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2023年03月13日

舞台観劇 カラフル 配信

あらすじ


一度死んだはずの「ぼく」の魂がホームステイ!?
天使が「ぼく」に向かって「おめでとうございます、抽選に当たりました」と言ってくる
「前世での過ちを償う」ために下界で誰かの体に乗り移って「修行」を行わなければないらしい
天使はこれを「ホームステイ」と呼んでいる
一度は辞退を申し出たが、結局「ぼく」の魂は「小林真」という中学3年生の少年に乗り移り、「修行」が始まることとなるーー

ーーーーー  「朗読劇 カラフル」公式ページ参照(http://colorful.otonapro.com/

感想


今回は配信で観劇しました。
私の大好きな森絵都さんの作品である『カラフル』
そしてこれは私のバイブルといっても過言ではありません。中学生の時は、自分で脚本して文化祭にて上演。それくらい思い入れのある作品なんです。
初めてこの本を読んだときは衝撃を受けました。思春期真っ只中で色々壁にぶち当たってしまい、たくさん悩んでいた時期にとても支えになった本でもありました。感情移入をしすぎて泣いたのを覚えています。

そして今回はそれを朗読劇にて上演という情報を受け、どうしても会場で見たかったのですが、予定が合わず断念せざるを得なかったので、配信で我慢することにしました(涙)

小学生の時に、「注文の多い料理店」で朗読劇をしましたが、朗読劇というものの正解がよくわからないので、いまいちどんなふうに仕上がるのか想像できませんでした。

台本を読みながらというのはとて新鮮なもので、ただセリフを読むだけの素人劇とは全然違い、言葉一つ一つに気持ちが込められているのが伝わって、本を読んだ時と同様に泣いてしまっていました。

人生とは思っている以上に『カラフル』なんだと改めて気付かされました。
当時、「小林真」と自分を重ね合わせ、彼とともに新しい発見をし、成長をした作品でもありました。
人生疲れてしまうことなんて多々あります。そうゆうときに大事なことを忘れがちです。それを思い出させてくれるのが『カラフル』
改めて素敵な作品に出会えたなと感謝な気持ちでいっぱいになりました。

そして、あの時からたくさん成長したはずなのに今でも新たな発見と共感がありました。

素敵な作品をありがとうございました。この一言に尽きます。




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