2022年01月08日
東海・北陸 R02-058
第1欄の記述は、衛生害虫の防除を目的とする殺虫剤の成分に関するものである。第1欄の作用機序を示す成分は第2欄のどれか。
第1欄
殺虫作用は、アセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)と不可逆的に結合してその働きを阻害することによる。この殺虫成分は、ほ乳類や鳥類では速やかに分解されて排泄されるため毒性は比較的低い。ただし、高濃度又は多量に曝露した場合(特に、誤って飲み込んでしまった場合)には、神経の異常な興奮が起こり、縮瞳、呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れるおそれがある。
第2欄
1 フタルスリン
2 フェニトロチオン
3 プロポクスル
4 ディート
5 オルトジクロロベンゼン
〜解答・解説〜
2 フェニトロチオン
有機リン系殺虫成分。
第1欄
殺虫作用は、アセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)と不可逆的に結合してその働きを阻害することによる。この殺虫成分は、ほ乳類や鳥類では速やかに分解されて排泄されるため毒性は比較的低い。ただし、高濃度又は多量に曝露した場合(特に、誤って飲み込んでしまった場合)には、神経の異常な興奮が起こり、縮瞳、呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れるおそれがある。
第2欄
1 フタルスリン
2 フェニトロチオン
3 プロポクスル
4 ディート
5 オルトジクロロベンゼン
〜解答・解説〜
2 フェニトロチオン
有機リン系殺虫成分。
タグ:殺虫剤
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