2022年01月03日
首都圏 R02-119
一般用医薬品の安全対策に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 一般用かぜ薬の使用によると疑われる間質性肺炎の発生事例が報告されたことから、厚生労働省は、一般用かぜ薬全般について使用上の注意の改訂を指示した。
b 塩酸フェニルプロパノールアミンが配合された一般用医薬品による偽アルドステロン症等の副作用症例が複数報告され、厚生労働省から関係製薬企業等に対して、代替成分としてプソイドエフェドリン塩酸塩等への切替えが指示された。
c 慢性肝炎患者が小柴胡湯を使用して間質性肺炎が発症し、死亡例はなかったものの重篤な転帰に至った例もあったことから、厚生省(当時)より関係製薬企業に対して緊急安全性情報の配布が指示された。
d 解熱鎮痛成分としてアミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用で死亡事例が発生し、厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、製品の回収が要請された。
〜解答・解説〜
a 正
b 誤 偽アルドステロン症→脳出血等
c 誤 間質性肺炎発症による死亡例もあった。
d 正
a 一般用かぜ薬の使用によると疑われる間質性肺炎の発生事例が報告されたことから、厚生労働省は、一般用かぜ薬全般について使用上の注意の改訂を指示した。
b 塩酸フェニルプロパノールアミンが配合された一般用医薬品による偽アルドステロン症等の副作用症例が複数報告され、厚生労働省から関係製薬企業等に対して、代替成分としてプソイドエフェドリン塩酸塩等への切替えが指示された。
c 慢性肝炎患者が小柴胡湯を使用して間質性肺炎が発症し、死亡例はなかったものの重篤な転帰に至った例もあったことから、厚生省(当時)より関係製薬企業に対して緊急安全性情報の配布が指示された。
d 解熱鎮痛成分としてアミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用で死亡事例が発生し、厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、製品の回収が要請された。
〜解答・解説〜
a 正
b 誤 偽アルドステロン症→脳出血等
c 誤 間質性肺炎発症による死亡例もあった。
d 正
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