2024年11月03日
「ユニクロ」 杉本貴司
ユニクロの柳井さんの、創業から現在に至るまでの歴史を
詳細にまとめたもの。
著者の杉本さんの筆の力によるものだが、
経営者、柳井正さんの実行力に感化されて、
力が湧いてくる。
随所に散りばめられた、
時代を象徴するエピソードも、
明快かつ簡潔にまとめられていて、
つい引き込まれて、
ページの隅を折り曲げてしまう。
ラグビー慶應vs同志社戦の「幻のスローフォワード」
は、同窓生の松永くんにまつわるものなので、
この話題が飛び出した時は、
なんでユニクロの本にこの話題が、、、
とびっくりした。
村上春樹の「壁と卵」のスピーチも
早速YouTubeでチェック。
あの状況で、伝えられた内容は、
流石に練りに練られたものだと思った。
でも、村上さん、意外と英語の発音はイマイチ、、、
なんて言ったら、叱られてしまいますね、すみません。
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柳井さんは、本当に世界一を目指していたんだ、
そしていっぱい失敗して、
それでも歩み続け、
「ユニクロ」とは何か、を問い続け、
その都度進化を繰り返してきたんだ。
本当にすごい経営者というのは、
企業の規模に関わらず、
周りの人たちを動かすものなんだ。
数年前に読んだ
『一勝九敗』を本当に自で行く人なんだ。