2021年02月17日
CMSとは?ホームページ制作に必須かどうか
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CMSとは?ホームページ制作に必須かどうか
CMSとは「Contents Management System」の略で、Webサイトの管理や更新ができるシステムのこと。
ホームページを構成する要素には文章や画像だけでなく、HTMLやCSSなどの難しいコードもあります。
CMSはこれらの専門知識を必要とする部分をシステム側に制御させ、簡単にホームページを制作・更新してくれる便利なツールなのです!
ホームページ制作は外注している企業も多いですが運用までも外注すると高くついてしまいます。
そこでCMSを利用して、企業内でホームページを運用するところが増えてきました。
必ずしもホームページ制作にCMSは必須ではありませんが、あると便利であることは間違いありません。
CMS導入のメリット・デメリット
メリット:すぐに導入すべき場合
CMS導入のメリットはたくさんあります。
自分がWebサイトを管理・更新することをイメージしながら確認しましょう
安価でWebサイトの運用ができる
最初からHTMLなどを使ってホームページを作ろうと思ったらサーバーの購入費、機材の準備、技術者の雇用などの準備段階で数百万はかかります。
それと比べてクラウドとオープンソースはかなり安価です。
クラウドで初月費用などで数万〜十数万、オープンソースなら初期費用無料だったり、システム自体が無料で、かかるのはサーバー代のみというCMSも!
テンプレートがあるため難しい知識は不要
HTMLやコードの知識がなくても簡単にWebデザインができるのがCMSの強み。
テンプレートがあれば統一感を持たせることができるため、サイト内の別ページに飛んでもユーザーが混乱することが少ないです。
独自のデザインにしたいときもコードをコピペするだけでOKという場合も。
コンテンツを一元管理できる
コンテンツを一元管理できるため、システムをひらけば文章・写真・動画・SNSなどすべての管理ができるためとてもラク!
レイアウト崩れやリンク切れ、その他のトラブルなどにも自動で対応してくれるため困ることが少ないです。
SEO対策ができる
近年はWebサイトがどれくらいSEO対策できているかも集客に大きく響くようになりました。
SEOにも対応できるCMSが増えているため、自分でアレコレと準備する必要がありません。
複数のWebサイトを管理できる
CMSの中には同じシステム内で複数のドメインを管理できるものもあるため、複数のWebサイトをまとめて管理することが可能です。
また複数のユーザー登録ができることもあるため、管理者、編集者、寄稿者などの役割分担ができ、業務フローがスムーズになるのも魅力的。
インターネットに接続できればどこでも利用可能
インターネット経由で利用するクラウド型や、レンタルサーバーにインストールして利用するオープンソース型はインターネットに接続さえできればどこからでもシステムが使えるようになっています。
つまり時間、場所、デバイス(端末)に縛られることがないのです。
CMSを導入するだけでこれだけの恩恵を受けられます。
- 安く、だけどおしゃれなデザインでホームページを作りたい
- 何人かの担当者ででホームページを運用したい
- 難しいことはよくわからないから簡単に管理できるものがいい
上記の場合に当てはまるのなら、今すぐにでもCMSを導入すべきだと言えるでしょう!
デメリット:導入は検討した方がいい場合
続いてCMSのデメリットも見ていきましょう。
メリットにばかり気を取られるのではなく、デメリットの把握も重要です。
セキュリティに不安がある
自社で管理するわけじゃないため、セキュリティに多少なりとも不安があります。
最近ではCMSを利用したWebサイトを狙うサイバー攻撃も増えており、攻撃されるとウィルスに感染したりWebサイトがダウンしたりと大変です。
セキュリティソフトのインストールなど、自分で対策できるところはしっかり対策しておきましょう。
機能が限られている
「こんな機能があればいいのに…」と思っても自由にカスタマイズできる範囲が限られているため、自分の要望すべてを叶えることはできません。
CMSは決まったレイアウトやデザインでコンテンツを制作していくので、特に変則的なレイアウトなどを必要とするキャンペーンサイトには不向きです。
メリットに比べてデメリットは少ないですが、かと言って無視できるものではありません。
CMSの導入についてもう少し検討した方がいい場合として次の点が挙げられます。
- 大切な顧客名簿を利用するなどの理由でセキュリティを強化したい
- 何にも制限されずさまざまな機能を取り入れたい
- 変則的なレイアウトのWebサイトにしたい
- 予算は惜しまない、金銭的余裕がある
セキュリティを強化しつつとことんこだわりたいという場合には、CMSではなく制作会社に任せるか自社でWeb制作の専門知識を持った担当者を雇用した方がいいかもしれません。
Webサイト管理ならコレ!CMSのタイプ
前項でも出てきましたが、単にCMSと言っても「クラウド型」「オープンソース型」「パッケージ型」の3つのタイプがあり、それぞれ特徴や使い方、金額が異なります。
それではそれぞれのタイプを見ていきましょう!
クラウド型
クラウドサービス事業者が所有するプラットフォームを通じて、ネット上にホームページのデータを置き、そこから管理や更新をするタイプのことをクラウド型と呼びます。
機材の用意は不要で導入の初期費用もそこまで高くないため、スピーディーな導入が可能!
データが保管されているクラウドに接続できればどのパソコンからでも利用できるため、複数人で運用したいときなどに便利です。
オープンソース型
「ブログエンジン型」とも呼ばれているこのタイプは、主にブログ向けに制作されたCMSです。
ブログと言ってもアメブロやライブドアブログのようないわゆる「ブログ風」のデザインに限らず、企業ホームページ向けに自由にカスタマイズすることができます。
レンタルサーバーと契約してCMSのシステムをインストールして利用するため、自分でサーバーや専用のパソコンを用意する必要もありません。
また金額もかなり安く、月々1,000円のレンタルサーバー代だけでホームページが持てる場合も。
パッケージ型
ホームページ制作のための機能、運用・管理をするための機能などが詰まったパッケージを購入、パソコンにインストールして利用するタイプのCMSがパッケージ型です。
最初に購入が必要なため初期費用が高めですが、上記2つの比べてカスタマイズの幅が広かったり、サポートが充実していたりと便利。
CMSって?ホームページに導入するメリットとCMSのタイプ解説まとめ
CMSがあるだけでホームページの管理はかなりラクになり、人件費などの削減や他の業務に回す時間も確保できるようになります。
これからCMSの導入を考えている人はしっかりとメリットとデメリットを把握し、CMSのタイプを比較した上で検討してください。
ホームページ制作を外注して更新を自社で行う場合、制作会社の中にはCMSのサービスがついているところも多いので一度確認してみましょう!
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