2015年09月27日
ディズニー映画イントゥザウッズを見た感想
赤ずきん、ジャックと豆の木、ラプンツェル、シンデレラの登場キャラクターが交錯する大人向けミュージカル調の映画です。
吹き替え版がないのが特徴で、セリフのほとんどは歌に合わせて
ストーリーもブラック要素の強い作品ですね
セリフのほとんどが歌の映画なので、
ミュージカルはちょっと・・と思う方もいるでしょうが
登場キャラクターの心の揺らぎや想いを歌にのせているので
むしろセリフでブツブツ言っていたら変な人になってしまうため
とても効果的だと思います
具体的な感想はこれから見るのを楽しみにしている方も
いると思うので、白文字で書きます。
少々読みにくいですが、反転させて読んでください
以下ネタバレ感想文↓
ジャックと豆の木の主人公は分かりますが、
赤ずきんもちょっと小憎たらしい感じになっていますね。
シンデレラの王子も今回は誠実さに欠ける人物です。
シンデレラは舞踏会が何だか怖い
普通の人が王女になるとなったらやっぱり怖気るものですよね
とても一般的な感覚を持った女性に描かれていて
この映画のシンデレラもとても好感が持てます
童話の通りお姉さん達はひどい目にあっています。
本当は怖いグリム童話で有名ですね
ラプンツェルは弟の王子さまとうまくいく展開です。
やはりとても美しい女性ですね
魔女の子供を愛する寂しい母親の一面も垣間見れます。
子供はいつかは巣立ってしまうのです
空の巣症候群か?最後は再び母親の呪いを受けて消えてしまいますね
パン屋夫婦、特に奥さんは豆と交換させたり王子に心揺れたりします。
夫がありながら誘惑されるかなりドキリとされる場面です。
キリスト教の多い海外でしかもディズニー映画で、ヒンシュクものでは・・
と思ったら、やはり崖から落ちてなくなります
女巨人は優しく迎え入れた男の子に
色々なものを盗まれ夫も奪われ、最後は倒されるという
一番踏んだり蹴ったりされています
少しは謝るか話しをするのかと思ったので驚き
映画全体のメッセージ性としては
親だって間違える、誰しもが間違えるいうことですね〜
みんな善良さを持ちながら、盗んだり不貞や子供を閉じ込めたり放棄したり
人間の複雑さが表現されています。
それから願い事に気を付けること。
思わない形で叶ったり、願いの現実は思っていたのとは違ったり
色々なお話の教訓としてよく描かれていることですね。
結果だけでなく叶うまでの過程や自分や周囲の気持ちを含めて
具体的に思い描くことも大切ですね〜
とても難しいです。
気持ちの良い展開ばかりでないので
何度も見たいなぁという感じではないですが
子供向にはない深さがありました
子供向ディズニーにも必ず悪役はいますが
主人公達自身に悪の面を描くことで人間の嫌な面、複雑さもあれば
希望も感じる作品でした
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