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2019年03月21日

オードブルでお得にお買物





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オードブルと聞いて飛んできますた


昨日16日(土)は、のぶくんは37週5日、娘@の保育園の卒園式でした。
ありがたいことに、息子@A、娘Aも同じ保育園です。

産科担当の先生からは行かずに安静にするように言われていましたが、これだけはどうしても外せませんでした。

何しろ、娘@だけでも6年以上(4月生まれなので0歳児クラスを2回しています)、息子@Aから数えると9年以上お世話になり、この後娘Aが更にあと2年お世話になる予定の保育園。
感謝と思い出が溢れんばかりです。

昨夜からお腹の張りが頻繁にあり、胎動が弱いという心配な状況でしたが、もし式中に陣痛や破水があった場合もご迷惑をお掛けしないよう、万全の準備をして臨みました。

予定帝王切開日までに緊急で救急車の中で生まれてしまったら、セカンドオピニオンや転院をしたことも、今の病院で事前に準備してくださったことも、全て無駄になってしまいます。
また、救急車を誰かに呼んでもらうことになってしまったら、式典が台無しです。

保育園の園長先生には、のぶくんの体調が少し悪いため救急車を呼ぶ可能性があることを伝え、一番後ろのドアの横に夫と座らせてもらい、何かあれば2人で対応することにしました。
また、ママ友の中にはご夫婦で今の病院へ勤務している人がいるので、いざとなったら娘@はその方にお願いしようということに。(18トリソミーのことは伝えていないけれど、転院は連絡済み。詳しく説明しなくても必ず力になってくれる友だちです。)



結論。
大丈夫でした!
今も張りはあるけれど、胎動もあります。
よく生きていてくれました。
そして生まれずにいてくれました。

こうして写真を見ると、お腹が小さくなってきたかな?
臨月だから下がってきている?
18トリソミー妊娠にありがちな羊水過多気味ではありましたが、ここへきてお腹が目立たなくなってきたような……。



のぶくん、お姉ちゃん@の人生初の厳粛な式に参列させてくれてありがとう。

次の目標は、来週の火曜日に生きて母さんと父さんに会うことだよ。

その次は小学校の入学式まで元気で……というのは無理だけれど、なるべく痛くなく苦しくない状態で生きていてね。
(だんだんと欲深くなる母でした。)

こうして、目標をひとつひとつ乗り越えていけたらいいなあ。




しかし、娘@、よく泣く!
もうびっくりでした。

今まで悔し涙はよく見てきましたが、悲しい涙や感動の涙はあまり見たことがなく、驚きました。
保育園歴が最も長く、6歳ですが年長さんの中でも「姉さん」「長老」的存在だった娘@。
リーダーシップは発揮するだろうと思っていましたが、あんなに先頭きって泣くとは。
泣き方も「こらえつつもあふれる」という歳不相応な感じで、大人たちの涙腺を容赦なく刺激してきました。

まあ、娘の涙を見る前から(式の説明あたりから)もう泣いていましたが。

ちなみに息子@Aの卒園式の時は、泣いているのは親ばかりでした。

親の感慨は計り知れないものがあります。家庭の事情はそれぞれですが、仕事のために赤ちゃんの頃から長時間預けているという状況は共通しています。
親同士の会話は忙しさのあまり多くはないものの、6年以上苦楽を共にした「戦友」のような連帯感が芽生えています。

自分の子の成長だけでなく、お友だちの成長も胸に迫るものがあるのです。

ところで、今回、意外にも感受性が豊かだということが判明した娘@。
この子は、前の病院でのぶくんの18トリソミー宣告を私と2人で聞いてくれた子です。
そういえば、私が泣いている横で静かに涙を流していました。
私自身が取り乱していたので、娘の涙には無頓着になってしまいましたが、今になって思えばあの涙もただの「母の涙を見てのもらい泣き」ではなく、娘@なりにのぶくんの病気を思い遣っての涙だったのかもしれません。

