ずっと思っていた事がありまして。
長文ですが子供がいる方、子供を産む予定のある方は出来たら読んでいただければと思います。
恐る恐るFacebookに投稿したら
知らなかったとたくさん反応いただけたので、
やっぱりいろんな人に知ってもらえたらと思い、投稿します。
私は21歳の時に伝染性単核球症(略して伝単)というEBウイルスの病気になりました。
最近声優の松来未祐さんがEBウイルス感染で亡くなった話が話題になっていました。
詳しくはこちら→
病名は違えど感染したウイルス、症状も同じでとても気になっていました。
私がかかった伝染性単核球症は通称キス病というものでかかった事がある人も知ってる人も多いと思います。
これが悪化、半年以上症状が続くと慢性活動性EBウイルス感染症になり松来さんのように死に至る場合があります。
EBウイルスというのは唾液から感染するウイルスだそうです。
子供がいる方やお年寄りも発症する事もあるそうで、どんなタイミングで感染発症するとかはわからないと言われました。
通常は一種のウイルスが発症して起こるそうですが、私の場合は10万人に数人とかの珍しい感染の仕方でEBウイルスとサイトメガロウイルスの二種かかって発見が遅くなりました。
最初は風邪の診断が数件続き、たらい回しにされて熱が40度越えて下がらなくなって気絶した時に担ぎ込まれて、ここでも風邪の診断、翌日倒れてようやく血液検査をする事になり、白血球の数が異常だって事で白血病かもしれないと言われました。
本当、こんな感じで最初は風邪のひどい症状に似てるからわからないようです。
そのあとしばらくしてからちゃんと病名やウイルス名もわかったのですが、とにかく合併症状がひどくて精神的にも内臓的にも死にそうなのにいっそ死にたいと思うほどキツかった。
もっと発見が遅くなってたら死んでたよってお医者さんに言われました。
本当に運が良かった。
軽く済んでしまう人もいるしこんな風に重い人もいるようです。
今は完全完治していますが、血液の病気でもあるのでそれまでかなり丈夫に育ててもらって病気知らずだった体がだいぶ病弱になった気がします。
長くなってしまいましたが
どうして子供がいる人に読んでもらいたかったかと言うと、
この病気を通してずっと言おうか迷っていた事があって。
このウイルスは唾液から感染するので(キスもそうだけどくしゃみとかペットボトルの飲み回しとかでもなるそうです)
普通は幼少時母親の口移し(ごはんを噛み砕いて柔らかくしたり魚の骨を口でとったりとか)から感染して免疫が出来てくるそうです。
大人になる前に90%以上の人が免疫が出来るとか。
乳幼児に感染しても症状は現れないそうなんですが思春期や成人期に感染、発症すると松来未祐さんや私のように重症化する事もあるそうです。
私の感染発症した原因はよくわからなかったんですが(小動物にかじられたのが原因かとかも言われたりしたけどたぶん違う、回し飲みも口移しもキスも全部幼稚園の時にはすでにしてるはず)
キス病なんて言われててキスで感染する事が一般と言われているから
他の患者さんがいる前で医師に"最近初めてキスしました?"とか大声で聞かれたり、伝単になったと言ったらからかわれた事があってあまり人に言いたくありませんでした。
10年前はなんかちょっと恥ずかしいような、よくわからないけどそんな風に感じられてる印象を受けてしまったんですよね…
そんなんだから親にも病名は数年経つまで言えませんでした。
それにせっかく丈夫に育ててもらったのにここまでの原因を見たら幼少時に免疫つけられなかったのが原因だと、病名を伝えるだけでなんだか親をせめているような気がしてしまい…
子供を産む友人知人が増え、自分自身も子供に美術を教える機会が増え
一緒に過ごす事が多くなってきたのですが
みんな虫歯菌がうつらないようにと軽いキスも我慢したり、同じお箸をかたくなに使わないようにしている人がほとんどでした。
でもそれを完璧にやってしまうとEBウイルスの感染がなくなり免疫をつくる機会が一切なくなってしまいます。
ということは大人になってから感染、発症したらこの子は伝染性単核球症やEBV感染症にかかってしまうかもしれない。
これはこの病気の事、ウイルスの事、言った方がいいのかな?でも他所様の子育ての仕方に口を出すのもいけないし大袈裟だろう。
今こうして口移しは悪とされているのは育児の仕方が変わってきているからなのだろう。
と思って特にお母さん達にも誰にも言ってきませんでした。
でも松来未祐さんの記事を読んで、
やっぱり虫歯菌や口移しの事がものすごく気になってきたんですよね。
関連付けて考えてる人っているのかなと考えてこちらも調べたらまとめている人もいました。
やっぱりこの事で免疫が出来ずに病気になる人が増えているそうです。
そしてfecebookでコメントもたくさんいただきましたが
この病気にかかってから子供を育てた方は昔ながらの口移しなどで免疫をつくるようにしたそうですが虫歯なしの健康体に育ったそうです。
自分には子供がいないので説得力がなく余計に言えなかった事なので、このコメントは心強いと思います。
