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2015年05月04日

真空状態で破裂

生物が真空状態に置かれると、肺が破裂したり目玉が飛び出したり血液が常温沸騰して体が破裂する、というもの。実際には体内の空気やガスは口や肛門から排出され、血液も血圧により常温沸騰には至らず、破裂することはない。これらは動物実験でも実証されている。またソユーズ11号の事故の際の搭乗員の死因は窒息であり、噂のような事象は起こっていない。
深海から魚を急激に引き上げると、消化管内の微量な発酵ガスなどの膨張によって口から内臓が出たり目が外側に張り出したりする事象からの発想だと思われるが、水深10m毎に1気圧増加する水圧と比べ真空状態のそれは極めて少ない減圧である。
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