恐るべし6歳児。

そんなことを夫と話しながら、のぶくんが死んでしまったときには息子@Aだけでなく娘@の心のケアにも気をつけないといけないね、と考え直す機会となりました。

ちゃんと色々なことがわかっているのだなあ。



先述のママ友からいただいたコサージュと、娘@が保育園からいただいたガーベラを、娘@が生けました。
おじいちゃん(私の実父)のお仏壇へ。
シュールです。


午後からの卒園パーティーにも参加できました。
神社の隣にある地域のコミュニティハウス(いざという時の避難所にもなる和室があります)をお借りして、オードブルと親たちの手作りゲームやビンゴゲームなどで楽しみ、別れを惜しみました。
神社で遊ぶ娘@たち↑
狛犬の下で宝の地図を書いています!
このお友だちとは小学校がちがうので、本当にお別れです。
まあ、親は、みんな仕事があるので、涙の卒園式の後でも週明け(明日)から3月末までは通常保育も早朝延長保育もしてくださいます。
ありがたい。
本当のお別れは、今年は3月29日(金)。
4月1日(月)からは、息子@Aが通う学童保育でお世話になります。
小学校の校庭にあるプレハブに毎日通うことになります。


さて、話は卒園パーティーにもどります。
パーティーでは、例の「頑張って“元気な”赤ちゃんを産んでね」コールが凄かったのですが、もうこの言葉には大分慣れ、笑顔対応はもちろんのこと、心底からありがたく応援の言葉を頂戴できるようになりました。
我ながらスキルが上がってきていると実感。
頑張るね!

一方で、未だに苦手な言葉は以下の2つ。

●「少子化に歯止めをかけているね!」
→お国のためではありません。家族計画は非常にプライベートなもの。放っておいてください。
ちなみに世界的に見ると人口爆発中ですよ。

●「将来私(たち)の老後を支えてね!」
→背負わせないで……ていうか、上4人はともかくとして、のぶくんについては無理です。多分あなたより先に死ぬし、生きれば生きるほどあなたの税金を使わせていただく生産性(大嫌いな言葉)のない子を生み出そうとしていますよ。



もちろん笑顔対応ですが、笑顔と裏腹な心の中はこの通りです。
でも、職場に比べるとこれらの苦手発言が少ないのは「戦友」だからこそかな、と思います。

また、後者の「税金」については、今は皮肉っぽく書いていますが、出産後は真剣に向き合うべき問題なのだろうと思います。現代の医療技術と皆さまの税金なくしては生きながらえない命なのですから。
そして息子に積極的治療を施していただき生きながらえさせたいという選択をしたのは私なのですから。


今朝も長くなってしまいました。

皆さまとお友だちにとって、今日というかけがえのない日が、苦しみの少ない穏やかな1日でありますように。

オードブルを知らずに僕らは育った


昨日16日(土)は、のぶくんは37週5日、娘@の保育園の卒園式でした。
ありがたいことに、息子@A、娘Aも同じ保育園です。

産科担当の先生からは行かずに安静にするように言われていましたが、これだけはどうしても外せませんでした。

何しろ、娘@だけでも6年以上(4月生まれなので0歳児クラスを2回しています)、息子@Aから数えると9年以上お世話になり、この後娘Aが更にあと2年お世話になる予定の保育園。
感謝と思い出が溢れんばかりです。

昨夜からお腹の張りが頻繁にあり、胎動が弱いという心配な状況でしたが、もし式中に陣痛や破水があった場合もご迷惑をお掛けしないよう、万全の準備をして臨みました。

予定帝王切開日までに緊急で救急車の中で生まれてしまったら、セカンドオピニオンや転院をしたことも、今の病院で事前に準備してくださったことも、全て無駄になってしまいます。
また、救急車を誰かに呼んでもらうことになってしまったら、式典が台無しです。

保育園の園長先生には、のぶくんの体調が少し悪いため救急車を呼ぶ可能性があることを伝え、一番後ろのドアの横に夫と座らせてもらい、何かあれば2人で対応することにしました。
また、ママ友の中にはご夫婦で今の病院へ勤務している人がいるので、いざとなったら娘@はその方にお願いしようということに。(18トリソミーのことは伝えていないけれど、転院は連絡済み。詳しく説明しなくても必ず力になってくれる友だちです。)



結論。
大丈夫でした!
今も張りはあるけれど、胎動もあります。
よく生きていてくれました。
そして生まれずにいてくれました。

こうして写真を見ると、お腹が小さくなってきたかな?
臨月だから下がってきている?
18トリソミー妊娠にありがちな羊水過多気味ではありましたが、ここへきてお腹が目立たなくなってきたような……。



のぶくん、お姉ちゃん@の人生初の厳粛な式に参列させてくれてありがとう。

次の目標は、来週の火曜日に生きて母さんと父さんに会うことだよ。

その次は小学校の入学式まで元気で……というのは無理だけれど、なるべく痛くなく苦しくない状態で生きていてね。
(だんだんと欲深くなる母でした。)

