2022年01月02日
北海道・東北 R02-119
一般用医薬品に関する安全対策についての以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 一般用かぜ薬の使用によると疑われる間質性肺炎の発生事例が報告されたことを受けて、2003年、厚生労働省は一般用かぜ薬全般につき使用上の注意の改訂を指示した。
b 小柴胡湯とインターフェロン製剤の併用例による間質性肺炎が報告されたことから、小柴胡湯については、インターフェロン製剤との併用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされた。
c プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された一般用医薬品による脳出血等の副作用症例が複数報告されたことを受け、厚生労働省から関係製薬企業等に対して、使用上の注意の改訂について指示がなされた。
d アンプル剤は他の剤形(錠剤、散剤等)に比べて吸収が速く、血中濃度が急速に高値に達するため、通常用量でも副作用を生じやすいことが確認されたことから、1965年、厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、アンプル入りかぜ薬製品の回収が要請された。
〜解答・解説〜
a 正
b 正
c 誤 プソイドエフェドリンではなく塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)についての記述。
d 正
a 一般用かぜ薬の使用によると疑われる間質性肺炎の発生事例が報告されたことを受けて、2003年、厚生労働省は一般用かぜ薬全般につき使用上の注意の改訂を指示した。
b 小柴胡湯とインターフェロン製剤の併用例による間質性肺炎が報告されたことから、小柴胡湯については、インターフェロン製剤との併用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされた。
c プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された一般用医薬品による脳出血等の副作用症例が複数報告されたことを受け、厚生労働省から関係製薬企業等に対して、使用上の注意の改訂について指示がなされた。
d アンプル剤は他の剤形(錠剤、散剤等)に比べて吸収が速く、血中濃度が急速に高値に達するため、通常用量でも副作用を生じやすいことが確認されたことから、1965年、厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、アンプル入りかぜ薬製品の回収が要請された。
〜解答・解説〜
a 正
b 正
c 誤 プソイドエフェドリンではなく塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)についての記述。
d 正
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