2016年06月12日
建蔽率・容積率って??
不動産売買をお考えの場合、今はネット社会なので手元のスマホやPCで物件探しをしますよね。
物件情報を見ていると「建蔽率40%・容積率80%」など見たことないですか?
この建蔽率・容積率って何ぞや??って思ったかたもいるのではないでしょうか。
〇建蔽率とは??
これは「けんぺいりつ」と呼びます。
これは建築面積を制限するもので、敷地面積に対する建築面積の割合を言います。
例えば敷地面積(土地の面積)が100uで建蔽率40%の場合
100u × 40% =40u
上記からこの100uの土地には最大40uまでの建築が可能です。
上で出てきた建築面積とは「建坪」とも言われ、建物を上から見たときの建物の面積になります。
〇容積率とは??
そのまま「ようせきりつ」と読みます。
これは延床面積(各階の床面積の合計)を制限するもので、
敷地面積に対する延べ床面積の割合を言います。
例えば敷地面積(土地の面積)が100uで容積率が80%の場合
100u × 80% =80u
上記からこの100uの土地には最大80uまでのお家が建てられます。
2階建ての場合は1階と2階合わせて最大80u迄ということですね。
尚、容積率は「都市計画法で定められた指定容積率」と「前面道路による容積」があり、
その他にも掘り下げていくと物件によって緩和や制限がある場合がありますので
気になる物件があれば詳しくは不動産屋さんに聞くのが良いでしょう。
建蔽率や容積率は都市計画法で定められている用途地域によって制限が変わってきますが
用途地域については別の記事で。。
新築や中古戸建、マンションをお考えの方はそこまで気にしないかと思いますが
「理想のお家を建てたい!!」という方は土地探しで是非知って頂きたい重要な事です。
ご承知おきを。。
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