こうして、目標をひとつひとつ乗り越えていけたらいいなあ。




しかし、娘@、よく泣く!
もうびっくりでした。

今まで悔し涙はよく見てきましたが、悲しい涙や感動の涙はあまり見たことがなく、驚きました。
保育園歴が最も長く、6歳ですが年長さんの中でも「姉さん」「長老」的存在だった娘@。
リーダーシップは発揮するだろうと思っていましたが、あんなに先頭きって泣くとは。
泣き方も「こらえつつもあふれる」という歳不相応な感じで、大人たちの涙腺を容赦なく刺激してきました。

まあ、娘の涙を見る前から(式の説明あたりから)もう泣いていましたが。

ちなみに息子@Aの卒園式の時は、泣いているのは親ばかりでした。

親の感慨は計り知れないものがあります。家庭の事情はそれぞれですが、仕事のために赤ちゃんの頃から長時間預けているという状況は共通しています。
親同士の会話は忙しさのあまり多くはないものの、6年以上苦楽を共にした「戦友」のような連帯感が芽生えています。

自分の子の成長だけでなく、お友だちの成長も胸に迫るものがあるのです。

ところで、今回、意外にも感受性が豊かだということが判明した娘@。
この子は、前の病院でのぶくんの18トリソミー宣告を私と2人で聞いてくれた子です。
そういえば、私が泣いている横で静かに涙を流していました。
私自身が取り乱していたので、娘の涙には無頓着になってしまいましたが、今になって思えばあの涙もただの「母の涙を見てのもらい泣き」ではなく、娘@なりにのぶくんの病気を思い遣っての涙だったのかもしれません。

恐るべし6歳児。

そんなことを夫と話しながら、のぶくんが死んでしまったときには息子@Aだけでなく娘@の心のケアにも気をつけないといけないね、と考え直す機会となりました。

ちゃんと色々なことがわかっているのだなあ。



先述のママ友からいただいたコサージュと、娘@が保育園からいただいたガーベラを、娘@が生けました。
おじいちゃん(私の実父)のお仏壇へ。
シュールです。


午後からの卒園パーティーにも参加できました。
神社の隣にある地域のコミュニティハウス(いざという時の避難所にもなる和室があります)をお借りして、オードブルと親たちの手作りゲームやビンゴゲームなどで楽しみ、別れを惜しみました。
神社で遊ぶ娘@たち↑
狛犬の下で宝の地図を書いています!
このお友だちとは小学校がちがうので、本当にお別れです。
まあ、親は、みんな仕事があるので、涙の卒園式の後でも週明け(明日)から3月末までは通常保育も早朝延長保育もしてくださいます。
ありがたい。
本当のお別れは、今年は3月29日(金)。
4月1日(月)からは、息子@Aが通う学童保育でお世話になります。
小学校の校庭にあるプレハブに毎日通うことになります。


さて、話は卒園パーティーにもどります。
パーティーでは、例の「頑張って“元気な”赤ちゃんを産んでね」コールが凄かったのですが、もうこの言葉には大分慣れ、笑顔対応はもちろんのこと、心底からありがたく応援の言葉を頂戴できるようになりました。
我ながらスキルが上がってきていると実感。
頑張るね!

一方で、未だに苦手な言葉は以下の2つ。

●「少子化に歯止めをかけているね!」
→お国のためではありません。家族計画は非常にプライベートなもの。放っておいてください。
ちなみに世界的に見ると人口爆発中ですよ。

●「将来私(たち)の老後を支えてね!」
→背負わせないで……ていうか、上4人はともかくとして、のぶくんについては無理です。多分あなたより先に死ぬし、生きれば生きるほどあなたの税金を使わせていただく生産性(大嫌いな言葉)のない子を生み出そうとしていますよ。



もちろん笑顔対応ですが、笑顔と裏腹な心の中はこの通りです。
でも、職場に比べるとこれらの苦手発言が少ないのは「戦友」だからこそかな、と思います。

また、後者の「税金」については、今は皮肉っぽく書いていますが、出産後は真剣に向き合うべき問題なのだろうと思います。現代の医療技術と皆さまの税金なくしては生きながらえない命なのですから。
そして息子に積極的治療を施していただき生きながらえさせたいという選択をしたのは私なのですから。


今朝も長くなってしまいました。

皆さまとお友だちにとって、今日というかけがえのない日が、苦しみの少ない穏やかな1日でありますように。
タグ:オードブル
posted by umaiosetidayo at 09:24| オードブル
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