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腹を立てぬ呪文

液体空気で冷却したガラス管の中に息を吹き込むと、息の中の揮発性物質が固まり、無色に近い液体になります。

怒った人の息は数分後管に中に栗色の滓（かす）が残ります。

苦痛や悲哀のときの滓は灰色で、後悔をしているときは淡紅色になります。

その栗色の滓をネズミに注射すると神経が過敏になるそうです。

更に、激しい嫌悪を抱いた人の息で、ネズミは数分間で死んでしまうそうですよ。

1時間、人が嫌悪をしつづけると８０人を殺せる毒素を出し、この毒素は従来の科学の知る限り最強の猛毒となるそうです。


ですから、日頃から怒りっぽい人は、イライラしたときに自分は猛毒製造中だと気付くべきです。　　そう思うと、少しでもイライラしなくなります。


イライラしたときの呪文は、「おんにこにこ　はらたつまいぞや　そはか」です。