そして同じくニヤニヤとおもしろがられて恥ずかしい思いをした人も
両親に申し訳ないと思っていた人もいました。
地獄のようにつらかったといいます、地獄のようにつらい症状なのです。
症状を詳しく書くとさらに長くなるので興味のある方は最初の松来さんの記事を読んでいただけると幸いです。でもね、あの記事もわかりやすいようにさらっと書いてあるけどあんな一言で伝わるようなもんじゃない辛さなんです。
なぜこんなに深刻な病気を医師すらもおもしろがるのかまったくわからない。
これを伝単ハラスメントと呼びたいくらい。
自分が友人の子供や生徒達と接する機会が多くなったからこそ余計にいつも思っていた事でした。
子育ての仕方はそれぞれなのでやっぱり私がどうこう言える事じゃないですが、気にして口に触れない人の多さを見ているとこの事を知らない人も多いだろうと思います。
ちょっと斜めな感じ方かもしれませんが。
でも松来さんの事で再びこの病気の怖さを知って、もっとこのウイルスの事、こういった病気があるという事を知っておいてもらえたら。
そして伝単を知ってる人もEBウイルスと虫歯菌を結びつけている人がいなかった、調べたら世間的にもこの事を考えている人が多くなさそうだったから。
お節介と思って…でも口移しとかを気にしている様子を見ているとこれまでの育児を否定してしまうような気がして、でも黙ってるのがいつも罪悪感で…
でもでもばかりで子供との接し方の正解はわからずじまいです。
じゃあなにを優先したらいいのってなるけどそういう可能性がある事、そこからなにを信じるか、選ぶかをする判断材料のひとつとして考えてもらえたら幸いです。
虫歯やピロリ菌などを気にしすぎてしまうと免疫力をつける機会を失ってしまう可能性だけでも知ってもらいたいです。
私には医療の専門的な知識はなにもありません、経験を結びつけて考えた日記です。
小児科、歯医者さんでは場所によっては一般的らしいので聞いてみるといいかもしれません。
ご意見様々なのも承知です。偉そうにすみません。
子供への口移しの事もそうだけど
万が一大人になって発症した時にもこんな病気の可能性があるっていう事も知ってほしいです。
大袈裟かもしれないんだけど。
長々と失礼しました。
追記
じわじわ拡散されて2日で5000人くらい読んでくれたようです、あまりの拡散ぶりにびっくりしています。
今は口移し絶対的悪風習が見てわかる世の中だったので叩かれるのは覚悟していましたが
今のところ叩かれることはなくみんな
知らなかったとか勉強になったとか調べて夫婦で考えるとか
そんな事を言ってくれていました。
やっぱりキス病とか名前おもしろーいうけるーって言ってる人はいたんだけど、思春期には本当にそれがキツイのでやめてもらえるとありがたいです。
コメントくれた人もみんな通称名が恥ずかしくて、そういう人がいるから隠したかった、バレるのが不安だったと言っていました。
母親から不潔、恥ずかしい、と言われた人もいました。
感染経路は本当に様々なのに、直結して性的な目で見る人が多すぎるんです。
だからこの病気やウイルスが周知されないんだろうと思います。
聞くだけで泣けてくる、あんな地獄みたいな病気なのにものすごく悲しいし悔しい。
そして完治しても後遺症に悩まされる人もいました。
肝臓、血液、抵抗力免疫力の低下、直接的ではなくても常に体調が良くない、病気にかかりやすくなった、など。
私もウイルス抵抗がなくなったのかその後別ウイルス感染や帯状疱疹にも3回なりました。
ウイルスに弱くなるのでしょうか。
10年も前にかかった病気だし、通称名もあんなんだし、ものすごく迷って書いたけど
みなさんが読んでくれて、コメントくれたおかげでもっと公に発信した方がいいのかも思えました。
結果よかったんだなとものすごく思えました。
本当に本当にありがとうございます。
追記の追記 6月5日
この文章がツイッターで拡散されて今日まで30万人くらい読んでくれたようで吐きそうなくらいのプレッシャーなんですが
今日また勢いよく拡散され始めてなにかと思ったら顔写真付きで知らない人がURLをつぶやいていました。
顔は関係ないからやめてくれよと思いつつ、
そこから叩くまではいかないけどやはりこの考えは軽薄だとおっしゃる方がいましたので改めてお伝えしますが、
私には医療知識は一切ありません。
自分がかかった病気の経験に基づいて可能性を考えた結果を書いただけなので気になる方は専門知識のある方に尋ねていただけますと幸いです。
稚拙な文章で申し訳ありません。
可能性があると考えただけで無責任な事を言っているのも解っておりますが、
松来さんの事もあり同じような思いをする人が少しでも減るようにと思って書きました。
こんな病気があるという事、子育ての選択肢のひとつとして受け止めていただきたいです。
何度も念押しすみません。
2018年9月追記
神奈川の大河原歯科さんに紹介していただきました。長い間「虫歯菌の母子感染予防の指導」≒「口移しの禁止」 に疑問を抱いていたそうです。
より周知され、考えるきっかけになる事を願っています。
きゃねこ
こんばんは!
