどころか、LIVE2017の終演後には、マクロスシリーズ新作始動の告知すら出たそうです。
端的に言えば、マクロスΔとそのスピンオフのユニットであるワルキューレへの終了宣言です。

つまり、LIVE千秋楽は、ワルキューレ本人達にとって、『最期の日』でした。
★★★★★★★


LIVE本編の笑顔の中に滲み出る、緊張感・悲壮感。
アンコールでのMCの端々に「最期」を暗示する言葉を無意識に出しながらも、ファンやメンバー達への感謝と『これからもよろしくね。』と言う健気さ。
でも、やはり溢れて止まらない涙と共に紡がれる「最期の」MCと名曲。

LIVEのクオリティーも最高ですが、感情を揺さぶり止まない、ワルキューレと観客の情熱に、

私は今までにない感動を覚えました。
そして、LIVEが奇跡をおこします。

《続く》