眞田丸です
今日も1ヶ月になりたての娘とお散歩にいこうとしたら、
娘、自分の出したしゃっくりにビックリして泣き出すもので、1分で帰路につきました。
思い通りにはいかへんのが育児キャー!
さて!
先日妊娠している友人から
「かおりんのブログを読んで、次に何が起こるか想像しているよ」と、メールをもらいました。
まじか。
う、うれしい…
私なんぞの情報が役立っているなんて奇跡的。照
ということで、
きょうはそんな友に捧ぐまとめを書かせてください。
題して、
「新生児期、リアルに使いまくったグッズまとめ ※個人の感想です」です。よっ!お節介!ワー!!(歓声)
赤ちゃん待ちのパパさんママさんはもちろん、出産祝いに迷われている方も参考にしていただけると嬉しいです
(メッッチャ長いので興味ない方はまた明日です!)
早速、行ってみよう!
お乳編
・哺乳瓶(新生児用)
→吸い口3種。うちは飲んでも60-70mlくらいなので大きさはこれで十分でした。
完全母乳を諦め、夜間はミルクをあげるようになったので大活躍。日々お気に入りの吸い口が変わる
・調乳ポットと哺乳瓶の除菌BOX
左:調乳ポット
→お湯が勝手にミルクの粉を溶かす温度になる。(一度沸騰してから70度に下がる)神か。
自分のお茶を入れるときにも便利ですw
右:レンジで簡単!除菌BOX
→哺乳瓶を使う方にはマストアイテムかと。
洗った哺乳瓶を入れて少し水を入れ、500wで5分チン!で、除菌完了楽すぎ。
オムツ編
・新生児サイズ用オムツ(1ヶ月で300枚使用。これこそ赤子による)とお尻ふき
→先輩パパさん・ママさんが、こぞって出産祝いとして贈ってくださったのが、オムツでした。大感謝。
中には割と大きいダンボール1箱分(200枚)送って下さった方や、少し大きくなったときのことを見越してSサイズ&Mサイズを送って下さった方も。
贈り物のプロである…!︎
・ペット用トイレシート
→ママ考案!赤ちゃんはオムツ替え中にピューっと噴水おもらしすること多々。それをキャッチしてくれる便利グッズ。
寝る編
・「おやすみたまご」(授乳もできるベビーベッド)
→以前も紹介した愛用アイテム。色んなものに寝かせているけれど、この上が一番、寝る。
ありがたいたまご。回しもんじゃあないよ。
お風呂編
・沐浴用プール
→安いのにほんまに大活躍!!!首が座るまでは使う予定。
・沐浴用泡ソープ
→便利。沐浴液も買っていたけれど、どちらかでいいらしい。(わたしは沐浴液使ってない)
お世話編
・爪切り
→赤子は爪が伸びるのが鬼速い。顔引っ掻くので必須!ハサミタイプのものを毎日使ってます。
・クリーム系
→風呂上がりに塗ってあげないと、肌がすぐ粉を吹きます。足の甲とか。マストです。
はぁはあ。
まだまだある気がするけれど、
これらは毎日欠かさず使っているものです。
友よ!参考になったかしら‥!
眞田丸はすべての妊婦さんと、
妊婦さんを支える旦那さんを応援しています(CMでよく聞くやつ)
それではまた次回
眞田丸。
\マタニティ&ママブログがニュースに!/